2023年11月15日

東京15棟目のリノベは内装の仕様ができあがってきた。

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東京15棟目の工事、仕様を決める作業をやっております。たいしたボリュームでは

ないのですが、やっぱり普段やってないので決断ができずに大変です。



リノベは過去何度もやっていますので、費用感とかは割とサクッと想像はできるし

家賃設定などもある程度ピンとくるから、数字の面ではだいぶいろいろと判断が

できるようになっています。



ただ、内装に関してはねー・・・。美しい内装を見るのは大好きなのですが、

自分がそれを作るとなるとからっきしです。センスってもんがないのでしょうね。



なので、今までのリノベでは工務店さんが提案してくださる無難な仕様の中から

選ぶだけでやってきました。それこそ、キッチンはこれだから、面材の色選んでね、

お風呂はこれだからこの中から好きな色選んでね、くらいのことしかやっておりません。

もうそれでお腹いっぱいでした(笑)



これで済んでる理由は、工務店さん自身も大家さんで、この仕様なら無難に入る、

ということをわかっているからです。これを賃貸経営をしたことがない工務店さんに

お願いしていると、変なセンスの材料を選ばれてしまうリスクが高まります。

任せて安心で実績もあるからこそ、こういう雑なやり方でも何とかなるという

ところがあるのは申し添えておきます。



こういう適当な選び方でずっときていたのですが、ターニングポイントになったのは

東京13棟目でした。旅館業法に則ったホテルにすることを決めた際に、運営会社さんが

ご紹介してくださったインテリアコーディネーターさんとの出会いです。この方、民泊に

必要な物品を把握しているし、民泊でウケる内装も把握されております。過去に民泊の

運営会社さんに勤めていたことがあるからだそうです。そして内装のコーディネートも

できるので、なんか流れで壁紙とか選んで貰ったり、現場を見に来た時に梁をむき出しに

する仕様の方がいいと思うと言ってくれたり、だいぶ助けていただきました。



その後も東京14棟目で共用部の壁紙を選んでいただいたりしたのですが、今回こうして

また新規物件である東京15棟目を購入するにあたり、ガッツリと最初から入って

いただく形でお願いをしたのでした。



内装全般の案を出していただくと共に、もし私が自分でホテル運営をするのであれば

ホテルに必要な備品の選定などもお願いする予定としております。

(税務面などもろもろ勘案した結果、たぶん自分で運営すると思います)



今は内装の選定をしていただいており、先日その案が出てまいりました。

シンプルでおしゃれな案と、ちょっと変わった壁紙を採用した案の2案です。



私も嫁ちゃんも、その変わった壁紙がちょっとインパクト強すぎるからシンプルな

壁紙の案の方が良くない?という意見でした。他方、運営会社さんにも意見を求めると

ちょっと変わった壁紙の案の方がホテルとしては面白いのではないかと。

写真で差別化できる物件が今後は生き残るだろうから、少しインパクトを出した方が

先々考えるといいと思う、というお話でした。



ただ、もしこれを一般の人が使いたいと言うなら止めるそうです。

あくまで、そのコーディネーターさんの実力をわかっているからこそ、その方が

家具も含めトータルコーディネートする前提であれば良いと思う、ということでした。



その後の賃貸に転用することまで考えれば、間違いなくシンプルな案だと思います。

ただ、当面の収益を上げるにはきっと派手な壁紙の案の方がいいのかなあと・・・。

迷いますが、壁紙はそこまで大きな金額を占めるわけではないので、転用する時に

貼りかえればいいかな?という方向性から、ちょっと派手な壁紙を採用するのも

いいんじゃないかと思い始めました。迷うわー。



でもそろそろ内装の締切も近いので、いつまでも迷っていられません。

派手な壁紙案で進めます、と言う結論を出さなくては。



それから、キッチンの吊戸棚についてもコーディネーターさんからご提案をして

いただきました。今回はDX@母ちゃんのキッチンと洗面台を採用するので、

キッチンの吊戸棚は自身で準備しなくてはなりません。いろいろある中からお値段や

デザインなどでいくつか選んでいただき、その中から選ぶという感じです。



これも運営会社さんに相談してみたのですが、最適解は「なし」だそうです。

なぜなら、民泊だとよほど収納が貧弱でない限りは吊戸棚までは使わなくても良い

ケースが多いこと、そして清掃をする方が背が届かないケースがあり、清掃状況が

甘くなりがちで評価ダウンにつながることが理由ということでした。なるほどー!

清掃する方の身長は盲点でした。



コーディネーターさんに確認したところ、なしでも大丈夫で、今後賃貸に転用する際に

吊戸棚の予算感がわからないと困るだろうなと思って提案してくださったとのことです。

さすがの気配り。ありがたいです。



キッチンの手配に関しては、仕様も決まったので工務店さんとキッチンの担当の方を

メッセンジャーでやり取りできるようつなぎました。承認図の提供とかスケジュールと

物品の納品責任に関するすり合わせなど、そちらはそちらで適宜進めていただいて

いますので、安心です。



私が揃えなくてはならないIH加熱器もネットで購入しておきました。

どうせ1部屋だけだからと少し奮発していいものを導入しております。



キッチンは前払いとなります。先週出張中に請求書を受け取りましたが、出張中で

今回融資を受けた金融機関さんの支店が出張先にありませんでした。東京に戻り次第

振り込みますと伝えておりますので、今日あたり振り込んでおかないと。

ついでに色々やれることはやってしまいたいな・・・。



現場は先週見てきたところ内部の解体が完了しておりました。柱だけのスケルトン状態に

なっております。今週はきっと大工さんが入って動き始めてるのかな?

感性は年内です。楽しみです。



キッチンと内装だけ終われば、私の山場は終わりのはず。それくらいしか仕事は

ないはずなのに、ちょっとくたびれています(苦笑)

こういうのが好きだって人も多い中、どうも私はダメみたいですねー。

適材適所と言う言葉もあります。苦手なことはコーディネーターさんにお任せして

私は私のできることをやりたいと思います。



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posted by ひろ* at 09:37 | Comment(0) | 東京15棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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