2023年07月25日

仙台1棟目の入居申込キャンセルで退去予告含む空室は3部屋に。

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仙台1棟目の入居申込、残念ながらキャンセルになってしまいました。

G事件で2部屋の退去予告があるため、空室は3部屋に拡大しております。



何かと事件が起こりやすい仙台1棟目。家賃帯が安く、私が生活保護等一般的な

大家さんがちょっと引っかかる人でも何ら抵抗なく受け入れてしまうこともその原因の

一つなのではないかと思います。



世間的には生活保護の人を受け入れるのは少しハードルが高いと思うケースが

多いようですが、私自身はあまり気にしていません。むしろ行政が家賃を払って

くれる優良顧客とすら思っている節があります。



ただ・・・別にこれは偏見とかで書くわけではないのですが・・・生活保護という制度を

把握しており、生活保護で暮らしているというのは、普通のケースだと珍しいわけです。

お金がなければアルバイトをするなりなんなりして、自分で稼ごうとする人が大多数の中

行政の支援を求めるという少し珍しい選択肢をとる。そういう珍しい発想をする方は、

行動様式も珍しいことが他の人と比べたら少し多いような印象を持っております。

(個々のケースを言ってるわけではなく、確率の問題として言ってます)



以前、物件にお住まいになっていた方の中には、足を悪くしてしまい働くことができずに

生活保護を受給されている方もいらっしゃいました。これはすごく適切な使い方であり、

どんな状況であっても最終的には行政が手を差し伸べてくれるという安心感なのだと

思います。



あと、親元で虐待を受けており、お風呂にも入れさせてもらえない、バイトしてたけど

臭くてクビになってしまった、何とかして親元から逃げ出したい、という方が生活保護を

受給して一人暮らしを始めるケースを受け入れたこともありました。生活を立て直すため

生活保護を活用する。ちょっと特殊なケースには思いますが、それもまた行政の支援が

必要なケースなのかもしれません。



別の例では、就職するまでの間生活保護を受給するという方や、子供を産んでしまい

働くことができないので生活保護を受給するという方もいらっしゃいました。

それは本来の制度設計の趣旨と合っているのかなあという疑問は多少ありましたが、

失業保険等ない人が次が見つかるまで食つなぐにはやむを得ないようにも思いますし

身寄りがないのに小さな子供を産んでしまったというケースであれば、少子化対策の

一環として支援することもやぶさかではないような気もします。



ただ、適切な使い方とはかけ離れた利用をしている人も多少はいらっしゃいます。

過去あったパターンとしては、生活保護を受給するために居住実態を偽装する目的で

部屋を借りていた人。細かいことはわからないですが普段住んでいる場所と別に部屋を

借りることで、仕事をしているのに生活保護を受給する技があったようなのです。

退去する時全く部屋を使っていないような雰囲気だったので、管理会社さんが調べたら

そういうオチだったのだとか。これは犯罪です。

私の払った税金で何しとんねん!と言わざるを得ない事案。



上記のような極端な例は珍しいかもしれませんが、バイトではなく生活保護を選ぶという

部分において、一部の方は「バイトより生活保護の方が働かなくていいから楽だ」とか

「働きたくないでござる!絶対に働きたくないでござる!」という発想の人がいても

おかしくはないよね、と思ってしまいます。



東大卒なら犯罪を起こさないというわけではないので、レッテルを貼るのは良くないと

私は思いますが、確率論としてこの母集団に属する場合はこういう考え方をする可能性が

高いかもしれない(でも個々で異なるから一人ひとりをちゃんと見よう)、という意識は

持っておかないといけないと思っています。そうしないとただのリスク感度が低いだけの

ポンコツ経営者になってしまいますので。



そして私自身は生活保護と言う母集団に対しては、これまでいろいろなイベントを

経験しているため、まあ何か起こってもどうにかなるでしょと楽観的に捉えている節が

あります。なので、管理会社さんも生活保護の方をご入居させることに抵抗がなく

むしろ他の仲介業者さんがNGにした肩を積極的に取り込んでいるのだと思います。



えっと、なんか今日は生活保護の方に対する私の入居ポリシーみたいな話になって

しまっておりますが、最初書こうと思ってたのは「先日入居申込をされた生活保護の方が

入居キャンセルになってしまいました」という話だったんですよね・・・(笑)



20代の女性で生活保護という、なんでそうなったんだろうと思わさせられる属性。

親元からの独立を目指しての一人暮らしということでした。詳しい事情は伺ってませんが

管理会社さんが管理しきれると踏んでのご入居であればいいでしょう、と思って

義母共々ゴーサインを出したのでした。



しかし、先日くらいから雲行きが怪しくなってきます。身内の方、それも割と近い方が

入院されるなどでばたばたしてしまい、なかなか書類が出てこないのだそうです。

連絡は取れるけど話が進まない状態が続き、嫌な風向きを感じていたのですが・・・。

予感は的中。身内のバタバタで一人暮らしを始められる状態ではなくなったということで

キャンセルの連絡が来てしまったとのことでした。



Gトラブルで一気に2部屋退去予告が届いてしまったところに入居キャンセルです。

空室は3部屋まで拡大してしまいました。うーむ・・・。稼働率は80%に低下です。

管理会社さんも頑張ってくれると仰っていますので、ここからの巻き返しに期待します!



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posted by ひろ* at 08:25 | Comment(0) | 仙台2棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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