2025年10月04日

ドイツのロマンチック街道は建築のアイディアの宝庫でした。

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ヨーロッパの街並みは大いにインスピレーションをいただける素晴らしい環境でした。

次に手掛ける物件に応用できること請け合いです。楽しみになってまいりました!



ヨーロッパ研修旅行も後半戦に入ってまいりました。フィンランドでは訪日外国人の

お客様が日本を見てどう感じるかを想像するためのフィールドワークを行い、

スイスではプライベートバンカーの方と不動産や金融に関する情報交換会を実施。

ではドイツでは何を?という話ですが・・・ヨーロッパの街並みの美しさをどのように

日本の物件に応用できるか、という点について一緒に行動しているメンバーと共に

知恵を絞ることで、有意義な研修ができたのではないかと思います。



ドイツではミュンヘンからロマンチック街道を逆走する形で北上しております。

古城の見学などもさせていただきましたが、本日回った各町の街並み研究が研修の

ハイライトでした。



ネルトリンゲン→ディンケルスビュール→ローデンブルクと移動したのですが、

本当に街並みが素晴らしかったのです。あまりに素晴らしいので、参加者の皆で

あーでもない、こーでもない、日本ではこうすれば、みたいな話が盛り上がりすぎて

ガイドさんが「押してます・・・」と困っておられました(笑)



ネルトリンゲンは「進撃の巨人」に出てくるパラディ島のモデルになった街です。

町全体が壁に囲まれており、その様はまさにウォールマリア。壁の上を歩いていると

立体起動装置があれば・・・!と思ってしまうような、素敵な街並みでした。

街を一望できる教会の塔には、進撃の巨人のファンと思われる方が調査兵団のマントを

着て心臓を捧げる写真を撮影していました。日本語はわからなくても「心臓を捧げよ!」

と声を掛けたら「ササゲヨ!」と返してくれます。なかなか楽しいです(笑)



ディンケルスビュールはかつての小麦の町。ドイツで一番の傑作と呼ばれる木組の物件、

ドイチェハウスを横目にプレッツェルを食べながら街歩き。パンに誘われて寄ってくる

蜂をかわしながらの街歩きとなりました。



最後に訪れたローデンブルクは東西ドイツ統一記念の祝日のセレモニーで町中が

浮かれた雰囲気。歴史ある街並みを眺めながら、ピーターパンのモデルとなった

プレーンラインを見学し、お土産を買ったりしながら街を散策したのでした。



一番時間をかけて散策したのはローデンブルクでしたが、街並みをじっくりと見たのは

ネルトリンゲンでした。そしてネルトリンゲンでの大家さん仲間との会話はすごく面白く

建築のサンプルがあるからこそ、こういう話題が展開するのだな、と感じたのでした。



例えばこんな色使いのおうち。

ヨーロッパの家

日本ではなかなか見られない色使いだけど、これを再現するにはどういう色指定を

したらいいのか。そもそも日本の街並みにこれを再現しても浮くだけなのではないか。

じゃあどうあるべきなのか。町全体をコンセプトを設けて作るとかしないとダメか。

日本風にアレンジするならどこをどういじるべきなのか。そんなことを延々と話して

おりました。



例えばこんなファサードのおうち。

ヨーロッパの家

紋章もドアもかっこいい、壁の色使いとマッチしている、日本で作ろうとしても

両開きのドア自体があまり使う機会がない、そこをどう考えるか、みたいな話が

ありました。



例えばこんな昔はなめし皮職人さんの工房兼住居だったおうち。

ヨーロッパの家

表の窓がかわいいとか、築古だからどうやって内装のリノベをすべきかだとか

(そもそも中を見てないんですけど・笑)、川べりというロケーションが映えるので

それをどう生かしてバリューアップしていくのか、など。



例えばこんな傾いちゃっているおうち。

ヨーロッパの家

「傾いてるくらいの方がいい!ほしい!」と大騒ぎするボロ物件マニア(笑)

地震が起こらないからこれで許されるのかな、などと冷静に分析する人。

同じ物件を見ても人それぞれの感想で面白すぎます。



例えばこんな丸窓のあるおうち。

ヨーロッパの家

丸窓は金もかかる上に漏水の原因になるからあまり薦められない。でも丸窓があると

見た目がかわいいしアクセントになるからできれば採用したい気持ちもある。

この家を見ると、四角い窓を左官で丸く塗ってフィックス窓に仕上げているから、

このやり方だったら多少コストはかかるけど両立できるのでは。



例えばこんなおうち。

ヨーロッパの家

窓の上のアーチになってる部分がかわいい、窓自体をアーチにするとお金がかかるけど

窓は普通の四角い標準品を使って、窓枠の上をアーチ状に左官でうまくやることで

費用を抑えながら雰囲気を出せるナイスアイディアじゃないかこれは、など。



歩いても歩いても建築バカの話ばかりで、最後にはガイドさんまで屋根に窓がついてる

家を紹介する時に「これは雨漏りしそうな家ですね」などと言いだす始末。

完全に毒されていました(笑)



正直、ものすごく楽しかったです。仕事なのに楽しいとか最高すぎるでしょ!

愛すべく不動産バカの皆様とご一緒できてすごく満足です。

本当にありがとうございました!



明日はドイツからベルギーに移動します。ベルギーではどんな成果が出るのやら。

しっかり学んで帰りたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:21 | Comment(0) | 出張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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