現在６位です。三が日は地震・事故・火事と散々なニュースばかりでしたね。
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人に期待するより、人ができることを見極めてその範囲でだけ仕事をお願いしてます。
自分の努力でどうにかなることならやるだけだけど、他人はコントロールできないです。
ブログを愛読いただいている読者様におかれましては、私自身の仕事における基本方針は
「他力本願寺」「丸投げ」であることは周知の事実かと存じます。
内覧会とか開催した時に仕様の話とか聞かれても「工務店さんに任せちゃったので
よくわからないんですよねー」とか平気で答えますからね。壁紙とかも型番の話とかは
だいたい把握しておりません。購入価格と融資と大方針くらいしか答えられず、
しかもその金額も細かい話になるとザルになってわからなくなるという、参加者泣かせな
プレイを常に繰り広げております。
めんどくさいから丸投げしている、というのもまあないわけではありません。
私は細かい作業が割と苦手なタイプですから、向き不向きを考え、あえて自分では
やっていないのです（どや顔）
あと、素人が何でも中途半端に手を出すより、素人は素人らしく基本的なことだけ
理解して、あとはその道のプロにお仕事を依頼した方がいいものができるという
考え方であることもその理由として挙げられます。いい商品を提供するためには
いい腕の人に対応して貰うのが一番。その道のプロに気持ちよくお金を支払って
仕事を貰った方もハッピー、作った商品で私もお客様もハッピーが一番いいでしょう。
ぼったくり業者さんにお金をいいようにむしり取られたら腹が立ちますけど、
仕事に見合った費用であればそこは全く気にならないどころか、プロの仕事を
見せていただきありがたいとすら思います。お付き合いする業者さんを見極める力は
大家側に必要ですが、それがあれば費用対効果の高い仕事をやってくれることは
間違いないわけで、その方が皆幸せでしょう。
ちょっと脱線しますが、大家さんがあまりにもケチケチしすぎているのって、
工務店さんの立場から見れば「俺に無償で奉仕ばかりさせるボッタクリ大家め」と
思われてしまうリスクをはらんでいると思います。私たちが業者さんに対して感じている
感情をそのまま味あわせていることになっていないか。それをいつも自分自身に
問いかけなくてはならないなあと心がけております。
それと、プロに任せたがる発想をしているのは、自分の時間を確保したいからという
理由もあります。サラリーマン大家なので時間は限られていますから、その少ない時間を
できるだけ有効に使おうとすると、外部リソースを頼るのが効率がいいということに
なりますので。
ただ、これも誰にでも任せればいいというものではなく、できる人に任せる必要が
あります。そして、できる人は取り合いになりますから・・・自分のところの仕事を
優先していただけるよう、あらゆる便宜を図る必要はあると思っております。
礼節をわきまえ、相手の立場に立って相手に損になる行動を慎み、共に未来を
見つめられるパートナーであらんとすること。それをやろうとするには、相手の業界の
最低限の基礎知識は必要になると思います。スペシャリストになる必要はないですが、
相手の立場を想像できるくらいに知識をつける必要があると思っております。
上記のような理由から、プロに外注するのが好きな私ですが・・・
完成したプロと仕事をするのはいいのですけど、私自身が育成するとなると途端に
不得手になるんですよねー。
たぶん、私は根が冷たい人間なんです。表面上思いやりと温かさがあるように
見せかけていますが、これは後天的なものです。うちの両親とか、嫁ちゃんとかの
教育や指導の賜物であり、根はあまり他人のことを考えていない人だというか。
例えば、会社で部下を持ったとします。上司は部下の成長を祈って、ちょっと難しい
仕事を頼んで、アドバイスしながら見守るのではないでしょうか。しかし私はつい
「こいつの成長を待ってても仕事うまくいくかわからんしなあ」と思ってしまい、
その人ができるレベルの仕事しか与えない、という動きをとってしまいがちです。
さすがに社員の部下であれば成長させないとと思うのでちゃんと育てる気持ちに
なりますが、社外から来ていただいている方々に関してはとてもドライです。
できることをやってもらうのが効率いいじゃない、と。
そんなマインドなので、完成していて信頼できるプロにお任せするのが一番と
思ってしまいます。安いけど未完成でいろいろフォローしないといけない業者さんと
仕事をするのはあまり得意ではありません。温かい目で育てるのがベストだと
頭では思うものの、その業者さんがそれしかできないならそこまでの範囲で任せて
あとはこっちで対応しよう、みたいな動きをすぐ取ってしまうのです。そうすると
自分の時間を費やすことになりますから、なんだかなーと。
管理会社さんの得意・不得意なんかを見ているとその傾向は顕著かもしれません。
担当が一人の会社さんであれば、その人に何ができて何ができないかを見極めやすいので
お付き合いもしやすいのですが、やたらと細かく担当が分かれていて毎回話し相手が
変わるような管理会社さんだと、相手の特性やスキルがつかめず付き合いに苦労します。
というわけで、お正月なので特に不動産関係の動きもないから、私自身のことについて
誰にも求められてないけどダラダラと書き綴ってまいりました。
人を育成する気がない冷たい人間ですが、表面上は優しい感じで仕上がってますので
今後とも変わらぬお付き合いをいただければと思います（笑）
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