2022年01月28日

生命保険やがん保険を東京法人から仙台法人に移す。

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会社でかけている生命保険やがん保険を、東京法人から仙台法人に移すことにしました。

法人規模と保険で落ちる経費を比較し、ボリューム的に見合わないという判断です。



東京法人では、生命保険とがん保険を私に対してかけております。私に何かあったら

嫁ちゃんがつつがなくやっていけるよう、一時金が支払われる形にしております。

勿論、何もないのが一番ですけど、なかなかそうも言ってられませんからね。



正直なところ、私自身は火災保険を掛けるということに対して懐疑的なタイプでした。

実際のところ、それは今でも変わっていません。医療保険は都民共済で充分ですし、

生命保険だって物件いっぱいあればそこからのインカムが毎月あるので特に不要でしょ、

というスタンスです。



ただ、万が一私が先に死んで、嫁ちゃんだけ残された時に、遠隔地のややこしい物件や

暑苦しい物件を果たして彼女が維持管理できるか・・・という点は疑問が残ります。

平時なら頑張れるかもしれませんが、今嫁ちゃんはちょっと病んでおり、パニック障害や

躁鬱の症状を持っています。そして今は他人と関わることを恐怖する症状もあります。

長期的にずっとそれが続くのか、明日にも治るのかはわかりませんが、人とのかかわりが

大事な仕事で、関わることが怖いと言うのはちょっと厳しいよなと思うわけです。



そして、私自身がとにかく「お金は動かしてなんぼ」と思っているタイプなので、

基本的に口座にお金がありません。そんな状態でポックリ逝ってしまった日には、

確実に嫁ちゃんに苦労をかけることは間違いありません。



なので、少し手厚い形で保険を準備して、万が一のことがあっても当面は保険金で

しのぐことができて、その間に厳しいものは売って楽なものだけ残す、みたいな

選別をできるようにしておきたいと考えております。



私は生命保険の代理店さんと火災保険の代理店さんを別々にしており(意図的に

そうしたかったわけじゃないのですが、結果としてそうなっちゃいました)、

生命保険の保険代理店さんが医療保険やがん保険なども扱っております。

今は全額損金になるタイプの保険商品が減っているようですが、そういうものが

なくなりそうなタイミングで声をかけてくださり、それじゃあそれ加入しますと

いう感じでいくつか加入しております。



さて、最近法人の間での経費のバランスが悪いと思うことが多々ありました。

決算してみれば東京法人は経費過多で赤字になったり(実際は減価償却が原因です)、

仙台法人はガッツリ黒字になってたり。でも仙台法人で経費はあまり落とせておらず

年商が小さい東京法人でばかり経費が落ちている状態がありました。



倒産防止共済の是正などに加え、この生命保険や火災保険もバランスが悪いので

できれば仙台法人に移したいということを考えていました。



昨年末、生命保険の保険代理店さんと打ち合わせした時、この話を持ち出しました。

保険代理店さんも両社の決算書を見ているので、確かにバランス悪いですねという

認識は持ってくださいました。これだったら仙台法人に保険を売却して、今後の掛金は

仙台法人で支払う方がいいと思います、と。売却の手続き自体は可能だそうです。

それだったら、保険を売却しちゃった方がいいなあ。



問題は、仙台法人は義母の管轄であるということ。義母のOKが出ないことには

保険を移すこともできません。毎月けっこうな金額のお金が出ていくのに、それは

会社のためではなくある意味私と嫁ちゃんのため。義母的にそれは良いというか

ちょっと怪しいんだよなあ・・・。手元資金がないと落ち着かない人だし。



年末、仙台に戻った時に、この話について義母に相談しました。税金で持っていかれる

一部のお金を、節税として私たち夫婦の保険の分にできませんか、と。

思ったよりすんなり「いいんじゃない」と言ってくれたのは、税金に費やすよりは

娘夫婦の将来に使う方が有意義という親心だったのかも。ありがとうございます。



ということで、OKを貰ったことを保険代理店さんに報告。最初は決算の結果によって

売却のタイミングを変えた方がいいのかなと思っていたので、決算の着地が見えたら

相談させてくださいとしていたのですが、決算の着地が見えていざ相談してみたら

全額損金の保険なので別に決算には影響しない、ゼロ円での譲渡なので売買そのものは

PLに影響を及ぼさず、その後の毎月の掛金がPLに影響するだけ、とのこと。

なんだ、それだったらもっと早くやっちゃえばよかった。



手続きの書類を郵送して貰ったので、これを書いて保険代理店さんに返送。

その後、保険代理店さんが義母のところに行って、保険の具体的な内容を説明して

署名押印して貰うという流れになりました。



別に義母のところに対面で行かなくてもいいのですが、やっぱりどんな保障があるか

知っておいてもらった方がいいでしょうし、保険代理店さんのことは割と好ましく

思っている節があったので、それだったら話し相手になって貰おうということで、

ご足労いただくことにしました。



義母は火災保険の保険代理店さんとも仲良しなので(東京に来ると結構な頻度で

火災保険の代理店さんとの会食を設定しています)、私がお仕事をお願いしている

保険代理店さんとは相性がいいのかもしれません。



これで、事業規模が大きい仙台法人で経費が多く使われる形が作られます。

東京法人は割とホイホイ売ったりしちゃったので、元々の事業規模で想定した

経費がかかっており、なんかバランス悪い状態になっていましたが、徐々にそれも

解消されてきています。うまくバランス取りながら、こういう調整をしていこうと

思います。



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posted by ひろ* at 07:49 | Comment(0) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月23日

仙台法人の決算着地点確定、それにあわせて動きを取り始める。

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仙台法人、今期の落としどころについて顧問税理士の先生と打ち合わせて合意しました。

修繕が多かったので、ある意味調整しやすかったです。あとは粛々と処理を薦めます。



少し前に、仙台法人の落としどころを探るために試算表を作って貰ったと書きました。

ざっくり言えば、札幌11棟目、千葉1棟目、仙台2棟目でガッツリと修繕費がかかって

いることから、今期はそれを全部修繕費にぶち込んだら赤字になるというお話でした。



ただ、それは本当に修繕費でいいのか、実は資本的支出ではないのか、という質問を

先生からは受けておりました。バリューアップをしている、耐用年数が長くなる、

みたいなケースだと修繕とは言えないですから。



前回のブログの最後に、先生に電話して話をした方が早いなということを書きました。

それに従い、顧問税理士の先生に電話で諸々確認してみた次第です。



まず修繕費の件。

先生にヒアリングを受け、今回対象になっている修繕が本当に資本的支出に相当しない

内容かという確認はありましたが、内容をお話した結果、修繕費と判断しても大丈夫で

あろうという判定でした。ということで、これらのお金は修繕費でも資本的支出でも

どちらにでも振り分けることができるということになりました。



そうなると、今年の決算はがぜん余裕が出てきます。全部修繕費にしたら赤字ですから

それをうまく資本的支出と修繕に振り分けて、赤字にならないほどよい塩梅の利益に

着地させることは割と容易でしょう。



そこで、次に出るのが倒産防止共済の話。

昨年から積立を開始し、期末に一括納付。今年も利益が出るだろうと思っていたので

一括納付するつもりで資金を準備していましたが、これだったら一括納付なんか

しなくてもいいんじゃない?むしろ最低の掛金でいいですよね?と。



先生も確かにそうですねと納得。ということで、まさかの掛金を最小まで落とすという

展開になりました。倒産防止共済って上限があるから、そこに至るタイミングは少しでも

遅い方が戦略的には都合がいいです。これは東京法人の失敗に学びました(笑)



そしてこうなるともう一つテーマが増えます。それは、低圧太陽光発電所の返品(?)。



低圧太陽光発電所は以前よりちょっと想定外の問題があり、販売会社さんにて買取して

いただくよう話をしており、来月〜再来月には売却が完了する予定でした。

(細かいことはまた追ってブログに書こうと思います)



しかしこの低圧太陽光発電、買い取ってもらうのはいいのですが、定率法で処理して

いるので、初年度で大きく減価償却を取ってしまっています。よって、残債での売却で

あったとしても、簿価は初年度で大きく減らしていることから、利益はかなり大きく

出てしまうことになります。



この売却も期末に押し込んでしまえば、今回の修繕費と相殺されるのではないか。

そんなことを考えました。



この趣旨を顧問税理士の先生に伝えて計算して貰ったところ、確かに結構な金額の利益が

出てしまうこと、ぶつければ損益をうまく差し引くことができそうだということでした。

よーし、プランは固まりましたよ。なんとか2月中に売却を終わらせて、損金とぶつけて

いい塩梅のところに着地させますよっと。



顧問税理士の先生には、とりあえずこの辺を着地点にしたいという意思を伝えました。

その辺にうまく着地できるよう、資本的支出にするか修繕にするか決めてくださいと

お願いをして、了承いただきました。



これで今年の仙台法人は着地点が見えたので良しとします。

事前にちゃんとやっておくと、こうやって安心して決算を迎えられるのね〜。

今までギリギリになって必死にやっていた自分はやはりダメだったと反省しました。

コロナ禍で出かける機会が減り、事務作業をするタイミングが増えたので、今回のように

事前に決算を整えることができた側面もあると思います。コロナも悪いことばかりでは

ないのかな、なんて。



その後、太陽光の業者さんに電話して、決算の都合があるからこの日までに絶対に

所有権移転する形でお願いします、と連絡。それにあわせて動きますという回答を

得ることができました。これもちゃんと期日までに対応できるか、引き続きチェックを

しなくちゃですね。絶対に間に合わせて貰わないと。



ということで、なんとなく見通しが立って安心した仙台法人なのでした。

事前に決算の予測をしておく。来年以降もこの動きをきちんと取れるように頑張ります。



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posted by ひろ* at 09:50 | Comment(0) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月19日

仙台法人、思ったより利益でなくて済むかも?

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今年の仙台法人、覚悟していたより利益は出ないことになりそうです。

試算表作って貰って、そう感じました。原因は大規模修繕が重なったことです。



12月末で個人事業主の期末、2月末は仙台法人の期末です。この時期は決算が多く

割と忙しい時期となります。



今までだと、2月末にようやく個人の資料を出す、4月に入って仙台法人の資料を出す、

という具合にかなり後手後手で資料を送ってしまい、結果として顧問税理士の先生に

ご迷惑をおかけしておりました。確定申告、事務所に所属するすべての先生の中で、

担当の顧問税理士の先生が一番終わるのが遅く、その中でも私がラストに必ず来るという

常にオーラスを飾る人になっておりました。



今年は顧問税理士の先生にあまり迷惑をかけないよう、早めの資料提出を心掛けて

動いております。今のところそれは順調に進んでおります。



個人事業主としては、売上は全部入力、経費はカードの明細がまだ届いてない分以外は

全部入力した状態で試算表を年末に作っていただいております。着地も悪くない箇所に

来ていることがわかり、安心して確定申告を迎えられる状態であることがわかりました。

残りの資料を送ったらきっとすぐ確定申告が終わるのではないか、と期待しています。

例年にない素晴らしい出足です。



そして1月は仙台法人の決算前の準備をしています。

12月末くらいまでの資料を一通り送付し、現時点での着地点から最終系を予測し

倒産防止共済の費用を期末に一括で納めるかを判定することにしております。



義母には年末年始で行った際に、この話を説明して年明け早々に出納長をまとめて

顧問税理士の先生に送るようお願いをしました。そんなに早くできないわよとブツブツ

言ってましたが、10日までには資料を整えて先生に送付しておりました。

さすが、すぐやる課所属の義母です。仕事が早い。



私の方は年末に資料をだいたいお渡ししていたので、あとは先生が入力して試算表を

作るだけの状態になりました。



そして昨日、その内容が届きました。

もっと利益が出るかなと思っていましたが、想像していたよりは少ないようです。



理由として、修繕でかなりの費用が出ていることが挙げられました。

1.仙台2棟目の外壁塗装、屋上防水、各部屋のリフォーム

2.千葉1棟目の外壁塗装、屋根修繕、室内リフォーム

3.札幌11棟目の室内リフォーム

この3件を合わせて1000万以上の支出になります。改めて金額見るとゲロ吐きそう。



これらが全部修繕費として計上されると、むしろ赤字になるというオチです。

今期はでかい修繕の当たり年だったな、とこれを見てしみじみと思いました。



顧問税理士の先生からは「実態としてこれは修繕なのか資本的支出なのか」という

ことを問われております。元々一切なにもされていなかったのであれば、防水工事も

資本的支出に当たるのでは、ということで実態を教えてほしい、ということでした。



1の仙台2棟目に関しては、築43年とかなり古い物件です。前のオーナーさんは

何もしていなかったようですが、この年式になるまで一切何もしていないとなれば、

建物はもっと悲惨な状態になっていたことでしょう。



そして、外壁塗装時に塗料の色を変えてイメージを変えることこそしましたが、

この工事はバリューアップは特になく、普通に外壁塗装をして屋上防水をしただけです。

外廊下の防水は元々貼ってあったシート防水がダメになっている箇所がありましたので

全体的にやり直しをしました。



顧問税理士の先生が言う「実態」という話であれば、「明らかに維持管理・原状回復の

ための支出」であり「資産の価値を高めたり使用可能期間を増加させるものではない」と

判断できるのでは、と考えております。



2の千葉1棟目も同様です。

外壁塗装は前オーナーさんも実施していることは把握しております。屋根の修繕は

台風の被害で瓦がめくれたところの対応ですので、これも原状回復にすぎません。

室内も間取りを変えたり和室を洋室に変えたりはしていないので、単純な原状回復と

考えることができると思います。砂壁にベニヤ貼ってクロス貼ったりしたところは

「使用期間を増加させるもの」と判断できるかもしれないなあ、とは思いますが。

あと、室内洗濯機置場を追加で設置したことは明らかなバリューアップなので、

この部分は資本的支出なのかもしれません。



部分的に資本的支出に相当する箇所があるような気はしますが、大きな括りで見れば

原状回復であり修繕費であると判定していいのではないかと思います。



3の札幌11棟目も、原状回復と考えるのが妥当であろうと思います。

間取り変更一切なし、和室→洋室化もしていない、むしろコスト削減の観点で

DKの床がジンギスカン鍋のように中央が膨らみ勾配ができているにも関わらず

「そのままにする」という決断をしたくらいです。



細かく見れば、配管がサビていたのを交換した時の素材が、過去に使ってたものより

耐久性に優れたものを使っていたりすると「使用期間を増加させるもの」になる

可能性はありそうです。ただ、ここはどんな素材に交換したかを把握できていません。

あとは、トイレや洗面台を現代のラインナップの製品に交換したことが、もしかしたら

資本的支出に当たるのかもしれない、というのは感じております。

でもまあ、むしろ洗面台もトイレも別の解体される物件で出た新しめの廃材を

再利用しているので「使用期間を増加させるもの」ではないような気もしています。



そんな感じなので、私の中では3件とも「修繕費」でいいんじゃないかと考えてます。

ただ、全部経費計上すると、先ほど書いたように赤字決算となりますのでよろしくない。

一部は修繕費であっても意図的に資本的支出にして、程よい黒字を確保するのが

吉ではないかと考えます。



そうなると、今年は倒産防止共済を一括で払う必要がなくなる?



あ、低圧太陽光の売却を含めたらどうなるかも試算したいな。瑕疵があったので買取を

してくださいという求めに販売会社さんが応じてくれそうなので、来期売ろうと

思っていましたが、今期そんなに利益が出ないなら今期売却ぶつけてもいいかも。



ちょっと今日の昼休み、先生のところに電話して相談します。

倒産防止共済の掛金変更の期日が近いので、迅速に結論を出さなくては。



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posted by ひろ* at 08:02 | Comment(0) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月28日

中小企業経営診断サービスを使って東京法人を分析して貰う。

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McSS経営診断報告書なるものを生命保険の保険代理店さんに作っていただきました。

経営指標が数値化されて出てきます。へー、なんか面白いですねこれ。



私はお付き合いしている保険代理店さんが2人いらっしゃいます。片方は火災保険で

いつもお世話になっている代理店さんと、その代理店さんで生命保険に入ろうとした時に

過去の履歴でどうしても入れず、その代理店さんの仲間の代理店さんをご紹介いただき

お付き合いが始まった生命保険の代理店さんです。



生命保険は本来不要派なのですが、某地銀さんと融資について会話している時に

できれば団信で賄えない分を生命保険などで独自に賄ってほしいというお話が出たので

そこに対しての手当てで生命保険を必要とした、という次第でした。



そしてこの生命保険の代理店さんが非情にできる人で、なるほどと思えるご提案を

都度都度繰り出してこられるのです。どれも説得力があり、ついつい言われるがままに

保険に加入してしまっている自分がいます。キャッシュフローをそこに入れるのって

本来違うよねと思ってしまうのですが、いろいろと手回し良く説明が進むので、

うん、それじゃ入った方がよさそうだね、みたいな感じでつい(笑)



そしてこの生命保険の代理店さん、いろいろな社長の相手をしているだけのことはあって

経営分析というか財務諸表の読み方が上手です。3期分見せると「銀行融資引きやすく

するなら、ここをこう見せた方がいいですよ」などと助言してくださいます。

私もなるほどと思うことがちょいちょいあり、勉強になるなあとありがたくお話を

伺っております。これは職人系の社長さんから信頼得られるだろうなあ。自分自身で

財務諸表を見てなくて、経理畑の番頭さんに任せちゃってるタイプの会社の社長とか。



先日、東京法人の決算書が赤字になってしまったのを受け、内容をろくすっぽ吟味せず

「ちょっと保険で出ていく金額が多い気がするから減らす相談しようっと」と思って

赤字なのでちょっと相談したいと伝えたら、決算書見せてくださいと言われたので

渡したところ、これ減価償却が取れすぎてるだけで経営上何の問題もないですよ、

保険減らす必要ないですよ、とさっくり言われちゃいました。そもそも保険代理店さんに

減らしたいって言ったって、はいわかりましたと即答するわけはないので、当然と言えば

当然のことです(笑)



そのやりとりをした時、なんか見やすい資料をくれたのです。

それが「McSS経営診断報告書」というもの。一般社団法人CRD協会というところで

作っているそうで、決算書3期分渡すと、信用保証協会の保証料率決定に利用されている

スコアリングモデル『CRDモデル(法人)』で評価し、集積された約100万社の

決算データと比較した『現状診断』を行ってくれるのだそうです。



ネットで調べてみたらサイトもありました。こちらをどうぞ。

中小企業経営診断システムサービス



東京法人の総合評価のスコアは「B」でした。某金融機関さん曰く「Aはなかなか

出ないのでBもかなり良い評価ですよ」とのこと。偏差値は55とのことでした。

デフォルト企業の平均偏差値が36ということでしたので、これを金融機関の人や

保証協会の人が見たら、少なくとも危なくて貸せないという風には見えないだろうなと

思った次第です。



債務償還年数なんかもこの分析に出てきますが、東京法人は11.94年ということで

不動産賃貸業としては悪くない数字になっていました。最大の借入が15年だから、

まあそうなりますよね。現金で買ってリフォーム代だけ融資して貰っている物件ばかりで

まともに全額借入して買ったのは太陽光くらいですから。



今度は仙台法人でも同じ分析して貰おうっと。



数値化されるとなんとなく面白いですね。ゲームやってるみたいです。

こういうの好きなので、定期的に見て貰おうと思います。自分で見ようとしても

めんどくさくなって分析する前に力尽きるのが常なので、ここをアウトソースできると

気持ち的に楽です。保険加入したことによるサービスとしてこれがついてくるなら

多少保険かけすぎな気がする分も手数料と割り切れるかな。

またお願いしようと思うので、よろしくお願いします!



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posted by ひろ* at 10:12 | Comment(0) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月01日

赤字だと思ってた東京法人、ちゃんと見直すとそんなことはなかった。

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生保の保険代理店さんと打ち合わせをしてきました。結果的に、東京法人の決算書の

分析をして貰った形になりましたが、第三者に見て貰えるのはありがたいことです。



元来、生命保険や医療保険などに関しては、あまり必要ないと思っているのですが、

それでも生命保険に入ったのは当時お付き合いをしようとしていた地銀さんからの

「団信の枠に入りきらない分があるので、生命保険などで不足分を補えないか」

という相談というか意見があったためです。それではということで、懇意にしている

損保の保険代理店さんで何か生命保険に加入しようと思ったのですが、そこの

保険会社さんで直近で健康診断の結果が芳しくないことを理由にNGになっている

履歴があったため、そこでは加入できず。保険代理店さんが仲良くしている別の

保険代理店さんに振っていただき、そこで生命保険に無事加入できた、という感じです。



そんなご縁から、生命保険関係ではいろいろとご提案をいただいており、その中で

有益と思えるものは契約したりという感じでお付き合いが続いております。



さて、ところが今ちょっとその保険を見直したいなという気持ちになっております。

東京法人が赤字決算になったことを受けて、保険にお金を回している場合じゃない、

そこの損金を止めた方がいいのではないか、と考えたためです。



勿論、保険代理店さんとしては保険を減らすことは好ましいと思わないでしょう。

立場を考えれば当然です。なので、基本的には自分の中で保険は少し減らすことを

前提として会話をしに行こうと思っておりました。



先に電話でその旨お伝えした上で、相談させてほしいということでアポを取りました。

「事前に決算書を3期分見せて貰いたい」ということでしたので、それも送りました。

この代理店さん、決算書もしっかり読めるし、銀行さんにどう見せることで融資が

獲得しやすくなるか、などについても非常に詳しいです。ちょっとした財務コンサルが

できるんじゃないかなと思ってます。



私も本当は自分で決算書を読んで説明できるようにならなくてはならないのですが、

最近は新規の金融機関さんを開拓していないとか、新規物件を東京で購入する話が

全然出てこないとか、まあそんな事情もありまして、決算書は貰っただけで顧問税理士の

先生からの概要説明を受け、それを鵜呑みにしただけで満足しておりました。



この伏線がある中、保険代理店さんとの打ち合わせに臨んだのですが・・・



「ひろ*さん、これ全然赤字じゃないですよ」



と開口一番言われました。ん?どういうことだ?



曰く、減価償却費が前期に比べて3倍くらいに増えているので、その分を加味すると

赤字の原因はキャッシュが出ていかない経費である減価償却費なのだから、財務上は

健全な姿であると言えるはずだ、と。



確かに、見てみるとやたらと増えてますね・・・。なんでこんなに減価償却増えたんだ?

減価償却の明細を見ていくと、東京13棟目の取得経費とリフォームの経費が今期から

乗っかっていること、そして低圧太陽光が定率法で償却されていることで、かなり大きな

金額が経費化されていることがわかりました。



太陽光を定率で償却しているのに気が付かなかった私がポンコツなので恥ずかしいですが

なんで定率法で償却しちゃったかなー・・・。これが定額法になるだけでもだいぶ赤字は

縮まってたというか、赤字じゃなくなってたんじゃないの?赤字を縮める方法はないかと

言った時に提案して貰えなかったのがちょっと残念です。



定率法にした理由はなんとなくわかるんです。以前、仙台法人で太陽光を購入した時に

定額法にするか定率法にするかを確認され、今回は定率法でと答えたことがあります。

それが法人の原則ということで顧問税理士の先生は捉えたのでしょう。だから今回も

定率法で処理した、と・・・。



いやでも、赤字にしたくないって意思は伝えているんだから、そこは定額法にしては

どうでしょうと提案してほしかった・・・。当然、そこは私がきちんと内容を精査して

指摘しなくてはならないところなので、顧問税理士の先生にどうこう言うつもりは

ないです。反省してチェックポイントとして私が見ることを怠らないようにする、

という必要があるというだけです。そして先生にもこのことはお伝えして、今後は

定額・定率選べるものについては事前確認をお願いします、と言っておこうと思います。



銀行さんには、このことをきちんと説明しておけば、赤字だから融資できないみたいな

話にはならないと思うので、ちゃんと支店長に向けて話をしておいた方がいいですよと

助言をいただきました。そうですね、仰る通り。説明文書を作って、決算書と同時に

お渡しするなどの工夫をしようと思います。



そして、保険の額を減らすというよりは、契約変更の形で損金を減らして資産計上が

増えるようにして、BSの見た目をよくする方向にしてはどうですか、という助言を

いただきました。対銀行さんという意味ではそちらの方がいいと思う、とのことです。

そうしよう、うん。



その他、積金が1つ現預金のところに乗ってないこととか、いくつか改善すべき点が

出てきました。BSだったら税務と関係ないから、修正申告お願いしちゃおうかな。

ともかく、今回得られた情報を使って顧問税理士の先生と相談したいと思います。



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