2023年03月27日
ストーリーをうまく作ることで交渉が円滑に進む。
現在11位です。今月〜来月は積金の満期がいくつかあってちょっと嬉しい。
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物事にはちゃんとストーリーをつけて話をすること。すごく大事なことだと思います。
ストーリーに対して人は納得感を持つものだと思ってます。それが多少強引であっても。
売却で作った自己資金。別の金融機関さんに一度置いて見せ金にして次の物件の
融資につなげたい。でも今預けてる金融機関さんが定期を解約することに対して
露骨に嫌な顔をする・・・。これじゃ自己資金であって自己資金ではないじゃないか。
そんな場面、古株の不動産投資家さんなら経験したことがあるのではないでしょうか。
いかに角を立てず、いかに真実味のある話で相手に納得をしていただくか。
そこに必要なのがストーリーだと思っています。
しかも、できるだけ自分の意思ではなくやむを得ない事情があるという形での。
先日、私も取引先の金融機関さんから少し定期を引き出すことにしました。
理由として「義母が経営している不動産賃貸業の法人の予定納税が多く、少し協力して
ほしいと相談をされたので、いずれ返してもらう想定で貸付したい」ということを
述べて、まあそういうことでしたら・・・という感じにしました。
ここでのポイントは「義母」というキーワードで身内の支援という大事な理由がある、
しかも自分の意思で引き出すわけではない、というところを印象付けたことです。
私の意思で引き出そうとするなら、翻意するよう説得に入る可能性も出てきますし、
あいつは定期を動かしてうちの残高を減らした、という印象を残してしまいかねません。
あくまでこれは第三者の意思であり、私の本意とは違うのです、ということを
理由に込めて、相手が納得しやすいようなストーリーにするのが大事だと思います。
また、相手が身内であれば支援は必然ということになりますので、そこも大事かと。
これが友人とかビジネスパートナーとかだと、少し微妙な印象を与えると思います。
今後も取引が見込める相手であれば、金融機関さんへのフォローも忘れずに。
私の場合は数か月後に積金が満期になるのがわかっていたので、この積金を再び
定期にすることで残高は最終的に減らさないよう努力する、と伝えました。
資金は再び固められてしまいますが、積金の満期の金額は定期よりも少ないので
その差額分は手元にお金を戻すことができた、と言うことになります。担当の方からも
「お気遣いありがとうございます」と言っていただいたので、円満に処理できたのでは
ないかと自負しております。
別のケースを考えてみます。
物件を数年前に購入したけど、今なら儲かりそうだからすぐに売ってしまいたい。
しかしまだ購入して数年、35年ローンで購入しているから金融機関さんからしたら
嫌な印象を偉大sてしまうに違いない、というケース。これもまたよくある話かと
思います。
私がもしこういうケースに遭遇したら・・・あくまで一例としてではありますが・・・
仮に私が高齢であれば「終活」をキーワードにストーリーを組み立てると思います。
直近で何か終活を意識する事象があり、次世代へのバトンパスのための準備として、
みたいなところに少しずつそれらしい肉付けをしていくだろうと思います。
できるだけ「被相続人の意向」を押し出していくのが、自分が責められずにやむを得ない
印象を与えるのにいいと思います。
まだ現役バリバリだったり、子供もいなかったり、そういう感じであれば「世界情勢」
あたりをキーワードにすると思います。ここ数年は本当に激動だったと思います。
コロナ禍、ウッドショック、物価高、ウクライナ戦争など。そして今も米銀行破綻など
枚挙にいとまがありません。こういう時に手元資金を厚くすることで有事に備えるのは
経営者として適切な行為であると思います。
ただ、それだけだとちょっと弱い気もするので、ダメ押しで「妻/両親から借金が
多いことに対して不安である旨の相談を受けたので・・・」みたいな文言を追加し
第三者からの要請で自分の気持ちが購入した当初より変化した、という筋書きを
作った方が空いてもうなずきやすくなると思います。
あとはその心変わりに対して、今後の取引をどうしていくかというフォローですね。
今回の物件を売却して、その自己資金を元手にリスクも借入も少ない方向に動くから
その時は是非貴行にて融資をお願いしたい、みたいな話もいいのではないかと思います。
家族の反対の理由を借金の増大としたのであれば、借金を減らして自己資金を増やして
改めて取得をする。家族の反対の理由を空室率の増大としたのであれば、より都心部の
賃貸需要が良い箇所への物件を取得する、などですね。ストーリーから外れないように
銀行さんをフォローする案を考えるのが大事です。一貫性のある理由にしないと
論旨にほころびが出てしまいますから。
ストーリーを上手に作れるようになると、交渉事が少し楽になると思います。
もし今まであまりそういう考え方をしていない方がいらっしゃるようでしたら、
少し意識されてみてもいいのではないかと思います。
今日は特にネタもなかったので、脳内にあることを書き出してみました。
まあそういう考えもあるのね、くらいで聞いていただければ幸いです。
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