2024年10月20日

仙台2棟目、利益確定の売却が完了しました。

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二日前のことですが、仙台2棟目の売却が無事に完了しました。正直蚊帳の外だったので

あまり実感も何もないのですが、古い物件を利益確定できたのは良かったと思います。



仙台2棟目は4年前に購入した築古RCです。購入時点では稼働率3割とかでした。

前のオーナーさんも投資家さんだったようですが、こだわりが強すぎたみたいで

広く客付活動をすることができていなかったように見受けられました。



立地的には客付に強いエリアのギリギリ圏内でしたし、まあ普通のちょっと古めの

RCって感じだったので、普通に埋まるんじゃないかと思って購入を進めました。

融資も初めての取引になる地銀さんで修繕の金額も含めて引っ張ることができたため

悪くない取引ができたと思っておりました。



ただ、義母は現地を内覧した際に、なんか嫌だなと感じたそうです。そしてこの話を

しばらくの間聞かされ続けることになるわけですが・・・。



大規模修繕をして客付をする、プロパンガスに切り替えて設備を刷新する(という技が

当時は使えましたねえ・・・と遠い目をしながらつぶやく)、などで進めていきましたが

この頃ちょうどコロナ禍真っ只中のため、私が仙台に行くことができず、義母にかなりの

負担を強いてしまいました。大規模修繕や部屋の仕様決めなどをほぼ一任してしまい、

何で手伝えないのよとブーブー言われたのをよく覚えております。でも当時はコロナで

往来していい雰囲気じゃなかったですから・・・。



散々ブーブー言われながらも、義母が踏ん張ってくれて無事に物件が仕上がりました。

そして今度は客付なのですが、思った以上に苦戦してしまいました。仲介業者さんも

「なんでこんなに埋まらないのかわからないです・・・」と首をひねっておりました。

義母的にはこの辺で「だから嫌な予感がしてたのよ」「誰も私の言うことなんか聞かずに

話を進めていくんだから」とブーブー文句を言いはじめます。売却するまでこの

嫌な感じがしたという話は続くことになります(苦笑)



更に、コロナ禍で給湯器が供給されずにガスの切替が進まない事案も出てきました。

都市ガス→プロパンのパターンなので、都市ガスの間にできるだけ客付を進めておくと

仲介業者さんが判断したため、ギリギリまで交換を引っ張っておりました。いよいよ

募集できる部屋が給湯器が故障している部屋だけになった時に切替の作業を打診した

わけなのですが・・・コロナ禍で資材不足に陥り、いつ切替が進められるかが

すごく不明瞭な状態に。そしてその間にも、早い人はちらほらと退去が始まります。

満室にならないままじりじりとする日々が続きました。



給湯器の交換の目処が1ヶ月後などと目処がついた頃合いに、お風呂が使えなくても

友達の家でシャワーを借りるから大丈夫ということでご入居された生活保護の方。

この時はなんと奇特な人もいるもんだとは思ったものの、埋まってくれるのがありがたく

あまり気にもせずに入居いただいてしまいましたが・・・この方が伝説のG部屋を

作り上げてしまうのでした・・・。



G部屋に関しては今更改めて書くのは微妙なので、気になる方は過去ブログをどうぞ。

その1

その2

その3

番外編



それ以外にも、逮捕される方や夜逃げされる方、滞納される方、タバコを窓の外に

ポイ捨てされる方など、ちょっと常識的な行動とは考えにくい方が多数おられましたので

義母は自主管理を諦め、仲介業者さんに管理を委託したのでした。



結局、義母としては手間がかからず儲かるのが理想なのに、手間はかかるしたいして

儲からない、さっさと売りたいとぶつぶつこちらに言ってきます。銀行さんから融資を

引いて長期保有前提で買っているのに、そんな買ってすぐ売ったら次がなくなるよ、と

諭して我慢して貰っていました。



しかし、保有から3年経過しても大きく状況が変わらないし、銀行さんからは

別件融資の際に債務償還年数が長いと指摘を受けるしで、稼働率が悪い物件や銀行評価が

芳しくない物件は早めに売却を進めるのもいいのかもしれないと思うように。

しかも保有して3〜4年経過したなら、当時の担当の方も異動しているはずですし

財務体質の改善という大義名分もあるので、売却でもいいかなと思い直したのでした。



ただ、具体的な動きは特に取っておらず、頼むとしたら誰に売却の仲介をお願いしたら

いいのかなと考える程度だったのです。



それがある日急に義母が「売却の仲介を頼んだ」と言ってきたのでびっくりしました。

元銀行員さんで義母の自宅に出入りしていた方が銀行を辞めて不動産屋を開業したと

ご挨拶に来たらしいのです。その時に義母がこれ売れる?と仙台2棟目を出したとか。



それはそれで進めて貰っていいやと思ったのですが、管理会社さんにその話を通さず

進めるのは危ないと思ったので、その業者さんとは一般媒介、並行で管理会社さんにも

一般媒介で仲介いただくようお願いをしました。元々、管理会社さんの仲介で購入して

いるのだから、売却の仲介も入りたいと期待するのが普通だと思うためです。



そこからだいぶ長い期間が経過しましたが、この度希望額から多少指値を受けて

売却に至ったという次第です。お客様を見つけてきたのは銀行を辞めて独立した

仲介業者さんでした。ありがとうございます。



管理会社さんには、売り側仲介さんが収益物件の仲介が初めてで、買い側仲介さんも

売主さんに言われたことを言っているだけっぽいという素人同士の取引の間に立って

いろいろと陣頭指揮を執っていただいたようで、ありがとうございました。

今度仙台に帰省した時には奢ります。



それから、買主さん側の司法書士の先生が諸事情にて本件に対応できなくなった際に

快く引き受けてくださったお友達の偉い司法書士の先生にも感謝申し上げます。



・・・正直、そのくらいしか今回関わってる人がわからない(苦笑)

義母が進めてくれたので、私はほとんど何もしないままに売却を迎えたのでした。

なので実感も感動も感慨深さも何もありません・・・。



せめて銀行口座の残高くらい見たいなと思ったので、お金どのくらい余裕できました?と

聞いたところ、通帳を預けてあるので戻ってきたら写真を送る、と。うーん、なんか

全然張り合いがないというか盛り上がらないというか・・・。



まあでも、購入+大規模修繕の価格より1000万以上高く売れましたので、

利益は出ただろうと思います。無事に利確できたことを喜ぼうと思います。



少し東京法人や個人事業主にもそのお金分けてくれないかなー・・・(笑)



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posted by ひろ* at 11:00 | Comment(0) | 仙台2棟目(売却) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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