現在5位です。本日はフランスに移動します。
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海外視察研修も終盤です。先日よりベルギーでいろいろと活動しております。
ベルギーではベルギー煉瓦の活用やヨーロッパの建築資材事情などを確認しました。
昨日も結局お部屋でベルギービールを飲んで寝てしまいましたので、ブログ更新が
日本時間の朝ではなく、ベルギー時間の朝になってしまいましたことをご容赦ください。
ベルギーはビールが美味しすぎてアカンです。
ヨーロッパの旅、歩いてる歩数も普段よりかなり多く、一日平均12000歩くらいは
歩いております。でも食べる量も増えてるような気がしているので、おそらく体重は
ちょっと増えて帰るのではないかと戦々恐々です。ヨーロッパサイズは日本に比べて
全体的にでかいです・・・。
今回、ドイツでは中世ヨーロッパの建築を中心に扱ってきたため、現代的な建築に
関してはベルギーで少しフォローしようと思っておりました。ベルギーでは都心である
ブリュッセルやアントワープを回り、あとはドイツの中世ヨーロッパ建築との比較の
意味合いも込めて、ブルージュも回っております。
ところで、ベルギーって聞いて皆さんは何を想像されますでしょうか?
ベルギーワッフル、ベルギーチョコ、ベルギービールくらいまでは想像できるかと
思うのですが・・・実は結構な工業地帯で製造業が盛んな土地柄なんですよ。
ヤンセンファーマとかソルベー、インベブといった世界的な企業もあります。
製薬業界では各社のワクチン研究開発機関が集まり「バイオテックバレー」を
形成しております。製薬業も含めた化学系、プロセス系製造業に強みのある国です。
また、EUの本部がブリュッセルにあります。あとは伝統的な繊維系の業種もあり、
ベルギーレースと呼ばれております。
伝統的なベルギーの建物は煉瓦で作られており、ベルギーから日本に輸入された煉瓦は
「ベルギー煉瓦」と呼ばれております。詳細はググって1番上に出てきたサイトへの
リンクを貼っておきますので、ご覧になっていただければと思います。
スポーツで言えばサッカーが一番人気。赤い悪魔と呼ばれるベルギー代表は世界でも
強豪として君臨しています(あまりサッカーに詳しくないので今は違うとかだったら
すみません)。また、自転車競技もとても盛んだそうです。ベルギーのお土産屋さんに
行くと、自転車をモチーフにしたお土産がよく売られています。
ブリュッセルには移民が多く住んでおり、ドイツやスイスと比べて明らかに有色人種が
目立っておりました。Uberで配車したらドライバーさんがスリランカの方でした。
アラブ系の移民も多いということがネットには書かれており、移民の受け入れに積極的な
国なんだなと思っていたのですが、どうも2025年2月からは移民の受け入れを
厳しくする方向に舵を切ったようです。こちらのブログ記事を参考にしました。
国としては、北がオランダ語圏(フラマン人)で、南がフランス語圏(ワロン人)。
北部は厳密には「フラマン語」と呼ばれているそうですが、オランダ語の一方言くらいの
感覚でいればいいとのことでした。
Wikipediaによれば、北部のフランデレン地域が工業・サービス業が主流で
南部のワロン地域では石炭・鉄鋼業が中心とのこと。近代においては石炭や鉄鋼といった
業種は衰退しており、北部の方が経済的には裕福な状態であるとのことです。
南北格差が結構大きいみたいですね。
さて、今回の視察旅行では、ベルギーのホームセンターを見に行ってきました。
ヨーロッパはDIYが盛んで、ホームセンターにも資材がいっぱいあるという話を
聞いており、日本で応用できるものがないか、価格差はどんなもんかを確認する
目的となります。
ただ、ブリュッセル近郊でないと行く時間がなかったため、あまり規模の大きな
ホームセンターには行けずじまいでした。都心型(?)のホームセンターですと、
どうしても品ぞろえが豊富とは言い難いです。同行した方が、フランスには壁紙とかも
いろいろ売ってて大量に買い込んだような話をされていましたが、今回行ったところは
そういうものはなく、日本だと環七とかに面している小〜中規模のホームセンターって
感じでした。スーパービバホームじゃなくてビバホーム、みたいな?
DIYが盛んだからなのか、地続きで輸送コストがかからないからなのか、理由は
わかりませんが、ケルヒャーは日本よりかなり安かったです。
また、シーリングライトなんかもだいぶ安いなと感じました。
シャワーブースも材料とだけ考えたら結構安い感じがしました。
全体的に材の部分は安いような気がします。
水栓などで珍しいものがあれば買ってもいいなと思ったのですが・・・
特に品ぞろえは日本と大差ない感じでした。
月曜の昼間というタイミングが悪かったかもしれませんが、人はまばらで繁盛してる
雰囲気はあまりなかったです。視察的にはちょっと不発で残念でした。
また、ベルギーではブルージュに多数残るベルギー煉瓦の様式を見てきました。
色のレパートリーや表面の凹凸などのレパートリーが、日本の煉瓦と比較しても
豊富だと聞いていましたが、確かに様々な煉瓦造りの家がありました。
ブルージュはかつては交易で栄えた開運都市でしたが、15世紀後半になると
運河が土砂で埋まってしまい、それからは衰退していく一方となりました。
結果として、当時の街並みが今でも維持されており、ユネスコ世界遺産として
登録され、今は観光都市になっています。
先ほど挙げた写真を見ていただいてもわかるように、煉瓦といっても色々な色があり
見る者を飽きさせません。日本だと赤茶色をした煉瓦が多いと思いますが、ベルギーは
そればかりではなく、いろいろな色の煉瓦があります。実際に来てみて、なるほどと
思った次第でした。
中世ドイツの街並みが残るロマンチック街道沿いの都市と比べても、ブルージュは
煉瓦造りの建物が圧倒的に多く、同じヨーロッパでも全然違うなあと思ったものでした。
今のロマンチック街道の各都市の建物群が形成された時代と、ブルージュの時代が
どの程度同じなのかわからないため、地域ではなく時期の差かもしれませんが、
同じ中世ヨーロッパでもこれだけ違うのかと思わさせられたのでした。
今、自宅の住み替えで注文住宅を建てようとしているところですが、もしこの旅が
仕様決定前だったら、だいぶ影響されたかもしれません(笑)
煉瓦はコストがかかると思うので賃貸住宅にホイホイと適用はできませんが、
ファサードの一部に活用するなどの形で今回得られたアイディアを活かせれば
いいなと考えております。
実際に現地を訪れてみて、初めてわかることも多数あります。
今回の視察旅行で得られた知見を今後の賃貸経営や宿泊業の経営に活かせるよう
精進していきたいと思います。
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