2023年07月12日
Gと共存する入居者様には出ていっていただくことになりました。
現在8位です。ちょっと歩いただけで汗が噴出する暑さですね。
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仙台2棟目のG問題、一定の進展がありました。
※お食事中の方や害虫が嫌いな方はこの先読まない方が良いです
(安心してください、写真はありません)
以前のブログで書いた、まさかのG(気持ち悪いので名前は書きません・・・)と
同居している入居者様の話。賃貸経営を15年くらいやっていますが、今回のケースは
初めてです。気持ち悪い・・・。
前回のあらすじ
問題の部屋の隣の部屋(やや神経質な方)からGが最近多いと管理会社さんに連絡あり
問題の部屋の下の部屋からもGが最近多いと管理会社さんに連絡あり
各部屋の対応をしつつ、怪しいお部屋に入室すると目視でわかるくらいの大量のG・・・
しかもそこから普通に入居者さん出てくるという・・・考えられん・・・
害虫駆除で30万コースで吐きそう(いろんな意味で)
入居者さんはもう速攻で追い出そうと決めて管理会社さんに動いていただく
本日はG(ファンタジーやRPGゲームであれば「名前を言ってはいけないあの御方」に
相当するので、本ブログでは絶対に名前は書きません)事件のその後の展開をば。
速攻で追い出す、速攻で駆除する、の2本立てでいきたかったのですが、私もわかっては
いるのです。居住権の強さってやつを。そう簡単に出て行ってもらえるわけがない、と。
そして入居者様が居座っている限り、Gを撲滅することもできない、と。
管理会社さんは入居者様に即刻退去するよう要請し、役所にもクレームを入れて
退去させるよう指導しろと言ったようです。役所はそんなん知らんがなみたいな感じで
相手にしてくれなかったらしいです。
そうこうしているうちに、おそらくネズミ算・・・いや、G算式にGの数が増えて
周辺の部屋への被害がまた聞こえるようになってきました。隣の部屋の方からは
共用廊下の彼の部屋の前の隅っこ(角部屋です)が黒くうごめいていて気持ち悪いと
写真か動画付きで管理会社さんのところに連絡が来たとのこと。食欲なくすわ。。。
そしてこの隣の部屋の方は、こんなG屋敷住んでられないと退去予告を入れてきました。
私の責任の引越じゃないから引っ越し代から何から全部出せとかなり強烈なリクエストを
出してきたようですが、管理会社さんも何とかそれをなだめて、管理会社さんが
新居を探し、その仲介手数料をゼロ円にするから許してくれと交渉し、それで何とか
収まったとのことです。大家側に負担が来ないよう、自社で被っていただいた形です。
申し訳ないなと思いつつ、ありがとうございます。
放っておくと、第二・第三の退去予告がきかねないということで、管理会社さんは
なんとか退去させるよう交渉(恫喝?)し、問題のG部屋の入居者さんも退去に応じて
解約通知書を提出してくれたそうです。よかったー。どんな交渉したかはあえて
聞かないことにします。
それと並行で、完全ではないものの今の状態で一度Gの害虫駆除を入れることに
なりました。荷物などもあるから完全な形での駆除はできないけど、野放しにすると
ますます被害が拡大しますからね・・・。やれることをやらないと、という感じです。
駆除業者さんからの報告は以下のような内容でした。
・できる範囲での駆除は完了させた
・あらゆる場所に目張りをして逃げられないようにして、開けられる扉は開けて薬剤噴霧
・布団、洋服、食料など薬剤を噴霧すると人体の健康被害が考えられる箇所は対応なし
・目視で万単位の死骸確認
・布団にもぐったり洋服のポケットに入ったり米びつに逃げたものはまだまだ多数いる
業者さん曰く、洋服のポケットが明らかにこんもりと膨らんでいたので、まだまだGは
潜んでいると思うということでした。ああもう想像しただけで気持ち悪い・・・。
衝撃だったのは、米びつの中も米が見えずに茶色しかみえない状態だったので
業者さんがこれは捨てて駆除対象にしていいかと聞いたら「まだ食べられるからダメ」
とか言われたらしいということ。ちょ、そんなに明らかに虫が入ってる米食べんの!?
彼曰く「洗えば食べられる」そうで・・・。いやそれだったら薬剤かけたって
洗えば食えるでしょ!(暴論)
衛生観念というものが欠如しているというか、それ以前にGでなくても虫が万単位で
もぞもぞしている部屋に平気で住めるって、ある種の病気じゃないですかね・・・?
いやほんとに入院した方がいいんじゃないかと心配です。
とりあえず、万単位のGが死滅したので、残ったGは千単位くらいに減ってるでしょう。
だいぶマシになると思います。あとは早く次の部屋を見つけて退去して貰って、
本格的に殲滅させる作業を急ぎたいところです・・・。
あと、役所の人から管理会社さんにお詫びの連絡があったそうです。
※問題の入居者様は生活保護の方です
正直なところ、また不動産屋が適当なこと言ってんだろくらいにしか思ってなかったけど
問題の入居者さんが退去させられるって相談に来た時、洋服からGがもぞもぞと何匹も
這い出してきたのを見て、真実を理解してしまったようで・・・謝罪を受けたそうです。
「引っ越し代と駆除費用、もう一度上に掛け合ってみます」という話になったのだとか。
管理会社さんは「駆除代は期待しないでください」と言ってはいたのですが、役所が
多少協力的になったのであれば引越もスムーズに進むのかもしれません。
そして管理会社さんのところには、あちこちの不動産屋さんから「なんでこの方
追い出されたんですか?」という確認の電話が来ているそうです。全てを正直に話すと
どこも引き取ってくれなくなるから、まあ隣の部屋の方からのクレームとかありまして、
みたいな回答をしているのだとか。実際にクレームはあったから嘘はついていない・・・
ですよね・・・(汗)
先日入居申込があって満室に返り咲いたばかりなのに、一気に2部屋も空室になることに
なってしまいましたが、困った人がいなくなるということでむしろよかったと前向きに
考えるしかないですねえ。
ちなみに・・・
大家の会の中でこの話をしたところ、害虫駆除だけで30万という費用は高くない?
という助言をくださった方がいたので、管理会社さんに内訳を聞いてみました。
害虫駆除は2〜3万で、残置物の処分が残りの費用だそうです。そういう話なのね。
もしかしたらGがまだ潜んでるかもしれない荷物を、Gが逃亡しないように処置して
処分するわけですから、そりゃまあ高くても仕方ない気がしてきました。
あと、バルサンを入居者さんに炊かせればお金かかんないでしょ、という助言も
あったのですが、別のお友達大家さんからは、下手にバルサンすると各部屋に逃げて
かえって被害が広がって悲惨なことになりかねない、という体験談を聞かされました。
私のところはGのボリュームが多すぎるため、下手にバルサンなんかしたら後者のように
被害が拡散していたのではないかな・・・と思います。初期対応であればバルサンで
やっつけられたのだろうなと想像します。
火が大きくなる前に初期対応することで、コストが抑えられるのだろうなあ・・・。
どちらのアドバイスも正しいもので、その状況に応じてどちらの意見が正になるかが
変わるのだなと思った次第です。質問する側が正しい状況を伝えるスキルを持ってないと
正しい回答は来ない、ということを改めて感じたのでした。
ご相談に乗っていただいた皆様に感謝申し上げます。
ということで、次にこの話の続報を書くのは退去後でしょうね。お楽しみに(?)
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