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神秘のベールに包まれたプライベートバンカーというものの一端に触れることができた
本日の研修旅行。普通に生きてたら経験ができないことを経験させていただきました。
海外に出てきて二日目はヘルシンキからジュネーブに移動。ジュネーブには数々の
有名大家さんが集っており、私はそこにお笑い担当としてひょっこり混入されました。
たぶんあの場にいる大家さんの中では最大級にしょぼい人だったことでしょう。
我ながら自信があります(自信を持つな)。
そんな私ですが、昨日は大御所の皆様の末席でひっそりと研修プログラムに勤しんで
おりました。
まず、朝10時から某プライベートバンクさんにお邪魔し、プライベートバンカーが
どんなことをしてくれるのかというお話、およびスイスの不動産市況の解説といった
あたりの勉強をさせていただきました。
プライベートバンカーってなんなんだろう?ゴルゴ13がスイス銀行に口座を
持ってるのはほとんどの人がご存じだとは思いますが、それ以外で誰が持ってるんだ?
ジェームズボンドも持ってるか?とりあえず守秘義務がすごいんでしょ?
なんかこう、秘密の資金とか持ち込んだら、納税とか逃れられるんじゃない?
正直そのくらいの知識しかありません。知識というか妄想でしかないですね。
いろんなところからくる情報を総合するとこんな感じなのかな?というだけの
どうしようもないやつ。
しかし、実際はそんな世界とは全く違うものでした。所詮は勝手な妄想でした。
まず、プライベートバンクに資金を預けたからといって、その資金が秘匿されるわけでは
ありません。普通に日本の国税庁と情報交換はされており、運用益が出れば普通に
日本の法律に則って税金が発生し、納付を要求されます。
私の理解ですが「顧客に寄り添い、顧客のライフプランを可視化し、そのライフプランに
見合った資産運用をしてくれるサービス」といったところではないかと思います。
顧客の目指すところは資産が増えること。プライベートバンカーの方も、顧客の資産が
KPIになっているので、同じ目線で相談に乗ってくれるようです。
日本の銀行だと、いくら儲けてこいというノルマになりますので、無駄に金融商品を
売買させたりもするようです。そこで得られる手数料が貴重な収入源となるからです。
そういう無駄なことはプライベートバンクでは起こらないようです。
そして提案できる金融商品が日本とは段違いに多いそうです。
日本では金融庁さんが目を光らせているので、あまりそういうことはできないのですが
海外はそういう制約がないので自由に提案できるということでした。
最低でこのくらい預けていただく必要がある、という金額を聞いてひっくり返りましたが
それだけ遊ばせてあるお金がある人からしたら魅力的なサービスなんだろうなというのは
話を聞いてよくわかりました。
その後のランチもプライベートバンカーの方とご一緒しましたが、皆さん人間的な魅力も
すごくある方で、これは顧客の方も引き込まれるだろうなと納得したのでした。
今回はスイス不動産の説明も特別プログラムとして設定していただくことができました。
利回りはそんなに高くないけど安定性があるので投資対象としては悪くない、
というのがリサーチ部門の方からのお話でした。
物件の供給量が減っているが、需要は増えているので将来の家賃アップも見込めると
いう話もありました。
ただ、レジものを外国人が買うことはできないのだそうです。実需で住むのであれば
購入できるけど、賃貸用の物件として購入することはできないとのことでした。
法人を作ったとしても、株主の比率が地元の方が優位になっている必要があるなど
制約があるようです。商業物件やホテルなら外国人でも購入できるそうなのですが、
ロットが大きすぎて個人投資家の手におえるものではなさそうでした。
移住前提で自宅を購入する、以外の選択肢はなかなかハードルが高そうです。
そんなことがわかった勉強会の後は、少しだけ街中を見て買物などした後で
現在建築が進んでいるコーポラティブハウスの見学をさせていただきました。
設計した建築士の方から直接説明を受けたのですが、英語もろくに話せないし
間に入ってくださったガイドの方も建築に関しての知識があるわけではないので、
もしかしたら内容に相違があるかもしれません。以下に記述する内容については
その前提でお読みいただければと思います。
地主さんの集団がコンペして建物を建てる業者さんを決めて、RCの集合住宅を
建てたという話と理解しました。建築費は日本よりもちょっと高め。頭金800万前後で
残りはローンで購入できるプランという感じだそうです。
建物は80平米〜120平米くらいの広さで、将来的に家族構成が変わった時に
部分的に賃貸に出せるよう、内部でセパレートできるような仕様になっていました。
環境負荷などを考え、構造部分はRCにしているものの、装飾部分だとか外壁部分に
木造をだいぶ取り入れている形状。そして住む人同士がコミュニティを形成できるよう
2棟の間にプライベートスペースとなる庭のようなものを作ったということでした。
また、全戸南向きバルコニーが確保できるよう、あえて躯体をギザギザにして、
採光の確保にも力を入れたということです。
スイスらしいなと思ったのが、核シェルターが物件に備え付けられていること。
永世中立国ゆえに国防に対する意識が高いのでしょうね。
あまり予算をかけられない現場だったそうで、内装などは極力材料をチープにして
コストダウンを図っているとのことです。でもその割にはおしゃれな雰囲気も
出ていました。壁はコンクリ打ちっぱなしを白く塗っただけ、天井は木の合板か何かで
貼られているだけといえばだけなのですが、それが妙におしゃれに見えるんですよね。
断熱材がたっぷり入っているため、床が特に暖かく感じました。陽の光があるだけで
こんなに床が暖かく感じるのは、かなり厚手の断熱材が入っているからなのでしょう。
建築中のため、外に断熱材が置いてありましたが、確かに分厚かったです。
ホテルに戻り、本日の見学の話だったり人生論の話だったり、一緒に行動したメンバーと
親睦を深める場においても、いろいろな気づきがあったなと思います。
正直、今回のメンバーはただ観光している間の雑談だけでも得るものが多い方々なので
研修まで入れたらオーバーヒートしちゃうんじゃないかと思いましたが、そんなことは
全然なく、いろんな観点で楽しむことができました。いやー、ほんと来てよかったわ。
ご一緒してくださった皆様、どうもありがとうございました!
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