2025年10月27日

仙台から義母が来ていたので、会食・会議・研修です。

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二泊三日で義母が東京に来ておりました。今回は仕掛中の案件はなかったので視察は

あまりできなかったものの、関係者との会合や役員会などをこなしていただきました。



突然ですが、義母はもう75歳です。結構な年齢なんですよ。私の周りにも60代後半で

まだまだ元気に美味しいご飯を食べたり世界を飛び回っている人はいらっしゃいますが、

義母も親戚と温泉旅行したりご飯を食べたり遊びに行ったりしており、年に数回は

新幹線に乗って東京に来る生活をしているので、元気な方じゃないかなと思っています。



話をしていても、とても75歳とは思えない感じなんですよねえ。頭は切れるし、

ご飯もきっちり食べてるし。昔に比べて車の運転がちょっと怖くなったかなあという

感じはしなくはないですし、体力面の若干の衰えはあるような気がしております。

でもそれも、しいて言えばって感じの話。基本的には元気で(いい意味で)歳不相応な

義母です。



実の両親もまだまだピンピンしており、父はシルバー人材センターに登録して

植木を切る仕事をしていますし、母は緑内障かなんかで病院に行くのに平然と自転車に

乗って通院したという危険な伝説を持っており(良い子は真似しないように!)、

自宅の住み替えをする息子の心配をしてなんだかんだ理由をつけてお金を配ろうとする

タフネスな精神の持ち主です。両方ともまだまだ元気に生きてくれそうです。



義父は9年前に亡くなりましたが、それ以外の両親はまだまだ元気。

いずれ別れはやってくるのだろうとは思いますが、それはまだまだ先になりそうなので

今のうちにできるだけの親孝行はしておきたいと思う次第です。



そんな元気な義母がこのたび東京にやってきました。義母は仙台法人の代表を勤めて

くださっていることもあり、割と頻繁に東京に来ております。実の両親はあまり東京には

来ないのですが、今年は1度だけ母といとこが一緒に我が家に猫を愛でに来ました。

義母も東京に来る時は必ず我が家に立ち寄って猫を愛でております。

猫のおかげでコミュニケーションが増えたような気がします。



せっかく東京の来ているのだからと思って、私の方で予定を調整して、仕事につながる

会合などをセッティングさせていただきました。



2泊3日での東京訪問の初日は、保険代理店さんとの会食を設定しました。

お仕事上の関係は以前からあったのですが、義父が亡くなった時に保険代理店さんが

わざわざ東京から夫婦で仙台までいらしてくださり、お通夜か告別式かのどちらかの

顔を出してくれたのです。そんな温かいお心遣いの影響もあるのだと思いますが、

義母は保険代理店さんと会うのは楽しいと言っているので、できるだけ会食の場を

設定するようにしております。



今回は太陽光発電所の保険更新の件とか、昨今の火災保険の動向のヒアリングなど

私としても聞きたいことがあったので、私自身も是非参加したいと思っていました。

ということで日程調整をさせていただき会食を設定していたのですが・・・



お休みしている間にNOと言いづらい出張予定を入れられてしまいまして(汗)

若手の引率という性格上、勝手に行ってこいって話も難しく、東京に戻る時間が

かなり遅くなってしまうことから会食への参加を断念せざるを得ませんでした。



これはどうしようもないので、義母と保険代理店さんとそのご主人の3人で会食を

してきてもらうしかないなあ、と思っていた私。そこに思わぬ申し出がありました。

義母がお店にたどり着けなかったら困るから案内しないと、と嫁ちゃんが言い出して

最終的に義母と一緒に会食に参加すると言うのです。保険代理店さんご夫妻と嫁ちゃんは

確かに面識はあります。なので別にありえない話ではないのですが・・・

まだパニック障害とか双極性障害とかが(猫のおかげでだいぶ良くなったものの)

完治しておらず、人と会うのが怖いし疲れるといつも言っている状態なのに。大丈夫?



何回か確認したのですが、大丈夫だと思うと言っているので、私の代理として

参加して貰うことにしました。嫁ちゃんも仙台法人の役員なので、その意味では

会社として参加するのは何らおかしくないですからね。



ということで、会食は無事に私貫で執り行われ、義母は楽しいひと時を過ごせたと

大変満足され、嫁ちゃんも思ったより大丈夫で楽しかった、人と会っても大丈夫かもと

少し自信がついた、と話しておりました。これは結果としては良かったのかな?

何にせよセッティングは無駄じゃなかったようでほっとしました。



翌日の昼間は少し街歩きしつつ東京の私のドミナントエリアの特性などを説明。

私が持っているアパートの外観など少し見つつ、史跡旧跡もちょっと見学。

その後は嫁ちゃんに任せて、私は大家の会の勉強会に少し参加。夜になって再び

合流して、高級焼肉店での役員会を開催しました。



義母も75歳ということもあり「私もどこかで引退を考えないと」みたいなことを

仰っておりましたが、下手に引退とかしちゃうとボケるかもしれませんよ!?と遺留。

私がサラリーマンを辞めたらじゃないでしょうかね・・・知らんけど。



火災保険の話、売却活動をどこまで本気でやるかの話、今後の法人の運営方針の話、

といった話題が出ましたが、いずれも結論には至らず。いろいろ考えることはありますが

家賃が入ってくるという事実があるので、現状のままでも特に今は困らないというのが

ありまして、なかなか本腰を入れた議論にならないような気もしています。

よくないのはわかっているのですがねー・・・。



他にも太陽光の売却案件の件で業者さんと義母と私の3名で会話したり、これまでの

いろんな話がどういうものだったかを聞かされたりという感じで、いろいろな面で

コミュニケーションの最新化が図れたのでよかったのではないかと思います。



次に会うのは年末。銀行さんとか一緒に行かないといけないだろうなあ。

また調整かけていきたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:25 | Comment(0) | 出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月11日

無事帰国しました、のご報告。

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本日早朝、無事に日本に帰国しました。本日は時差ぼけ調整デーになりそうです。

帰りの飛行機で日本とヨーロッパの違いとかを考えたりしておりました。



フランス時間の朝5時。早々にホテルを出て、オペラ座の前にある空港行きの

ロワシーバスの乗り場に向かいます。5時15分が始発でしたが、私が到着した時は

既に始発が待っていました。朝方でもオペラ座のあたりはそこまで治安が悪い

雰囲気はありませんでしたが、外で一人で待つのはちょっとなーと思っていたので

バスがいてくれて安心したものでした。



朝なので渋滞もなく、日が昇る前なので景色も全然見えず、スマホをだらだらと

いじりながら1時間程度バスに揺られて空港に到着。降りるターミナルを間違えて、

空港内のターミナルを行き来する電車に乗って正しいターミナルに移動。

免税の手続きを済ませ、乗り場に向かうと既に手続きは始まっておりました。

手続きを済ませ、荷物を預けて、さくっと保安検査を済ませます。

免税店があるのですが、為替の関係であまり安くありません(苦笑)

嫁ちゃんに頼まれていた眉毛を書くやつは日本の方が安いという残念なオチでした。



あとはラウンジに入ってダラダラします。フランスらしく、ラウンジにはチーズが

豊富にそろっていました。フィンランドのラウンジもスイスのラウンジもそれなりに

豊富にチーズはありましたが、フランスはそれよりもうちょっとだけ多い気がしました。

一般の会員ランク向けのラウンジなので、機内食の方がきっとゴージャスだろうと判断し

食べる量はほどほどに。それでもせっかくのフランスなのでとクロワッサンなんかも

食べちゃいました。



搭乗時刻になったので、残ったユーロをワインやお土産などでおおむね使い切り、

飛行機に乗り込みます。マイルで予約したエールフランス航空のビジネスクラス。

元々予約していたのはブリュッセル空港からのANAのプレミアムエコノミーでしたので

そこから比較するとフルフラットで寝ながら帰国できるのは大変ありがたいです。

エコノミーに長時間は身体が疲れちゃいます。



行きがこれまたマイルで取ったJALのファーストクラスだったので、どうしてもそれと

比較してしまうのですが・・・やっぱJALのファーストクラスの方が(当然ですが)

快適でした。席は広いし、食事もお酒も充実していました。コンシェルジェサービス付き

ホテルって感じでしたからね。勿論エールフランスのビジネスクラスも快適でしたし、

日本行きのフライトだからか日本人CAさんもいらっしゃり、不自由なく過ごせました。

ただ、機内Wi-FiサービスはJALだと無料のバウチャーがついてましたが、

エールフランスのビジネスはそれがなく、日本円にすると5000円くらいのお値段。

2週間近くユーロ圏にいて物価がバグってたので購入してサービスを利用しましたが、

普通に高いよねこれ(汗)



帰国までの13時間以上のフライトの間は、マーケティングの本やビジネスメールの

本を読んだり、ヨーロッパと日本、ヨーロッパの国同士の違いなんかを思考してました。



ヨーロッパの人は全体的に「オープンに話しかけてくる」文化だなと思います。

日本の人でそんなオープンに話しかける人がいたら「変な人がいる・・・」と

無視して終わるんじゃないでしょうか。でもそういう違いがあることを知っていると

対応の仕方が変わるし、そもそもそういう方が居心地がいいと移住する選択肢も

出てくるかもしれません。



そういった違いを知ることは、自身の見識を広げてくれます。

海外に出てみることで得られる効果の一つではないでしょうか。



また、自身が「外国人」になることで、見えなかったことが見えてきます。



日本のコンビニってなんて便利なんだろうとか、スリに気を付けながら歩かなくても

いいことが当たり前であることに対する感動とか、壁やシャッター、果ては電車や車にも

所かまわず落書きなんて考えられないなと感謝したりとか。

自販機を設置しても強盗を懸念する必要もないですし、お釣りで詐欺られるような

対応だって日本なら心配する必要はありません。



自身が外国に行って外国人になり「看板に英語が書いてあればなあ」と思ったりすれば

それは日本で外国の方をお迎えする時に応用できるチャンスです。

私はフランス語やドイツ語、オランダ語、フィンランド語は読めませんので、

そういった国の飲食店に行った際にはGoogle翻訳のカメラ入力機能を用いて

せっせと翻訳させてから注文しておりました。逆に言えば、Google翻訳で

各国語版のメニューが作れるんだから、先に作っておけば親切じゃないか、とか。



そんなことを考えるきっかけにもなりますので、海外にたまに行くのは良いことと

私は思っております。読者の皆様も是非海外に足を運んでみてください。



そんなことを考えたり、時差もありうつらうつらしか寝れない割には外国のお嬢さんに

ぐいぐい迫られるのんきな夢を見たり、どうでもいいことを考えたり、機内食を食べたり

お酒を飲んだりしているうちに、日本に到着しました。久しぶりの日本です。

降りる前のエールフランスの機内食で、具のない味噌汁をおまけで出していただき

急激にお米と味噌汁に対する郷愁が膨らんだのでした。コンビニでおにぎりを

買ってしまおうかと悩みましたが、機内食を食べたばかりなので自重しました。



なんのかんので、やっぱり日本が快適で過ごしやすいと思います。

海外はたまに行くから楽しいのであって、ずっといるとなるとそれなりに覚悟は

必要だろうと思います。



家に帰って猫をもふもふして洗濯物やお土産を出してシャワーを浴びて、今ブログを

こうして更新しております。体重を恐る恐る測りましたが、出国前より若干減ってて

びっくりでした。太りそうなものばかり食べてたのに!

ということは、今日はお昼にカレーでも食べて大丈夫そうですね(笑)



今日はこの後記帳と入金の作業をしてこようと思います。あとカレー食べに行こう。

ヨーロッパで捨ててきたパンツの代替品も買いたいし、スーツケースも新しいのを

見たい気持ちがあります。最近足からキュルキュル音がするようになってしまったので。



時差ぼけで早めに眠くなりそうなので、今日は早めにご飯を食べて早寝しようっと。

それでは今日一日が皆様にとってよい一日になりますように。



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posted by ひろ* at 09:47 | Comment(0) | 出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月10日

フランスで売り物件およびその周辺を視察し、海外視察は終了。

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長かった海外視察も終了し、明日のフライトでパリから東京に戻ります。

様々な気づきのある素晴らしい視察旅行でした。お付き合いいただいた皆様に感謝。



今回、視察は国が変わるごとに人数が変わっており、一番人数が多かったのは

スイスでした。日本の新興大家さん業界の中では大きな資産を持っているであろう

メンバーがスイスに集結し、プライベートバンクの方にいろいろなレクチャーをいただく

またとない機会。私のようなしょぼい系失敗多数大家さんは場違いなのですが、

そこはもう「お笑い担当」「かばん持ち担当」という形で同行しました(笑)



初日のフィンランドでは、物価の調査や街の雰囲気の調査、どのような観光地があり

日本とどのような差異があるか、ヨーロッパから来た人が日本でどのような感情を

抱くかを想像できるようになったと思います。なんせこの手の話、日にちが経てば

経つほどに麻痺していきますからね。初日が肝心。



ドイツでは中世ヨーロッパの街並みをどう日本の不動産に応用できるかという点で

活発な議論が繰り広げられ、とても有意義なフィールドワークとなりました。



ベルギーではホームセンターの視察などを通じてヨーロッパのDIY事情を学びつつ

ベルギー煉瓦の実例を見ながら日本の煉瓦との差異の確認や活用方法の検討などに

勤しみました。



そして私が今いるフランスです。



正直なところを言えば、フランスはビジネスクラスで帰るためにあれこれマイルで

取れるビジネスがある便を探した結果、パリ発のエールフランスのビジネスクラスが

それを満たしていることがわかり、急遽予定に組み入れたのです。

なので、特にここは不動産の視察などを入れる予定はなかったのです。



しかし、スイスで我々をアテンドしてくださったガイドの方が「フランスにいるなら

私が持っている不動産の購入を検討しませんか?」というご連絡をくださったので、

今日はベルサイユ宮殿に行く予定をキャンセルして、売るかもしれないという

アパートメントの調査に赴いたのでした。



物件はパリの8区にあり、周囲には蚤の市や雰囲気のいいアンティーク作家のお店など

パリっぽい雰囲気のものがいろいろとありました。歩いてみた感じ、治安も悪くは

なさそうで、特に不安を感じることもなかったです。



パリは場所によって治安が悪かったりスリが横行したりしているという話なので、

割と警戒して臨んだのですが、完全に肩透かしでした。



急な話だったので外観のみ確認、内装は写真を送っていただき確認をしました。



元々は娘さんが使っていた物件で、最近はスイスからフランスに遊びに来る時の

別宅にしていたそうですが、年齢などを考えて売ろうかなと思っていたのだそうです。



立地は良いし、雰囲気もいい。修繕費は古いから結構かかったという話でしたが、

まあ築古をやるならそうなりますよね・・・。ヨーロッパは古い建物が多いので

それはもう宿命ではないかと思います。



手が出る価格になるのか?という点において、はなはだ怪しいとは思っていますが、

もし本当に手が出る価格になるのであれば・・・Airbnbとかで運用できる?



フィリピンのコンドミニアムでだいぶやらかしたので、海外不動産を実際に購入して

運用するのか?と言われると、やっぱりしり込みする自分はいるのですが・・・

パリに不動産持ってますとか言ってみたいよね、承認欲求を満たすために(やめれ)。



ま、どっちにしても価格を聞いたらぎゃふんとなって手が出なくて終わるだろうと

思ってはいるのですが、一応今後とも気にかけておきたいと思います(往生際が悪い)。



さて、私自身はパリに来るのは初めてでしたので、パリがどんなところなのかを

1日という短い期間ですが、できる限りやってまいりました。



エッフェル塔に登り、街を歩いて雰囲気を見ながらランチを食べて、寺院や公園など

ふらふらしつつ、声をかけてくる怪しい人は全力で無視しながらルーブル美術館へ入り

広すぎるわ多すぎるわて何を見たらいいかわからなくなり疲弊し、疲れをいやすために

鴨肉やらフォアグラやらを食べて赤ワインを飲んで、デパートでお土産を購入して、

今こうしてホテルでブログを書いている次第です。各所で買ったお土産で増えた分は

ボロくなった洋服を何着か捨てることで荷物を減らして対応。半年後に引越があるので

ものを捨てろと嫁ちゃんに言われているし、ちょうどいいです。



ということで、明日は9時半の飛行機に乗りたいので、3時間前の6時半に空港に

到着するため、5時過ぎのロワシーバスに乗りたいと思います。

現在、フランス時間では22時。日本時間では朝5時。

ちょっとブログ更新の時間には早いですが、寝坊するわけにもいきませんので

早めに更新しておこうと思います。それでは。



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posted by ひろ* at 05:02 | Comment(0) | 出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月08日

ベルギーでベルギー煉瓦の建築様式とヨーロッパのDIY事情(?)を学ぶ。

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海外視察研修も終盤です。先日よりベルギーでいろいろと活動しております。

ベルギーではベルギー煉瓦の活用やヨーロッパの建築資材事情などを確認しました。



昨日も結局お部屋でベルギービールを飲んで寝てしまいましたので、ブログ更新が

日本時間の朝ではなく、ベルギー時間の朝になってしまいましたことをご容赦ください。

ベルギーはビールが美味しすぎてアカンです。



ヨーロッパの旅、歩いてる歩数も普段よりかなり多く、一日平均12000歩くらいは

歩いております。でも食べる量も増えてるような気がしているので、おそらく体重は

ちょっと増えて帰るのではないかと戦々恐々です。ヨーロッパサイズは日本に比べて

全体的にでかいです・・・。



今回、ドイツでは中世ヨーロッパの建築を中心に扱ってきたため、現代的な建築に

関してはベルギーで少しフォローしようと思っておりました。ベルギーでは都心である

ブリュッセルやアントワープを回り、あとはドイツの中世ヨーロッパ建築との比較の

意味合いも込めて、ブルージュも回っております。



ところで、ベルギーって聞いて皆さんは何を想像されますでしょうか?

ベルギーワッフル、ベルギーチョコ、ベルギービールくらいまでは想像できるかと

思うのですが・・・実は結構な工業地帯で製造業が盛んな土地柄なんですよ。

ヤンセンファーマとかソルベー、インベブといった世界的な企業もあります。

製薬業界では各社のワクチン研究開発機関が集まり「バイオテックバレー」を

形成しております。製薬業も含めた化学系、プロセス系製造業に強みのある国です。

また、EUの本部がブリュッセルにあります。あとは伝統的な繊維系の業種もあり、

ベルギーレースと呼ばれております。



伝統的なベルギーの建物は煉瓦で作られており、ベルギーから日本に輸入された煉瓦は

「ベルギー煉瓦」と呼ばれております。詳細はググって1番上に出てきたサイトへの

リンクを貼っておきますので、ご覧になっていただければと思います。



スポーツで言えばサッカーが一番人気。赤い悪魔と呼ばれるベルギー代表は世界でも

強豪として君臨しています(あまりサッカーに詳しくないので今は違うとかだったら

すみません)。また、自転車競技もとても盛んだそうです。ベルギーのお土産屋さんに

行くと、自転車をモチーフにしたお土産がよく売られています。



ブリュッセルには移民が多く住んでおり、ドイツやスイスと比べて明らかに有色人種が

目立っておりました。Uberで配車したらドライバーさんがスリランカの方でした。

アラブ系の移民も多いということがネットには書かれており、移民の受け入れに積極的な

国なんだなと思っていたのですが、どうも2025年2月からは移民の受け入れを

厳しくする方向に舵を切ったようです。こちらのブログ記事を参考にしました。



国としては、北がオランダ語圏(フラマン人)で、南がフランス語圏(ワロン人)。

北部は厳密には「フラマン語」と呼ばれているそうですが、オランダ語の一方言くらいの

感覚でいればいいとのことでした。



Wikipediaによれば、北部のフランデレン地域が工業・サービス業が主流で

南部のワロン地域では石炭・鉄鋼業が中心とのこと。近代においては石炭や鉄鋼といった

業種は衰退しており、北部の方が経済的には裕福な状態であるとのことです。

南北格差が結構大きいみたいですね。



さて、今回の視察旅行では、ベルギーのホームセンターを見に行ってきました。

ヨーロッパはDIYが盛んで、ホームセンターにも資材がいっぱいあるという話を

聞いており、日本で応用できるものがないか、価格差はどんなもんかを確認する

目的となります。



ただ、ブリュッセル近郊でないと行く時間がなかったため、あまり規模の大きな

ホームセンターには行けずじまいでした。都心型(?)のホームセンターですと、

どうしても品ぞろえが豊富とは言い難いです。同行した方が、フランスには壁紙とかも

いろいろ売ってて大量に買い込んだような話をされていましたが、今回行ったところは

そういうものはなく、日本だと環七とかに面している小〜中規模のホームセンターって

感じでした。スーパービバホームじゃなくてビバホーム、みたいな?



DIYが盛んだからなのか、地続きで輸送コストがかからないからなのか、理由は

わかりませんが、ケルヒャーは日本よりかなり安かったです。

ケルヒャー



また、シーリングライトなんかもだいぶ安いなと感じました。

シーリングライト



シャワーブースも材料とだけ考えたら結構安い感じがしました。

全体的に材の部分は安いような気がします。

シャワーブース



水栓などで珍しいものがあれば買ってもいいなと思ったのですが・・・

特に品ぞろえは日本と大差ない感じでした。

水栓

シャワーヘッド



月曜の昼間というタイミングが悪かったかもしれませんが、人はまばらで繁盛してる

雰囲気はあまりなかったです。視察的にはちょっと不発で残念でした。



また、ベルギーではブルージュに多数残るベルギー煉瓦の様式を見てきました。

色のレパートリーや表面の凹凸などのレパートリーが、日本の煉瓦と比較しても

豊富だと聞いていましたが、確かに様々な煉瓦造りの家がありました。

ブルージュの煉瓦造りの家

ブルージュの煉瓦造りの家



ブルージュはかつては交易で栄えた開運都市でしたが、15世紀後半になると

運河が土砂で埋まってしまい、それからは衰退していく一方となりました。

結果として、当時の街並みが今でも維持されており、ユネスコ世界遺産として

登録され、今は観光都市になっています。



先ほど挙げた写真を見ていただいてもわかるように、煉瓦といっても色々な色があり

見る者を飽きさせません。日本だと赤茶色をした煉瓦が多いと思いますが、ベルギーは

そればかりではなく、いろいろな色の煉瓦があります。実際に来てみて、なるほどと

思った次第でした。



中世ドイツの街並みが残るロマンチック街道沿いの都市と比べても、ブルージュは

煉瓦造りの建物が圧倒的に多く、同じヨーロッパでも全然違うなあと思ったものでした。

今のロマンチック街道の各都市の建物群が形成された時代と、ブルージュの時代が

どの程度同じなのかわからないため、地域ではなく時期の差かもしれませんが、

同じ中世ヨーロッパでもこれだけ違うのかと思わさせられたのでした。



今、自宅の住み替えで注文住宅を建てようとしているところですが、もしこの旅が

仕様決定前だったら、だいぶ影響されたかもしれません(笑)

煉瓦はコストがかかると思うので賃貸住宅にホイホイと適用はできませんが、

ファサードの一部に活用するなどの形で今回得られたアイディアを活かせれば

いいなと考えております。



実際に現地を訪れてみて、初めてわかることも多数あります。

今回の視察旅行で得られた知見を今後の賃貸経営や宿泊業の経営に活かせるよう

精進していきたいと思います。



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2025年10月04日

ドイツのロマンチック街道は建築のアイディアの宝庫でした。

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ヨーロッパの街並みは大いにインスピレーションをいただける素晴らしい環境でした。

次に手掛ける物件に応用できること請け合いです。楽しみになってまいりました!



ヨーロッパ研修旅行も後半戦に入ってまいりました。フィンランドでは訪日外国人の

お客様が日本を見てどう感じるかを想像するためのフィールドワークを行い、

スイスではプライベートバンカーの方と不動産や金融に関する情報交換会を実施。

ではドイツでは何を?という話ですが・・・ヨーロッパの街並みの美しさをどのように

日本の物件に応用できるか、という点について一緒に行動しているメンバーと共に

知恵を絞ることで、有意義な研修ができたのではないかと思います。



ドイツではミュンヘンからロマンチック街道を逆走する形で北上しております。

古城の見学などもさせていただきましたが、本日回った各町の街並み研究が研修の

ハイライトでした。



ネルトリンゲン→ディンケルスビュール→ローデンブルクと移動したのですが、

本当に街並みが素晴らしかったのです。あまりに素晴らしいので、参加者の皆で

あーでもない、こーでもない、日本ではこうすれば、みたいな話が盛り上がりすぎて

ガイドさんが「押してます・・・」と困っておられました(笑)



ネルトリンゲンは「進撃の巨人」に出てくるパラディ島のモデルになった街です。

町全体が壁に囲まれており、その様はまさにウォールマリア。壁の上を歩いていると

立体起動装置があれば・・・!と思ってしまうような、素敵な街並みでした。

街を一望できる教会の塔には、進撃の巨人のファンと思われる方が調査兵団のマントを

着て心臓を捧げる写真を撮影していました。日本語はわからなくても「心臓を捧げよ!」

と声を掛けたら「ササゲヨ!」と返してくれます。なかなか楽しいです(笑)



ディンケルスビュールはかつての小麦の町。ドイツで一番の傑作と呼ばれる木組の物件、

ドイチェハウスを横目にプレッツェルを食べながら街歩き。パンに誘われて寄ってくる

蜂をかわしながらの街歩きとなりました。



最後に訪れたローデンブルクは東西ドイツ統一記念の祝日のセレモニーで町中が

浮かれた雰囲気。歴史ある街並みを眺めながら、ピーターパンのモデルとなった

プレーンラインを見学し、お土産を買ったりしながら街を散策したのでした。



一番時間をかけて散策したのはローデンブルクでしたが、街並みをじっくりと見たのは

ネルトリンゲンでした。そしてネルトリンゲンでの大家さん仲間との会話はすごく面白く

建築のサンプルがあるからこそ、こういう話題が展開するのだな、と感じたのでした。



例えばこんな色使いのおうち。

ヨーロッパの家

日本ではなかなか見られない色使いだけど、これを再現するにはどういう色指定を

したらいいのか。そもそも日本の街並みにこれを再現しても浮くだけなのではないか。

じゃあどうあるべきなのか。町全体をコンセプトを設けて作るとかしないとダメか。

日本風にアレンジするならどこをどういじるべきなのか。そんなことを延々と話して

おりました。



例えばこんなファサードのおうち。

ヨーロッパの家

紋章もドアもかっこいい、壁の色使いとマッチしている、日本で作ろうとしても

両開きのドア自体があまり使う機会がない、そこをどう考えるか、みたいな話が

ありました。



例えばこんな昔はなめし皮職人さんの工房兼住居だったおうち。

ヨーロッパの家

表の窓がかわいいとか、築古だからどうやって内装のリノベをすべきかだとか

(そもそも中を見てないんですけど・笑)、川べりというロケーションが映えるので

それをどう生かしてバリューアップしていくのか、など。



例えばこんな傾いちゃっているおうち。

ヨーロッパの家

「傾いてるくらいの方がいい!ほしい!」と大騒ぎするボロ物件マニア(笑)

地震が起こらないからこれで許されるのかな、などと冷静に分析する人。

同じ物件を見ても人それぞれの感想で面白すぎます。



例えばこんな丸窓のあるおうち。

ヨーロッパの家

丸窓は金もかかる上に漏水の原因になるからあまり薦められない。でも丸窓があると

見た目がかわいいしアクセントになるからできれば採用したい気持ちもある。

この家を見ると、四角い窓を左官で丸く塗ってフィックス窓に仕上げているから、

このやり方だったら多少コストはかかるけど両立できるのでは。



例えばこんなおうち。

ヨーロッパの家

窓の上のアーチになってる部分がかわいい、窓自体をアーチにするとお金がかかるけど

窓は普通の四角い標準品を使って、窓枠の上をアーチ状に左官でうまくやることで

費用を抑えながら雰囲気を出せるナイスアイディアじゃないかこれは、など。



歩いても歩いても建築バカの話ばかりで、最後にはガイドさんまで屋根に窓がついてる

家を紹介する時に「これは雨漏りしそうな家ですね」などと言いだす始末。

完全に毒されていました(笑)



正直、ものすごく楽しかったです。仕事なのに楽しいとか最高すぎるでしょ!

愛すべく不動産バカの皆様とご一緒できてすごく満足です。

本当にありがとうございました!



明日はドイツからベルギーに移動します。ベルギーではどんな成果が出るのやら。

しっかり学んで帰りたいと思います。



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