2026年06月18日

広島で民泊・無人ホテルの視察をさせていただき、気付きを得た話。

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昨日は広島方面で宿泊施設をやっている大家さん仲間の方に運営中の宿泊施設を

見せていただいたり、ご飯を食べたりして過ごしました。地方民泊もいいですね!



民泊に関してネガティブな報道が増え、条例で民泊禁止にすることを容認する動きも

観光庁から出てきました。宿泊のメインターゲットである外国籍の方の一部が

マナーを守らない(マナーを理解しておらず?)、というメディアの報道が

民泊全体の問題としてクローズアップされているような印象もあります。

大部分の民泊では大きな問題は起こっていないだろうと考えている私としては、

ちょっと残念な動きだと思います。少なくとも私の周りで民泊をしている人が、

こういった問題に巻き込まれているのは見たことがないです。



とはいえ、住民の方の感情も逆に理解できるところはあると思っております。

嫁ちゃんは民泊が近くにあったら嫌だと言っており、家の近くに民泊をやれそうな

チャンスがあった時も、相談したら絶対にやめてほしいと拒否されてしまいました。

私は正直全く気にならない鈍感なタイプなのですが、一般的な感覚としては嫁ちゃんの

持つ感想の方がメジャーなのでしょうね。



これまでただの住宅街だったところに旅行者が急に宿泊しはじめることへの違和感は

当然あると思います。事業として取り組んでいるわけでもない近隣住人の方からしたら

何もメリットがないことで面白くないのもごもっともでしょう。ましてや実際に

大なり小なり問題が出てきているのであればなおさらです。



国としては民泊をどんどん推進していきたいけど、この活動による受益者ではない

住民の方からの、静かな生活環境を守りたいという声に配慮した政策を取り入れつつ

共存できる道を進もうとしているのかもしれません。まあ本当の国の考えなんて

私にはわかりませんので、勝手な想像ですけど。



ただ、こういった状況って、あくまで東京や大阪といった大都市圏だけだと思うんです。

地方都市ではそもそもそんなに民泊件数が多くなく、問題になるレベルに達しては

いないのではないかという気がしています。札幌レベルの都市でも、民泊による

そういった問題が起きているとは、私自身は聞いたことはありません。



昨日いろいろと見せていただいた民泊(旅館業法を取得されているとのことだったので

厳密には民泊とは違いますが、便宜的に「民泊」と書かせていただきます)の視察で、

そういう見解の裏付けが得られた気がします。



昨日はお友達大家さんのご厚意で、ご自身が運営されている民泊物件を3つほど

見学させていただきました。広島市内中心部で2件、県内市部で1件です。



県内市部の方は、元々事務所として使っていた物件を、民泊に転用しようとして

現在工事を進めているというものでした。こちらの市内では、まだ民泊(旅館業法?)の

申請が出ている物件が市内全域で2件くらいしかないようなお話をされていました。

そこに宿泊需要はあるのか?という疑問もあったのですが、工事で長期滞在する人が

割と多く、ホテルの稼働率はかなり高い水準になっているのだそうです。

そういうところを狙っていけば、ほとんど使ってない事務所にしておくよりは

いいのではないか、という目論見で開始するということでした。



確かに、使ってないならそうした方がいいかもしれませんね。私自身も、事務所として

使おうと思っていた東京10棟目の薄いビルがありますが、サラリーマンをやっている

間は活用の機会が少ないだろうと思って、大した儲けにはなりませんが、貸会議室や

レンタルスペースという形で活用しております。それと似たような感覚なのかもと思うと

割と納得のいく話だなと思いました。



そして広島市中心部での民泊。片方は広島駅徒歩10分圏内で、10人まで可能。

オープンしたばかりで価格は抑えめですが、近隣のライバル物件を定点観測していると

将来的に1日あたり平均して6万くらいは取れるのではないかという話でした。

それは生唾ゴクリものですね・・・。



お部屋はアクセントクロスなどを使っておしゃれに作られておりました。

お風呂などは既存を活用しているのと、オーナーさんご自身がDIYで労働力投入を

できる人だというのもあり、リフォームも割安に仕上がっているなあと感じました。

LDKっぽいお部屋以外は全部ベッドが敷き詰められている普通の民泊スタイル。



昔から持っていた物件なのかと思いきや、昨年購入したということでした。

価格も頑張れば現金で買えなくもない金額。実需の観点で見ると難がある物件を

民泊ならいけるということで購入されたそうです。素晴らしい。



もう1個の物件は、広島駅から歩くと結構距離があるのですが、繁華街から10分〜

15分程度で、中心部の道路からも10分くらいという立地です。こちらは2部屋あり

10人宿泊と5人宿泊。借りる人はだいたい2部屋まとめて借りていくのだとか。

さぞギッチギチに使うのかと思いきや、3名と2名みたいな感じでゆったりと使う

ケースが多いということでした。



こちらは意匠に工夫が凝らされており、壁画のようなものが室内に描かれていたり

和室も普通の物件では見られないようなきらびやかな柄が採用されていたりで

外国の方が喜びそうだなと思ったのでした。

派手な柄のふすま

こういうふすまはまだ考えつく気がするのですが・・・

面白い柄の障子

障子に柄をつける発想は私にはなく、なるほどと思ったのでした。

壁画

壁画を描いたのはなんでも作るMAYAさん



こちらは駐車場が2台分ついているのも高得点でしたね。いいもの買われてますなー。



何泊の連泊が平均なのかとか、その辺聞かなかったので、また今度聞いてみようと

思っております。あまり短い宿泊が多いようだと、仙台あたりと同じような問題を

抱えてしまうことになりそうですしね。ただ、仙台に比べて広島は観光資源が豊富なので

その意味では有利なのではないかという気がしています。



先日視察したニセコのリゾート民泊とはまた違った魅力のある案件だなと思いました。

その地域にある程度精通しているという条件は必要だと思うのですが、価格はお手頃で

需要が底堅く、宿泊単価もそこまで安くないとなると、面白い市場ですよね。



リゾート民泊は自分が活用して楽しめる要素があるかという観点を重視してましたが

こういう地方都市でコスパ良くできる民泊であれば、その観点に縛られる必要もなく

純粋に儲けを取りに行く投資として考えることができそうです。



穴場の都市って他にもあるのかなあ。札幌や福岡はもう最近土地が高くなりすぎて

中心部で大人数泊まれる民泊なんて安く仕込めないよねという印象を持っています。

観光資源があり、そこそこお手頃価格で戸建や小さいビルが購入できるエリア。

そんなところがあるなら、参入するのも面白そうだなと思いました。

ハードルになるのは清掃チームをどう組むかという点でしょうね。

あと、行政が慣れてないから許認可に時間がかかるという問題もあるようです。



有意義な視察をさせていただき、本当にありがとうございました!

東京にいらした際にはお食事をご馳走させていただきます。あと空いてたら都内で

やってる民泊もぜひ見学していってください。



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posted by ひろ* at 07:26 | Comment(0) | 出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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