2019年01月07日

孤独死のあったお部屋の家賃をどうする?

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昨日のブログ記事にて書ききれなかった、孤独死のお部屋の家賃設定について書こうと

思います。孤独死保険の補償の範囲なんかも絡んでくるんですよね、これ。



ご存知の通り、孤独死があったお部屋は「告知事項あり」という形での募集を行うことに

なります。はっきりと決まったルールがあるわけではないですが、業界慣例としては

お部屋の中でお亡くなりになり、ご遺体の損傷の度合いによって告知するかしないかが

決まり、孤独死後最初の入居者さんに対してある程度の家賃の値引きを行うことが必要と

言われております。2回目以降は家賃の減額や告知は不要となるのが一般的です。



2回転目から告知不要になるってのも今一つピンとこないところはありますけどねえ。

一消費者の立場で考えると、1回誰かが住めば、その後はそこで誰かがお亡くなりに

なった事実を伝えなくても良いとか、そういう単純な話でもないように思います。

ずっと告知し続けるけど、家賃は年月が経っているから下げない、みたいな形の方が

個人的には自然だと思いますが、それだと気持ち悪がってやっぱり家賃を下げないと

誰も住んでくれないという懸念もあるでしょうから、仕方ないとは思いますが。



そもそも、全国どこだって過去を紐解けば人がそこで死んでないなんて場所はないと

思うんですけどね。関ケ原なんて420年ほど前にとんでもない量の人が戦で命を

落としているわけですよ。地域全体が事故物件みたいなものです。でも気にする人なんて

いなくて、普通に皆さんお住まいになっていますよね。



人はいずれ亡くなる運命にあるのですから、細かいことを気にしても仕方がないと

思うんですけどねえ。これからきっと、孤独死なんて普通のことと受け止められる社会に

変わっていくのではないかと、私自身は思っています。世帯の平均人数が減っている上に

高齢化が進んでいるのだから、必然的に孤独死は増えるものと思います。変死だったり、

事件性があったりするならまだしも、大往生で特に損傷もなく見つかるようなケースなら

気にするほどのことじゃないと思うんです。



・・・という個人的な感覚は一旦横に置いておき、業界慣習に従うことにします。

(だったら書くなよって言われたら返す言葉もございません)



今回は家賃をいくら下げようか。管理会社さんからは20%弱程度の値下げをすれば

いいのではないかとご提案をいただきました。それに対して、賃貸経営を行う立場の

私としては、ご入居なさった方がずっとその家賃で住み続けることを回避する方法が

ないかと思いまして、1回目の更新時に家賃を元に戻す特約をつけられないか、と

相談しているところです。



告知は1回目のみで良い、という業界慣習をもう少し掘り下げて考えると、2人目から

告知不要となるのは時間が経ってその事実が風化する、という立場に立っているのかなと

勝手に想像をしました。であれば、同じ人が住んでも、違う人が住んでも、告知事項に

対して家賃を安くする期間は2年のみとしても良いのではないか、と思ったのです。



1回目の契約では安い賃料とするけど、2年後の更新では元の家賃に戻します、という

特約を付けることができれば、家賃収入の損失は最小限で済みます。孤独死保険が

範囲とする賃料の現象に対する補填も2年以内となっているので、そことも合致します。



そんな感じで管理会社さんに相談したところ、特約自体はつけることは可能だろうという

お話でした。ただ、特約が多くなってしまうことにより、入居者様に家賃の面での

メリットが伝わりにくくなることが懸念される、という意見でした。



・告知事項あり

・家賃増額特約(当方から希望したもの)

・短期解約違約金(管理会社さんにて必要と判断したもの)



不動産に慣れている人ならともかく、慣れていない人がこれだけの特約を見せられると

やや引いてしまうのではないか、ということであれば、確かにそうなのかもしれません。



管理会社さんの意見は、保険で家賃が補填されるのであれば、もう少し家賃を大きく

下げるのはどうか、というものでした。他の部屋に比べて3割以上家賃が減るなら、

多少複雑な特約があっても魅力的に映るのではないかという意見です。



しかし、ここはきちんと管理会社さんに説明できていなかったのですが、今回は保険で

家賃が補填されない状況になってしまっております。だからただ単に家賃が下がるだけで

ちょっと微妙なんですよねえ。



以前、このお部屋は「風呂無し」でした。今回、孤独死からの原状回復を行う際に、

リノベーションということでお風呂や独立洗面台を設置しています。そのため募集家賃が

孤独死された入居者様の時より大きく上がっております。3割近くの上げ幅となります。

他方、孤独死保険で担保される家賃は、孤独死された入居者様の家賃となります。

つまり、従前の家賃以上で賃貸が決まる場合、保険会社さんからは補填はされない、と

いうことになります。



管理会社さんがご提案してくださった3割以上の値下げも、元々の家賃と同じくらいに

なってしまうため、何も補填されないと言うことになります。



また、補填される期間についても「孤独死発見から2年間」ということになりますので、

仮に3月入居となった場合は、発見が昨年9月であることから、最後の半年は補填の

対象外ということになります。



そこで、管理会社さんに対してこんな提案をしました。

・当初1年間は本来の家賃の50%の金額でご入居いただく

・次の1年間は本来の家賃の75%の金額でご入居いただく

・それ以降は通常の家賃でご入居いただく

・短期解約違約金は3年目以降で適用される家賃で計算する



かえって複雑にしているじゃないかと突っ込まれると、そうですねとしか言えませんが

単純な20%オフに比べれば、経済的なメリットはそこそこ出せていると思います。

かつ、最初の1年は保険で若干カバーして貰える形になります。



この形でどうでしょう、とメールをしたのが年明け。たぶん今日から営業開始で

メールに目を通していただくことになるでしょう。最終的な結論が出るのは今週中と

思いますが、決まり次第きちんと募集を開始したいと思います。



お部屋は貸してなんぼです。私もどちらかと言うと当初想定家賃に引っ張られてしまい

下げることに対して踏ん切りをつけられない傾向にありますが、それにこだわりすぎて

稼働しない状態を作ってしまうことも避けなくてはなりません。うまくバランスを

取りつつ、やっていかなくてはなりませんね。



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posted by ひろ* at 07:32 | Comment(0) | 東京9棟目(売却) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月06日

反響数を把握した上で、家賃設定の変更を決断する。

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先日書いた雑務やりましたのブログの中で、東京9棟目の家賃設定に少し触れました。

本日のブログではそこをもう少し掘り下げようと思います。



東京9棟目は昨年5月に購入し、8月末にリノベーションが完了しました。

この段階で居室部分2部屋、テナント1部屋が空室。そこに追加で1部屋の空室が

孤独死によって発生(回顧録その1その2)。合計3部屋の空室が現在あります。



孤独死のお部屋は年明けから募集開始となりますが、それ以外のお部屋は9月から

募集を開始しております。12月にの終わりになって、テナント部分のお申込を

いただくことができました
が、居室部分は無しのつぶてです。



こうなった原因は私自身も把握しております。単純に、家賃が高すぎるのです。



購入前にざっくりと見立てていたこの物件の家賃と、リノベ完了後に管理会社さんにて

査定いただいた家賃の間に、5000円〜7000円程度の差がありました。

私の見立てた家賃は、正直なところちょっと強気な家賃だったことは確かです。

金融機関さんと話をする際に、最初から弱気な家賃を出すことはしたくなかった、

というところがありましたので。ただ、管理会社さんが出してきた家賃はもうちょっと

弱気なものだったので、そこのところが折り合っていませんでした。



時期も9月だったので、とりあえず最初はチャレンジで私の考えていた強気な家賃で

反響がどの程度あるか見てみましょう、という話になりました。



その後、内見があったような話もちらほらと聞いていましたが、申込には至らず。

11月初旬くらいに一度管理会社さんと相談したのですが、12月まで様子をみて

年明けくらいから家賃の変更を検討する、という話で合意。様子見を続けていました。



年末も近づいたので、改めて状況を管理会社さんに確認しました。

管理会社さんの回答は「家賃を落とした方がいい」という内容。具体的には、反響を

見ている限りではやはり自社にて査定した金額に落とした方がいいだろう、という

お話でした。



サクサクと決めるなら、確かにそれでいいかもしれません。ただ、こちらとしては

もうちょっとギリギリのラインを狙っていきたい気持ちはあります。家賃を安く

しすぎると、将来の建て替えを考えた時に「こんな安い家賃のところは他にない」と

退去することに難色を示すかもしれません。



家賃を下げすぎることは、事業性を考えても微妙なことになるのですが、そこは

もしかすると、利回り物件として売らない前提なので、事業性は家賃を安くして

入れ替えを防止した方が広告料やリフォームコストを抑えることができるという観点から

かえっていいのかも?なんて思ったりもしますが。



何にしても、管理会社さんの感覚を私自身も共有したいと思いました。

そこで管理会社さんに、家賃を考える材料としたいので、今の時点でどの程度反響が

乏しいのか、数字で示していただけないかと相談しました。反響数を見ながら、

家賃をどこまで下げる必要があるか見極めたいと考えたためです。



管理会社さんから、反響数に関して返答がありました。

12月の東京の住居の空き部屋(東京6棟目、東京8棟目、東京9棟目)の反響数は

東京6棟目が一番多くて21件、次が東京8棟目の元アパート棟で11件、その次が

東京8棟目の元戸建棟で9件、最後に東京9棟目で3件とのことでした。



それぞれの物件の空き部屋数と間取りは以下の状況です。

東京6棟目:1階1部屋(広めのワンルーム・独立洗面台あり)

東京8棟目元アパート棟:2階1部屋(1LDK・独立洗面台あり)

東京8棟目元戸建棟:1階1部屋、2階1部屋(両方1LDK・2階は独立洗面台なし)

東京9棟目:2階3部屋(全部1DK・1部屋のみ独立洗面台なし)



部屋数の差も考慮すると、反響数の圧倒的な少なさが目を惹きます(汗)

東京8棟目は家賃が地域相場より1万円近く高いのですが、ペット多頭飼い可という点が

しっかりPRできるようになったことで、問い合わせ数が明らかに増えています。

東京6棟目は元々の立地の良さがあり、常に問い合わせが多い物件です。

それに比べて東京9棟目の弱いことときたらもう。確かにこれじゃ決まらないですね。

深く納得しました。家賃、すぐにでも下げましょう。



ここで、私がちょっと勘違いしていた恥ずかしい話を。

私自身は部屋の広さで単純に家賃に差をつけてようとしていたのですが、管理会社さんは

面積よりも独立洗面台の有無で家賃設定を変えた方がいいということを仰っていました。

嫁ちゃんに聞いても、独立洗面台があって少し狭い部屋と、独立洗面台がなくて少し広い

部屋だったら、独立洗面台付きのお部屋の方が家賃が高くていいんじゃないかとのこと。

独立洗面台、重要なのね・・・。あまり気にしてなかったです。反省。



その後、管理会社さんとメールにて議論した結果、1月からは管理会社さんの査定家賃と

私が元々考えていた家賃の中間点くらいに募集条件を変えてみよう、という結論に

なりました。独立洗面台付きと独立洗面台無しで2000円の差をつけることも決定。

これでどのくらい反響が増えるか?というところを注視したいと思います。



孤独死のお部屋の家賃設定については、これはこれで長文になるので後日改めて。



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posted by ひろ* at 10:08 | Comment(0) | 東京9棟目(売却) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月22日

東京9棟目のテナントにお申込が入りました!

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先日家賃交渉を受けるかどうか悩んでいた東京9棟目、無事に入居が決まりそうです。

・・・前回問い合わせがあった人と全然別の人で(笑)



以前のブログで、だいぶ交渉をされているけど興味があると言っている人がいるという

話を書かせていただきました。昨日、管理会社さんの管理担当の方からお電話があり、

もしかしたらその件かなとウキウキしながら折り返しをさせていただきましたところ

「入居申込をいただけそうです」という嬉しい一言が。おー、きましたね!素晴らしい。



「●●屋さんをやる予定とのことで・・・」



あれ?●●屋さん?この間話に出ていたのって、出会い系じゃないけど出会いを

テーマにしたバーみたいな話だったような。ほよよ?



「前回お問合せの方ではなく、別の方からの申込です」



ほほー。この年の瀬に、駅からも遠くてさしたる立地でもないテナントに2件も

問い合わせをいただけているということですか。リノベが終わって募集開始してから

3ヶ月くらい経ってますので、3ヶ月も埋まってないんかいと言われればそれまでです。

でも、テナントだったら空室期間はレジと違ってそこそこ長くなるものなのだろうと

思っていたので、そんなに時間がかかっている印象ではないです。しかも月1〜2件

問い合わせは来ていたので、思ったより引き合いはあるんだな、と感じるくらいです。



と、それはそれとして、その新しい申込の方の条件ってどんな感じなんですか?



「若干家賃が下がるといいなという感じで、税抜ではなく税込にしてほしいそうです」



前回は、ガッツリ指値された挙句に税込にしてくださいと言われました。

それに比べればだいぶマイルドな指値です。それだったら全然OKですよ。問題なし。



「カウンターを撤去したり、窓を大きくしたりという造作の変更をしたいそうです」



ああもうそれも全然OKです。カラオケスナックの居抜きにしていたから、スナックを

やりたいと言う人が多かっただけだと思いますから。別の形になっていれば、きっと

別の客層が生まれることと思います。



「カラオケの騒音等もありませんし、近隣からクレームが来る業態でもないですから

 こちらとしては今回のお申込で進めたいと思っていますが・・・」



勿論その方向でお願いします!



結果論でしかないですが、前回の大幅な指値、受けなくてよかった・・・。

ちなみに前回の方は、ちょっと交渉入れてみたら一切交渉受け付けない態度だったと

いうことでした。ご縁がなかったということだと思います。



東京9棟目はレジ部分が4部屋中1部屋しか埋まっていない状態で、テナントは3部屋中

2部屋が埋まっている状態でした。元々レジ部分は4部屋中2部屋だったのですが、

1部屋で孤独死が発生した(その1その2)ため、現在入居されている方は1名のみと

いう残念な状態になっておりました。



将来的な建て替えを検討しているので、テナントに関しては定期借家契約とし、

建て替え時にどうこう言わずに素直に立ち退いていただく契約とする予定です。

正直、そんなふざけた契約でテナントをやりたいと思う人がいるのだろうかと

思っていましたが、まさかテナントの方が早く決まるとは。意外でした。



逆に言えば、レジが決まらないのは家賃が高すぎるからなのだろうと考えます。

そこはまあ私もわかっておりまして、初期費用ゼロゼロにするとか工夫してます。

でも管理会社さんの査定よりはだいぶ高いので、やっぱり反響は今一つです。

繁忙期を迎えるので、1部屋だけ安い部屋を作るなどして、適正家賃にそろそろ

落としていこうかな・・・埋められていないことの方が微妙な気がしてきました。



ひとまず、今回のテナントさんが無事に決まれば、稼働率は7部屋中4部屋ということに

なります。あとはレジ部分をちょっと家賃下げて、早めに決めちゃうのがいいのかなー。

安すぎると将来の建て替えの時に退去いただくのに苦労しそうだなという印象があり、

ちょっと躊躇していますが・・・1月からは少し家賃をいじってみたいと思います。



あ、造作の買取請求権は拒否する旨を契約書に盛り込んで貰うこと、保証会社への加入を

必須として貰うこと、定期借家契約として貰うこと、消費税増税時には家賃の見直しを

させていただくことの4点は申込された方にご理解いただいてから進めることに

していただかないと・・・。それも伝えておかないとです。ここは大事なところ!



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2018年12月20日

孤独死が発生してしまいました(回想その2)。

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昨日に引き続き、発生してしまった孤独死に対してどう対応したかを綴ります。

大家さんであれば誰でも起こる可能性がある話です・・・。



発生当日は疲れ果ててしまった私。

「誰にでも起こる可能性がある話」

「このくらいでグダグダ言ってたら大家さんなんて勤まらない」

と自分に言い聞かせるも、数日は気持ちが切り替えられずに何となく悶々としてました。



とはいえ、事務処理を止めるわけにもいきませんし、サラリーマンのお仕事など

日常生活を止められるわけでもありません。ぐっとこらえて、通常の生活を続けつつ

後処理に労力を注ぎます。



まずは保険の申請に必要な資料集めです。修繕の見積書や入居者様の死亡届、

契約書の控、敷金の金額がわかる資料、部屋の状況がわかる写真などが必要です。

管理会社さんに依頼して、これらの準備をして貰いました。



特に死亡届はちょっと手間がかかります。入居者様の親族の方のご協力なくしては

入手できないものだからです。管理会社さんとしては、入居者様の親族の方に原状回復の

請求もしなくてはならない辛い立場です。それでいて、死亡届もくださいということで

話をするなら、必要な経費は請求しつつも遺族の方と良好な関係を築く必要があります。

これ、簡単に言うけど難しい作業だと私は思います。



結局、死亡届は他の色々な処理で使い切ってしまったとのことで、管理会社さんが

入手してきたのは「死体検案書」なるものでした。発見日の記載がなく、死亡日のみが

記載されている書類です。保険契約前の死亡がこの書類で確認できたので、発見日の

証明にならず、保険適用を拒否されるのではないかと心配でしたが、これしか出ないと

いうことであれば、もう致し方ないと思います。保険会社さんがどう判断するか次第。



並行で、原状回復の見積書を入手します。施工業者さんは既に他の部屋のリノベも

手掛けておられるので、それと同じように施工して貰う想定です。保険適用部分と

そうでない部分が出るとは思いますが、まずは一括でいくらかかるか見積を作って

いただきました。



そして出てきた見積。「単独工事だからちょっと高くなりました」と出てきたのですが

なんと驚きの70万アップ!えー、単独になるだけでこんなに上がるの!?とびっくり。

でも信頼している施工業者さんだから、ボッタクリとかではなく本当にかかるのだろうと

思います。工事は一括で頼まないと結構なコストアップにつながるのだなと思ったので

「今後も、単独工事だとこのくらい割高になると考えた方がいいですか?」と確認。

すると施工業者さんは「普段はこんなに高くならないです」「前回の工事で予算が

足りなかったということでご理解ください」「普段は単独で経費がかかるのと、

作業量が少なくなる若干の割増程度です」と。あ、そういうことでしたか。

むしろ前回工事で損させてしまい失礼しました・・・。今回工事で少し取り返して

いただけるのであれば、ある意味良かったのかもしれません。



ここまで揃うのに2ヶ月以上かかりました。死亡届(に類するもの)の入手に

一番時間がかかっています。並行で原状回復の費用負担の話があったからでしょう。

それに管理会社さんも管理は担当の方が一人しかおりません。そりゃ時間もかかります。



そしてその書類が届くまでぼーっとしているわけにもいかないので、どちらにしても

工事は必要ということで工事の依頼をしました。11月くらいから動き始めていただき、

先日工事が完了しました。



工事する前にお部屋に入りましたが、どことなく「ペットを飼っていて、あまり掃除を

していない時の臭い」が部屋に充満していました。たぶんこれが死臭ってやつなのかと

思います。以前クマさんとの懇親会の時「ドアポストを開けると、見えないはずの臭いが

ブロック状になって襲ってくる感じがする」と言ってました。そのくらい強烈なのだと

いうことが言いたかったのでしょう。今回は死後2〜3日で発見されたということですが

それでも鈍感な私が何となくわかるくらいです。もし日数が経っていたら・・・。



お亡くなりになっていたと思われる場所にも、なんとなくそれらしきシミがありました。

やっぱり重いです。重いものを背負っている商売なのだと改めて感じ、背筋が伸びる

思いをしました。



手を合わせてご冥福を改めてお祈りし、お部屋を後にしました。

願わくば、幸せに天に召されたことを祈りたいです。



そして工事も終わろうというタイミングである12月の中盤、保険代理店さんから

「保険金の支払が確定しました」と連絡をいただきました。よかった、ほんとに。



今回の孤独死保険の内容は「原状回復200万まで」「死亡確認当日から2年間の

募集時に減らさざるを得なかった家賃の補填」という2本立てです。今回決定したのは

原状回復費の補填です。家賃の補填は死亡日から2年間ということなので、早く賃貸が

決まった方がメリットがあります。だから工事も先に進めた、というところです。



大家さん的には、この保険の内容も「死亡後の初契約から2年」として貰えると

大変ありがたいなと思うのですが・・・。やっぱり死亡事故が発生すると、原状回復も

それなりに時間がかかるわけですし。



こうして、費用面もひと段落したので、今回記録と自分の頭の整理のためにブログに

一連の内容を書いた次第でした。



「不動産投資」と言うけど、やっぱりこれは事業であり「不動産賃貸業」だと思います。

株などと同じ感覚で気軽にチャレンジする人は、こういった重たい事故が発生した時に

耐性はあるのでしょうか。純粋な投資でお金さえ稼げれば良いという方も、人の命を

支える事業だと言う重みを理解された上で取り組まれる必要があるかと思います。



最近の健美家対談で書かれているように、共食い大家さんとかキラキラ大家さんが

気軽にコンサルフィーやら手数料やらを抜いているようですが、そんな物件で孤独死が

発生した時、そのキラキラした人は面倒を見てくれるのでしょうか。ていうか、面倒を

見る覚悟があるなら、キラキラとか言われずに実務家というカテゴリになるでしょうから

きっと面倒なんか見ないんだろうと思います。そんな人から買って、万が一の事故が

あった時、購入された方は耐えられるのでしょうか。



不動産投資は、投資と名前がついていますが、もっと重たいものだと思います。

よーく考えて、今回ブログに書いたようなことがあなたの身に降りかかる可能性が

あっても取り組むの?というところは自分の中で落とし込んでから動くことを

おすすめしたいと思います。



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2018年12月19日

孤独死が発生してしまいました(回想その1)。

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実は、東京9棟目で今までブログに書かずに黙っていたことがあります。

ようやくひと段落したのでブログに書きますが、入居者様の孤独死がありました。



およそ3ヶ月ちょっとくらい前のことです。いつものようにサラリーマンのお勤めで

出張先に新幹線で向かっている途中に携帯が鳴りました。見ると管理会社さんです。

新幹線の方がかえって電話に出やすいってどういうこっちゃい、普段の仕事がアレすぎで

しんどいわ、などと思いながら電話に出ます。



「東京9棟目の△△△号室の●●様なんですが・・・」



あ、はいはい、あのおじいちゃんですね。リノベやってる最中に現場を見に行ったことが

ありますが、その際にそのおじいちゃんが共用部廊下でぼーっと立っているのを良く

見かけました。なんか管理が変わった途端、管理会社さんに毎日電話してきてたようで。

話し相手が欲しかったのですかねえ。最近は落ち着いたと聞いてましたけど。

で、そのおじいちゃんがどうされました?



「お亡くなりになっているのが発見されまして・・・」



( ゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?



いつか起こるだろうと思ってはいたけど、とうとう起こってしまいましたか・・・。

勤めて冷静であろうと思いましたが、全く冷静になれない自分がおりました。



死後数日経過で、弟さんが発見してくださったとのこと。特に事件性はなさそうだ、

というお話でした。なんかいろいろ話したはずなのですが、あまり記憶として明瞭に

残ってはおりません・・・。



一人で亡くなる気持ちってどんなものなんだろうか。

購入して数ヶ月で、直接の会話はほとんどしたことはなかったけど、それでも彼は

その数ヶ月は私が保有している物件で過ごし、天に召されたわけですよね・・・。

不動産賃貸業とは、他人の人生の一部を支える重い仕事である、と改めて思いました。

晩年、彼は幸せに過ごすことができたのだろうか。安らかな眠りだったのだろうか。

身内の方に発見していただけただけでも、良かったのかもしれません。



故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



個人を弔う気持ちと並行で、経営者として今後この難局をどうするかということも

忘れるわけにはいきません。死後数日と言うことですので、そこまで被害は大きくは

ないでしょう。友人の大家さんの孤独死体験談を聞いている限り、私のケースは

そこまで酷くないはずだ、と想像しています。



まずは東京9棟目のリノベをやっていただいた施工業者さんの社長に電話しました。

施工業者さんも、工事が始まったら「うちの部屋のここの調子が悪い」などと声を

かけられ、少し便宜を図って修繕していただいたり、リノベする部屋の建具をそちらに

移設していただいたりしたことがあるということでした。中身を分かっているのであれば

このお部屋のリノベもお願いしてしまった方が良いでしょう。



電話すると社長も驚いておりましたが、諸々目処が立った段階で工事を始めて貰うと

いうことで段取りを組んでいただくことになりました。これ、この部屋で誰かが

亡くなったとか、そういうことを気にする人だと、この仕事やれないでしょうねえ。



そして次に保険代理店さんに電話です。話している間にふと思い出したのです。

この物件も孤独死保険に加入していたことを。適用になるか確認しなくては。



私、自分でも「ついてるなあ」と思うことが良くあるのですが、今回もそのパターンで

孤独死が発見される数日前に孤独死保険への加入が完了していたのです。奇跡的でした。

本来ならこの孤独死が発見された段階ではまだ孤独死保険に加入しているタイミングでは

なかったのですが、代理店さんが「書類が早めに届いたので、加入開始を早めますね」と

前倒しで保険適用開始になっていたのです。そしてその2日後、孤独死が発見されます。

保険代理店さんが今回の事案に関してはMVPです。本当にありがとうございます。



孤独死発生の報告をしたら、保険代理店さんも驚いておりました。そりゃそうですね。

こんなに早く保険適用される事故が発生してしまうとは、というところに加えて、

たまたま保険を早めたらそれが大変有効に機能したわけですから。私も逆の立場なら

驚きます。



代理店さん曰く「孤独死保険の支払を取り扱うのは2例目」とのことでした。

そしてその最初の例も、私の友人の大家さんでした(汗)

みんな孤独死経験してるのね〜。少し勇気づけられたような気がしました。



気にしていたのは、発見日は保険開始後であるものの、実際にお亡くなりになった日は

保険開始日の前だったであろうと想定されることです。まだ正式にいつ亡くなったかは

伺っていませんが、推定死亡日ベースで孤独死保険が適用されるとすると、今回の件は

保険金支払対象外になる恐れがあります。



その点、代理店さんに確認したところ「発見日ベースで保険は適用される」ということが

約款に書いてあるということでした。じゃあ特に何事もなければ保険適用されそうです。

これによって、原状回復費は200万までなら保険金で賄える可能性が高くなりました。

資金の目処が立ちそうなので一安心。でも一応、施工業者さんの提携ローンは申し込んで

おくことにしよう・・・。万が一出ない場合に大変になるので。



諸々話をした後、改めて管理会社さんに電話して、修繕の手配予約をかけたことと

孤独死保険の適用の為に必要な書類を準備いただくことを依頼することになるだろうと

お伝えしました。管理会社さんと共有して電話を切り、ようやく新幹線のデッキから

自分の席に戻り、どっと疲れが押し寄せてきました。



時間的には夜の8時台とかでしたが、管理会社さんも施工業者さんも保険代理店さんも

不通に電話に出てくださいました。こちらも話を聞いて全く落ち着かず、誰かと話を

したかった部分もありました。皆様と話ができて少し落ち着いた気がします。

夜分にいろいろとご対応いただき、感謝しかありません。



当日はそんな感じでした。

明日はその後の処置が完了するまでのことを書こうと思います。



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