現在6位です。スマートキーが重みに耐えかねて落ちてきてる・・・。
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札幌8棟目も徐々に家賃交渉をはじめていきたいと思い、管理会社さんにその旨を
ご相談させていただきました。焦らずじっくりでいいですが、できるだけ上げたいです。
昨今の物価高で、大家さんとして賃貸用不動産を運営するにあたっても、すごくお金が
かかるようになってしまっています。普通にやってると、コストアップの吸収をするのは
なかなか難しいところがある、というのが私が不動産投資を始めた頃の一般常識でした。
なぜかといえば、家賃は上がらずに下がるのが当たり前の時代だったからです。
私が不動産投資を始めた2000年後半くらいの時期は、物件は古く成れば安くなると
いうのが定説でした。家賃は新築プレミアムが乗ってる新築時期が一番高く、
そこからは徐々に下がっていくものである、と。
世間の流れもデフレでしたし、新築・築浅志向が日本人の中では強かったので、
そういう相場観が形成されていったのだろうと思われます。なので、私自身も自然と
そういう発想をするようになっておりました。
そこから10年程度経過する間に、不動産は値下がりせず、むしろ徐々に値上がりする
時代になりました(と書きましたが、これは都心部だけかもしれません)。
デフレは相変わらず継続されているものの、不動産だけは海外から見た時の割安感や
需給バランスによる土地相場の高騰などがあったのだろうと思います。家賃は大きくは
変わらないものの、全体的に利回りは下がっていきました。2000年台後半に
不動産投資を始めた私からすると、このトレンド自体がまず衝撃でした。
不動産は築年数を追うごとに値下がりするもの、というのが常識であると教わってきた
世代だったので、値上がりすることにびっくりしていたものでした。
このトレンドのおかげで、私自身は「とりあえず売却すれば食うには困らない」という
状態になれたので、とてもラッキーだったと思います。実力じゃないですね、これは。
完全に運です。運のいい時代に動き始めることができたことだけが勝因です。
そして次の衝撃トレンドが、とうとう物価高に転じて家賃が上がり始めたことです。
物価上昇自体は国の政策がうまくいったからというよりはコストプッシュ型のもので
正常なインフレというよりスタグフレーションの色合いが強いと個人的には感じてます。
インフレなら賃料と物価がセットで上昇していくものですが、まず物価が上がり、
慌てて賃金を上げようとしている、けど上がりきらないし、仮に賃金が上がったところで
社会保険料が高すぎて手取りは増えないし企業の負担は増えるし、というところで
うまく回っていないと感じております。社会保険がどうにかならないことには、
手取りが増えたと感じられる人は少ないと思います。ますます貧乏になってしまうので
早々にそこは対策を打っていただきたいものです。
少し話がそれましたが、世間が物価高のトレンドになったことで、あらゆる商品が
コストプッシュ型インフレの原価上昇を転嫁するようになりました。家賃も例外では
ありません。家賃は非課税なので消費税が上がった時に実質的な価値は下がっており、
ようやくそれを取り返すチャンスが来たのではないかと思っております。
新規募集の賃料は今までより数千円上げることができており、リノベで作った
東京17棟目は地域の賃料を大きく超えた家賃で成約することができています。
そしてこの波を既存の物件にも反映させたいという気持ちが今の状況につながります。
古くからご入居いただいているお部屋のお家賃を何とか上げていきたい、ということで
現在一部の物件にて活動を行っております。
札幌8棟目にも、今の相場に比べて特に割安なお部屋がいくつかあります。
半分弱くらいがそれに該当します。
札幌8棟目は2DKと1Rの混合物件です。12部屋中8部屋が2LDKで4部屋が
1Rという構成になっており、1Rのお部屋は三点ユニットです。
とりあえず、どんなに賃料相場に比べて安かったとしても、三点ユニット自体が
猛烈に引きが悪いことを考えて、1Rのお部屋の賃料には手を入れないことにします。
札幌2棟目で三点ユニットに嫌と言うほど向き合った私ですから、もうこれ以上
3点ユニットに悩まされたくありません・・・。下手に賃料アップの交渉なんかして
出て行かれたら鬱になりそうです(大げさ)。
なので、ターゲットは2DKの8部屋。この中で明らかに地域相場と比較して
賃料が安いと思えるお部屋が3部屋あります。
特に目立つのが、前の管理会社さんの時に決めていただいたお部屋です。
あまりに稼働率が悪く、ちょっと安いけど倉庫利用で問い合わせてきた人がいるから
賃料下げてその方に貸しませんか、と相談を受けて、稼働率を上げたい気持ちが勝り
OKしてしまった案件です。
今となってはすごく負の遺産な印象を受けてしまいます。結局、前の管理会社さんは
残念ながらイマイチすぎて、最終的に管理変更に至っていますから・・・。
レントロールを見てこのお部屋を認識すると、ちょっとその頃の暗黒時代が脳裏に
蘇ってくる気がするので、その残像を打ち消したいものだと思ってしまいます。
ということで、札幌8棟目の管理会社さんに、これらのお部屋の賃料が安いので
相場なりまでに持ってくるように交渉はできますか?と聞いてみました。
回答は「できると思います」とのこと。退去になっちゃったりしない?という点は
今までの経験則からすれば退去する人は少ないのではないか、とのことでした。
他の物件で同様の賃料アップ交渉をした時に、反対意見を述べつつもそのまま
住み続ける流れがほとんどだったそうです。
そういうことであれば、交渉を是非お願いしたい、とお願いをしました。
賃料が上がると売却時の価値も上がりますし、キャッシュフローも少しだけ増えます。
あらゆるものがコスト高になっている今なので、少しでも稼げるところで稼ぎたいと
思う私です。
ということで、札幌8棟目の管理会社さんには大事なお仕事をお任せしました。
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