2021年06月28日

倒産防止共済(経営セーフティー共済)の掛金変更タイミングには気を付けよう。

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東京法人が来月末で年度末につき、倒産防止共済の掛金を調整すべきか確認を

しておかなくてはと思い立ち、顧問税理士の先生に連絡。今年は大丈夫そうです。



東京法人に関しては、今期もぼちぼち終わろうとしております。前期は売却による

利益が出てしまうだろうと思い、倒産防止共済の年払をあてにしておりましたが、

共済の事務局に年払の届出をするのを忘れてしまい、大変な目にあいました。



何があったかと言えば・・・完全に自分のうっかりミスなのですけど、倒産防止共済の

手続きを忘れて、経費化できなかったというオチです。



倒産防止共済。正式名称は経営セーフティー共済。経営セーフティ共済は有事の際に

積立金の9割を貸付として受けることができる、というものですが、実務としては

節税目的の共済という扱いをされることが多いです。



似たような節税のために使われがちな共済として小規模企業共済がありますが、

うちの顧問税理士の先生はまず倒産防止共済を薦めます。こっちの方がダイレクトに

法人の損金となるためだそうです。小規模企業共済は役員報酬とか絡むので、

どちらも使ってないならまず倒産防止共済を使った方がストレートにわかりやすい、

というようなことを仰っておりました。



そしてここからが失敗の本筋です。



最初に加入する時(前々期)に年払の手続きをしました。これ、1年後には元の月払に

戻るのですが、私としては前期も売却で利益が大きく出そうだったので、前期も年払を

したかったのです。そしてその手続きは確か7月末の引落であれば6月中に実施しないと

いけないということでした。はがきで何かそんなお知らせが来ていたような気もします。



はい、私あまりちゃんと中身読んでなくて、気が付いたらその期間が終わってました。

はがきを読まない私が悪いんです。もうそれは言い逃れの出来ない事実です。

顧問税理士さんがTKCに属しており、TKC経由で倒産防止共済に加入したので、

先生経由で言えばいいんだろうなーとか思って、手紙を適当にしか読んでなかったのが

敗因であり、完全なる自爆です。ほんとバカですねー。



顧問税理士の先生から「え、先月でその手続きは締め切られてますけど・・・」と

言われて絶望した私でしたが、あきらめきれずに独断で前々期に掛金を一括で振り込んだ

口座に勝手に振り込んでみました。これでもしかしたら年度内に一括で払ったことに

ならないかなーとか。振り込んでみたけど、その後音沙汰もなかったので、便りが

ないのは良い知らせに違いないと信じ込もうとしていました。



今期が始まり、8月末になりました。7月・8月とも共済の掛金が口座引落されるのに

必要な金額は入れずにおりました。だって私払ってますもん・・・たぶん・・・。



9月になって、顧問税理士の先生に倒産防止共済振り込んだので経費扱いですよねと

伝えたところ、共済側で受理された形になってないですと言われてしまいました。

(たぶん呆れていたことと思います・・・)



そこから共済の事務局さんに連絡を取り事情を話しましたが、それは掛金を支払った

ことにはなりません、とビシッと言われてしまいました。あーん、やっぱりー?

振り込んだお金に関しては組み戻しの手続きをしてください、と言うことでした。

しかも2ヶ月分口座振替不成立の扱いになっているから、今月と来月で倍の掛金が

引き落とされるので、ちゃんと資金準備してくださいね、3ヶ月連続で失敗すると

ペナルティありますというようなことも言われ、くぎを刺される始末。

(具体的にどんなペナルティがあるかは聞きませんでしたし、そもそもうろ覚えなので

 ややペナルティは怪しい記憶ということはご承知おきください)



組み戻しの手数料もばかにならないし、引落されていれば経費になったはずの7月分も

経費にならず、とにかく踏んだり蹴ったりで最悪でした。でもすべて自己責任というか

自爆なので、自分を責めるくらいしかできません。笑い話にするしかないよねと

いうことで、ブログに思い出しながら書いてみた次第です。



今年はこのような愚かな行為を繰り返さないよう、顧問税理士の先生に先回りして

6月のうちに今期末に掛金を調整する必要があるかを聞いてみました。東京法人も

半期分くらいは帳簿ついてますし、おおよその方向性くらいはわかるのではないか、

と思ったためです。



先生からは、TKCのシステムで見られる共済の残高が怪しいので、通帳を見たいと

連絡いただきました。すぐに通帳の写真を撮りメールで送付。通帳を信じて計算した

掛金を見て「今年は調整しなくて大丈夫そうです」という連絡をいただきました。



途中から掛金を減額させたものの、序盤〜中盤は満額の20万の掛金を払ってました。

その分の蓄積もあるので、今から掛金をいじらなくても税金は程よいところに落ち着く、

と言っているのだろうと判断。でもそこまで細かい話は先生のメールには書いて

いなかったので、念のため電話で何を根拠にOKとしたか聞いてみた方がいいのかな、

とも思いました。



とはいえ、私もそんなに心配はしていないです。前期・前々期は売却の利益が

出ていたので気を遣いましたが、今期は通常営業のみ。規模の小さい法人なので、

そんなに大きな利益が出るとは思えないです。なので、昨年の失敗を過剰に反省して

勝手に私があたふたしているだけ、ということで良いかとも思います。

ま、ブラックボックスにせず根拠も含めて理解することは大事だよねということで。



倒産防止共済からはちゃんとはがきが来ているはずなので、私のようなおバカな失敗は

そうそうする人はいないだろうと思います。でもまあ、一応注意喚起ということで。

お気をつけくださいませ。



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posted by ひろ* at 08:37 | Comment(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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