2022年03月16日

管理会社さんからの客付力アップのためのご提案。

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東京6棟目の室内改善提案を管理会社さんからいただきました。仲介さんの目線で

ここを直したらより内見時の成約率が上がるのではないか、というご提案です。



東京6棟目。あと1部屋埋まれば満室に返り咲ける物件です。

本来なら立地的優位性がもっと効果を示すはずなのですが、コロナ禍において

その優位性は一気に暗転してしまいました。



東京6棟目は某ビジネス街のターミナル駅徒歩圏の1Rです。

30平米超の広い部屋が2部屋と、20平米を切る狭い部屋が2部屋の合計4部屋。

苦戦しているのは狭い部屋の方です。



まず、某ビジネス街のターミナル駅徒歩圏という優位性に関しては、テレワークの

普及に伴い会社からの距離の優位性が消えてしまった印象を持っています。

そして家賃がお手頃で寝るだけでいい人に好まれたワンルームは、テレワークの

普及に伴い仕事をするには狭いというレッテルを貼られるようになりました。



結果、残念ながら狭い2部屋に関しては、空室が出てもすぐ埋まる優良物件だったのに

空室になって1年埋まらないという残念な物件に変わってしまいました。



一時期、1Rが2部屋とも空いてしまったのですが、どうにか片方は埋めることに成功。

家賃もけっこう下げることになりましたが、空気に貸すよりは下げて貸した方がマシ。

そしてもう1部屋は管理会社さんで手を変え品を変え埋めようと動いてくださってます。



先日、管理会社さんが自発的にステージングをしてくださり、また競争力が上がったと

感じておりますが、そのステージングをされた際に「今後の募集の際の集客力向上を

狙って」という趣旨で、室内の改善提案をいただきました。



提案1

玄関と室内の間に目隠しの壁を作る



狭い1Rということもあり、おしゃれな内装にはしているものの、宅急便などの人に

応対する時に室内が丸見えになってしまいます。そして、管理会社さんに指摘されて

なるほどと思ったのですが、部屋の配置を考えるとベッドが玄関開けてすぐのところに

設置されることになるだろうということで、玄関を開けたら寝床が丸見えという状態に

なってしまうことが予想されます。確かに、そこまで考えて間取りを見ると、やや微妙な

印象を受けるのは否めません。



ここに壁を作るというのが管理会社さんの案です。取り外し可能でDIYで作れる壁

(例えばラブリコみたいなやつ)を使って、かつ採光が取れるような素材を使う、

という案でした。



提案2

収納スペースの作成



東京6棟目もリノベ物件なので、抜けない柱がドーンと室内に配置されてしまってます。

木造物件リノベあるあるなのですが、構造上抜けない柱がどうしても邪魔な場所に

でーんと鎮座してしまうパターンです。



この柱のせいでデッドスペースになっている箇所を有効活用するために、柱と壁に

パイプを通して収納にする、といったことを考えているとのことです。



収納が増えれば、ポータルサイトの検索条件「収納あり」で登録することができます。

それによる検索結果への露出も期待できることでしょう。



提案3

外壁にアイキャッチになるものを描く



再建築不可なのでアプローチの通路が狭くて長いのですが、その中でも普段の通路として

利用しそうな角度から外観が見える場所があります。そこに対してステンシルで物件名を

書くとか、そういう形で内見に来た人の目を惹く何かを書いてはどうか、という案です。



外観で遊んでいる物件と言えば東京10棟目がダントツです。でもそこ以外にも

こだわって館銘板を作っている物件はいくつもあります。今、館銘板がない集合住宅は

東京6棟目、東京12棟目くらいなので、これらにまとめて館銘板をつけるというのも

面白いなとは思いました。



もしやるなら、玄関先に館銘板と、通路から見える角度のところにちょっとしたアートを

描くというのもいいのかもしれません。



提案1〜3、どれが一番効果があるかと問われると、恐らく収納ありで検索できるという

副次的な効果が期待できる提案2だろうと思います。ただ、部屋が狭く見えてしまう

というリスクもありますので、具体的にどういう方法で収納を作ろうとしているのかを

追加でヒアリングしないといけないなと思います。提案1も予算次第で検討した方が

いいだろうという感じです。提案3は余裕があればかな。



いろいろ考えてくださる管理会社さんに感謝しつつ、今回いただいた提案をどうするか

検討してみたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:24 | Comment(0) | 東京6棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月26日

東京6棟目、管理会社さんが自発的にステージング対応してくださる。

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苦戦中の東京6棟目ですが、テコ入れとして管理会社さんがお部屋のステージングを

行ってくださいました。ありがとうございます!決まるといいな、これで。



東京6棟目。「ビジネス街直結の好立地」「狭小ワンルーム」という、コロナ禍の

リモートワーク需要に逆行する物件であるために、コロナ禍の前は強いニーズが

あったものの、コロナ禍においては一気に逆風になってしまいました。



最初はなかなかその事実を受け止めきれず、家賃を下げる決断ができないまま

ずるずるときてしまいました。途中で「これはダメだ」と気持ちを切り替え、

家賃を下げながら反応を伺うような感じで動き、2部屋あった空室のうち1部屋は

なんとか成約。家賃はかなり下げたのでその点は無念でしたが、空気に貸しても

賃料は入ってこないので、下げてでも貸した方がいいのは明白でしょう。



余談ですが、私はどうもこの辺の判断が遅くなりがちな傾向にあります。

サラリーマンの仕事が忙しくなると、不動産賃貸業に構っていられなくなって

放置プレイをしてしまうとか、家賃を下げると売却の時の査定に響くよなあ、とか

そういう虻蜂取らず的な考え方をしてしまったりとか。欲張りな貧乏性なのだと

自分では思っています。そしてそんな欠点がわかっているのに直せないという。

まああれですね、ダメ人間です(笑)



東京6棟目もそんな性格のせいで初動が遅れ、空室期間がものすごく長引きました。

今は賃料水準も妥当なところ(それでも若干高めというのが往生際の悪い私の性格を

よく表している・・・)に持ってきたので、あとはハマるお客様がいればOKなはず。

狭小ワンルームとはいえ、購入時のリノベでかなりおしゃれな仕上がりになっています。

若い男性ならワクワクするお部屋だと思うので、気に入ってくれる人が出てくれば

埋まる自信はあるんですけどね。あとは巡り合わせを待つ、ってとこかもしれません。



さて、先日そんな東京6棟目に関して、管理会社さんがありがたいお話を展開して

くださいました。特にこちらから要望したでもないのに、自発的にこんな対応を

してくださるなんて!と嬉しくなってしまいました。



それは何かというと・・・とか勿体ぶって書いてますが、冒頭に書いた通りでして。

ステージングを施していただいたのです。しかもかなりおしゃれに。



ステージングすることで、ただ単におしゃれだなーという感じを出すだけでなく、

家具をここにこう置いたらこういう暮らしになるのか、というイメージをわきやすく

する効果が見込めます。東京6棟目はデザインも割と尖っているので、かっこいいけど

どうやって使いこなしたらいいかがわからずに申込を断念するケースもありそうだと

思っていました。そういった懸念に対する一つの解を導くことができるのが、今回の

ステージングなのだと思っています。



見た目をおしゃれにすることで、内見に来た人の気持ちを高めつつ、建物の具体的な

使い方も提案して、自分が住んだ時のイメージを具体化して貰う。こういったところに

大変効果的な案だと思います。



というか、このくらい自分で思いついて即実践できないとダメなんですけどね(汗)

いかに管理会社さんに頼りきっただらしない経営をしているかが丸わかりのエピソードに

なってしまい、ちょっと恥ずかしいくらいです。こんな無能な輩を支えてくださり

管理会社さんには感謝の言葉しかありません。ありがとうございます。



東京6棟目、家から1時間弱くらいかかるので、なかなか足を運べずにいますけど、

そろそろ一度現地行った方がいいなあ・・・。ステージングされた状況を自分でも

見ておくことで、今後の気づきがあるかもしれません。



さて、管理会社さんからは、ステージングの報告と共に、改善提案の話も届きました。

それについては、また後日書こうと思います。今日はこの後出かけるので時間がそんなに

ないのと、あと最近ネタがちょっと切れ気味なので使いまわせるようにキープしたいと

いう意図もありまして(汗)



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posted by ひろ* at 08:34 | Comment(0) | 東京6棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月21日

ようやく東京6棟目のお申込をいただくことができました。

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だいぶ苦戦していた、というか今も苦戦が継続している東京6棟目。

ようやく・・・ようやく1部屋お申込が入りました!成立してほしい・・・。



もうかれこれ1年近くか1年以上か空室が続いてしまっている東京6棟目。

1部屋の空きがなかなか決まらず、そうこうしているうちにもう1部屋空きが

できてしまい、空室は2部屋に拡大。某ターミナル駅のビジネス街まで徒歩圏で

これまで空室に悩むことなんてなかった東京6棟目で、まさか4部屋中2部屋が空室に

なってしまい、かつそれが長期化して苦しむ日が来るとは夢にも思いませんでした。



コロナによる生活様式の変化がマイナスに働いた物件だと思っています。ビジネス街に

歩いて行ける範囲の物件。本来なら武器になるところですが、テレワークが普及して

オフィスに行かなくてよくなれば、ただの狭い1Rということになってしまいます。



そんな、ただの人になっちゃった東京6棟目さん。初期費用を下げる、条件を緩和する、

などの対策を行いましたが、成果は出ず。泣く泣く家賃を下げても成果は変わりません。

先日、腹を決めて「即効性を求めるならこの家賃帯」と言われているところまで

家賃を下げましたが、それでも反響は著しくないという状態でした。



家賃を下げたのに反響数が変わらないという話の中には、そもそも地域においての

反響数そのものが減っているという側面があったようです。それが減ってると

言われてしまえば、そりゃどうしようもないですね・・・。しかもライバルは新築に

なってしまうらしいという話もあり、ますます厳しいなあという危機感を募らせて

おりました。



次の一手をどうしたらいいだろうと思案するも、これ以上家賃を下げるってのも

できれば勘弁してほしいところだよなあと。いろいろ悩ましく思っていましたが、

そんな折に管理会社さんからいろいろな連絡と共に「東京6棟目に1部屋お申込が

入りました」という連絡が入ったのです。うおー、まじかー!やったー!

長いトンネルの出口がちょっとだけ見えたような気がした、嬉しい報告でした。



若い会社員の方で、勤務先より近いところを探していたとのことでした。

こういう人がジャストフィットだった案件です。ただ、このコロナ禍において

「会社に近い」を条件にする人が絶滅危惧種になってしまったので、苦戦を強いられた、

という状態なわけですけど・・・。今回はたまたまそういう方が見つかったから

良かったのだと思います。ラッキーでした。



管理会社さんからは保証会社さんの審査にかけているところだと連絡いただきました。

保証会社さんの審査に関して「問題なさそう」といういつもの一言が出てこなかったのが

ちょっと不安なところですが・・・。そこは審査は通るはずだと信じましょう。



無事に通ってくれれば、これで空室が1つ減ることになります。絶滅危惧種であっても

会社の近所ニーズが完全についえたわけではないということが今回のお申込でよく

わかりました。時間はかかるかもしれませんが、今の家賃帯であれば、繁忙期中に

(ライバル物件の動向次第でしょうけど)お申込貰えるんじゃないか、という期待が

持てるようになった私です。



コロナ禍前まではむしろ家賃を上げても決まる状態だったエリート物件の東京6棟目。

ここまで順調だっただけに、この挫折は想定外もいいところでした。同時に、市場が

激変する事態というのは意外とあるものなのだな、ということもよくわかりました。

一寸先は闇とはよくぞ言ったものです。昔の人の言葉ってのは重みがあるなあ。



こういうことがあると、収入は複線化しておかないとダメなんだなという思いが

強くなります。不動産賃貸業の中でも、物件の地域とか種類とかを増やすとかが

必要だなと思いますし、不動産賃貸業との親和性が高いビジネス(レンタルスペース、

トランクルーム、ホテルなど?)も補完勢力として育てておかなくてはならないなと

思います。サラリーマンを辞めた後は、そこに何らかのビジネスも絡めたいところ。

音楽やITあたりで何か面白い仕事が少しできればいいなと思ったりもします。

上手かどうかは置いておいて、文章を書くのは好きなので、そういう仕事ってのも

絡めていくと面白いのかもしれません。



不動産賃貸業は安定していますけど、それでも今回みたいな市場の激変という

リスクは排除することができません。うまく複線化を図っていきたいと思います。



ともあれ、審査が無事に進んで入居に至ることを切実に祈ります・・・。



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posted by ひろ* at 07:23 | Comment(0) | 東京6棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月17日

東京6棟目はいつになったらこの暗く長いトンネルを抜けられるのだろうか。

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東京6棟目、家賃を下げても効果なしという情勢に頭を抱えております。

タイミングの問題ではないかという話ではありますが、いろいろと不安です。



東京6棟目。コロナ禍の前は超優秀な物件でした。日本有数のビジネス街徒歩圏で

通勤電車が辛いという層に訴求するワンルームでした。空いてもすぐ埋まるし、

なんならちょっと家賃上げても決まってくれていました。手間のかからない優秀な

物件でした・・・。



「でした」と過去形になってしまうのは、コロナ禍において情勢が変わってしまい

1年以上の空室に苦しむ結果になっているためです。まさかこんなことになるとは。



コロナ禍でテレワークが定着し、ホワイトカラーの一部はテレワークを前提とした

勤務体制に移行しているのではないかと考えられます。私がサラリーマンとして

勤めている会社も、週2回出社で残りはテレワークという勤務体系が定着しており

一部のオフィスを解約する動きも出ております。このパターンにより「会社に近いけど

狭い物件」というものの需要がガクッと落ちてしまったのではないかと考えられます。

その結果、今まで優等生だった東京6棟目が苦戦を強いられる結果になってしまったと

いうのが私の仮説です。



いやー、まさかこんなことになってしまうとはね。世の中何が起こるかわかりません。

不動産賃貸業は比較的先の予想がしやすい業種だと思いますが、それでもコロナなどに

よってこういう変化が発生するとは。何事にも永遠なんてものはないのだなと

思い知らされました。収入の複線化はもとより、不動産賃貸業においても過剰に

ドミナント戦略をとったり同一の間取りや条件のものを重ねていくことに対しての

怖さを感じるようになりました。



1年近く空いている問題のうち、半年くらいは私が家賃をいじることに対して

消極的になっていたのが原因です。相場とかけ離れた家賃で募集をしていたら

決まるわけはありません。相場が変わったことに気付いたのもだいぶ遅かったので

ここはアンテナの貼り具合がしょぼかったことを認めざるを得ません。



残りの半年に関しては、私が気を引き締め直した以上に事態は深刻であったという

ことなのだと思います。家賃も下げた、初期費用も下げた、営業もして貰った、

ヒアリングしてきた内容に対応した、という形で対策を講じておりますが、それでも

なかなか反響が増えてきません。



数ヶ月前に「即効性を求めるならこの水準まで家賃を下げた方がいい」と言われていた

家賃帯がありました。管理会社さんが現地の仲介業者さんにヒアリングして聞き出した

価格帯です。しかし、私としてはそこまでは下げたくないなあという気持ちが強く、

その時はスルーしておりました。



先日諦めてその家賃帯まで下げる決断をして、管理会社さんに家賃変更をして

いただきました。これでさすがに動きが出てくるだろうと期待をしてのことです。



しかし、管理会社さんから先日届いた報告内容は「反響に変化なし」でした・・・。



報告によれば、そもそも近隣地域でこの価格帯の物件の検索自体が少ないという

結果が出ており、今この価格帯で探している人が少ないのではないかと想定されると

報告はまとめられておりました。



管理会社さんも、家賃帯の中では充分勝負できる価格まで落ちてきていると見ており

なんでこんなに問い合わせが伸びないのか首をひねっている状態のようです。



なお、先日法人さんから事務所としてという引合もあったようなのですが、再建築不可に

あるあるの「アプローチが狭い」がネックになり、成立しなかったそうです。残念。



アプローチが狭く、夜は暗い、みたいなところがネックになったのかと類推されますが

管理会社さんからは「物件外構にセンサーライトを導入してはどうか」というご提案が

ありました。夜の内見の時に多少良い影響があるのではないかということでした。

本件に関して、とりあえずお見積をいただくことにしました。センサーライトで

多少でも印象が良くなるなら、それはやってみる価値があるというものです。



切り札を使ったつもりなのに、まだ状況が好転しない東京6棟目。

果たしてトンネルを抜けるのはいつになるのでしょう・・・。



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posted by ひろ* at 08:06 | Comment(0) | 東京6棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月11日

さすがに限界と判断し、家賃を動かしやすい価格まで下げることに。

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東京6棟目も東京12棟目と同様に家賃を下げて募集することに決めました。

厳しいし残念だと思いますけど、もうこれ以上空室にしておくわけにもいきません。



市況がコロナで様変わりし、それまでの空けばすぐ埋まる状態だったお部屋が

コロナを境に全然埋まらなくなる。そんなドッキリネタみたいなことが本当に

発生してしまうのですから、世の中は恐ろしい。



ビジネス街まで徒歩圏の某ターミナル駅にある東京6棟目。何度もこの話は書いており

もう読み飽きたよと思う人もいるかもしれませんが、ビジネス街に徒歩でアクセスできる

利便性を武器にしていた東京6棟目が苦しい状況にあります。こんなに市況が変わるとは

全く予想もできませんでした。私の保有する物件の中で(再建築不可だけど)立地が

最高に良い物件、という評価があっさりと覆ってしまいました。



東京12棟目の家賃を変えるためにヒアリングした時にも感じたのですが、今年は

単身の動きが鈍いみたいです。テレワークを見据え、同じ家賃なら都心部の高くて狭い

物件よりも、少し郊外の広くて安い物件に行く方向性が強くなっていることや、

コロナによる経済的困窮による引越の抑制、あるいは親元へ身を寄せるための解約。

そんなお話が多いように感じます。



20平米程度でデザイナーズ風のしゃれた内装、そしてビジネス街徒歩圏。

単身が動かないこと、狭い物件が敬遠されること、テレワーク普及によるビジネス街への

通勤の必要性の現象。この辺の要素が重なりあい、東京6棟目の苦しい状況が生まれて

いるものと思います。



頭ではわかっていたのですが、最近はどうも空室に対して鈍感になっちゃってました。

多少空いてても全体で見たらどうにかなる、みたいな。その甘えが各物件での空室が

埋まらない状態を生み出していたのではないかと思うのです。



札幌の問題物件に目を奪われていたとか、トラブル対応優先とか、サラリーマンの仕事が

結構大変だったとか、言い訳すればいくらでも言い訳はできます。でも、言い訳して

何か良いことがあるのでしょうか。自分の懐が寂しくなるだけで、何もいいことは

ありません・・・。



あと、家賃を下げることに対する抵抗感もあったと思います。今、このくらいの水準に

下げれば動くかもと言われている家賃は、今までより5000円以上家賃水準が

下がってしまいます。あまり受け入れたくない数字だった、というのもあります。



でもさすがに、1年以上空いてしまっている部屋もあるというのだから、四の五の

言っていられる時間は過ぎてしまったと思う方がよいでしょう。いい加減現実を見据え

家賃を改定すべき時が来たということです。



小幅に家賃を下げてみたり、初期費用を軽減してみたり、広告料を多くしてみたり。

そういうこともやってきましたが、完全なる事態の打開にはなっておりません。

即効性を求めるならこの水準まで下げる、と言われた家賃に下げることが

戦うために最低限必要なこと、となってしまっていることを認めざるを得ないです。



そこまで決断したにも関わらず、まだちょっと未練がある私がいるのもまた事実。

どうせ2部屋空いているなら実験をしてもいいかなと思ったりもしています。



管理会社さんからは「家賃を下げた方が動かしやすいようですが、片方の部屋だけ

広告料を追加するなどの対策も一案」ということをメールにて報告受けております。

これを受けて、管理会社さんには「基本的には家賃を動きやすい水準まで下げることを

考える」「もしそれも有用であれば、片方の部屋は動きやすい水準まで家賃を下げる、

もう片方の部屋は動きやすい水準より少し高めにして、その上で広告料を相場より多く

つけて動きの様子を見るのも良いと思う」と返答をしました。



この期に及んでけち臭いことを言ってるなあと自分でも思いましたが、もし安い方が

決まれば、やっぱりその水準に落とす必要があるのねということで安くすればいいし、

広告料が高い方が善戦するなら、家賃を下げずに広告料を上げる作戦も有効だという

ことになります。ネットの普及により、賃貸営業マンの腕で部屋の成約傾向が変わる

時代ではないと思いますが、それでも中には頑張る人がいるかもしれません。



管理会社さんからはどっちの作戦でいくかまだ返答はありませんが、何にしても1部屋は

妥当な家賃まで下げて募集をすることにします。早く埋めることが大事だよねという

方向に転換して、早く埋まるよう努力する。そっちに気持ちを切り替えます。



これで少しでも埋まってくれればいいのですが・・・。



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posted by ひろ* at 07:50 | Comment(0) | 東京6棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする