2021年03月15日

大家が自分で自分の物件の案内を実施、そしていい感じの結果が出そうな予感。

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東京8棟目の内覧対応を自分でやってきました。大家直接募集のサイトからの

反響なので、自分で案内した次第です。たまにやるなら面白いかな、なんて。



昨日は珍しく自主管理風味な動きをしていました。なぜかと言えば、大家直接募集の

サイトから内見の希望があったから
です。直接募集からの契約ということであれば

管理会社さんに動いていただくわけにもいかないだろうなと思いましたし、先方も

大家が直接対応することに対する期待がありそうだったので、そうしました。



本当は、大家が経営に直接介入しない方がいいと思っています。管理会社さんを通して

コミュニケーションする方が、サラリーマン大家としてはサラリーマンの仕事中に

いろいろな電話がかかってこなくて助かります。それに、なにかあった時の対応を

大家がいきなりミスると後がないですが、管理会社さんがミスる分には、後から大家が

いやいやすみませんと出ていくことでトラブルが収まる可能性が残るので良いと考えて

おります。



勿論、前提として信頼できる管理会社さんであることが大事なことです。

完璧な管理会社さんなんてありえないので、自分にとって何を優先するかで管理を

選ぶのが良いだろうと考えています。私の場合は、多少抜けてるところがあったとしても

誠実に対応してくれること、大家側でフォローしたことに対して次回以降同じような

ミスをしないよう頑張ってくれる人、みたいなところは必要と思っています。

それ以外のところは多少失敗してもこちらでフォローすればいいや、と。

はい、割とゆるめな大家です。



結局、社員でも何でもないビジネスパートナーさんに対して、自分の思い通りの人が

あてがわれることを期待したり、自分が求める完璧なクオリティに達しているのが

当たり前と思うから、ストレスがたまるのです。他人はそう簡単に変わりません。

それが当たり前と思うようにすると、できないことをどう補完しようかという考え方に

なります。その方がストレスたまらなくて楽です。



例によって話が逸れていますので、この辺で軌道修正。



サイトで内見希望の方とやり取りをして、当日の待ち合わせ場所と時間を確認。

今回の方は不動産テックのベンチャーを立ち上げたいと考えている方ですので、

契約書は自前で用意したいという話がありました。しかし、サービスの方向性をまだ

検討している段階のようで、もしかしたら賃貸住宅標準契約書を使うかも、という

連絡もありました。私としては、先方の希望の形で対応できるならそれでOKです。



内見当日。その前にお邪魔していた内覧会で思ったより時間を使ってしまったので

待ち合わせ場所の駅にギリギリの到着になってしまいました。到着すると、既に

それらしき人がいらっしゃいます。こちらより声をかけ、物件にご案内しました。



サイトにはプロフィールも掲載されていたので、その内容からいくつかピックアップの上

話をしましたが、普通に感じの良いコミュニケーションを取りやすい方でした。

以前にもベンチャーを立ち上げたことがあるということでしたので、きちんとした方と

お見受けしました。入居に至ればいいのですが。



現地は3部屋の空きがありますので、全てのお部屋を見ていただきました。

滞在時間が長くなれば長くなるほど、物件に対しての思い入れが深くなると聞いたことが

ありますので、なるべく色々な説明をして、興味を持っていただけるように会話をした

つもりです。結果として、1時間近くは現地にいたのではないでしょうか。



木造住宅と言うことで、音のことは多少気にされておりました。ベンチャーを立ち上げる

ことになると、自宅で仕事をすることが多くなるからというのが理由のようです。

正直、木造なので音は漏れるということ、でもそれはお互い様のことなので、

それに対してのコミュニケーションを取れるようにLINEグループで連絡先が

わかるようにしてある、ということを説明して納得して貰いました。



筋トレとかやりたいみたいで、逆に筋トレの音が下に響かないかという心配も

されていたので、それも直接聞いてみればいいと思いますよ、それができる土壌は

作ってありますから、と回答しました。



大家だからこそ直接伝えられることもあります。例えば、壁紙やCFは防臭抗菌の

ものを使っているとか、ワンちゃんはつるつる滑る床だとストレスになってしまうから

少し引っかかりがあるものを使っているとか。そういうのって、仲介営業マンの人は

知らない情報なので(マイソクで伝えているけどそこまで読み込めてないと思う)、

伝えることができる強みはあると思います。



また、持ち帰りにせずにその場で決断できることもあります。

ウォシュレットを自分でつけることは可能かという質問を受けましたので、実費を

いただけるならこちらで設置しますよと回答しました。これも仲介業者さんが

連れてきていたら、持ち帰りでオーナーさんに聞いてみますね、という話になって

終わっていたと思います。



いろいろ見ていただき、是非ここに住みたいという発言を引き出すことは出来ました。

あとは同居予定のお兄様がどう判断するかにかかっています。持ち帰って相談するとの

ことでした。



駅まで送りますということで物件の庭で少し話をしていたら、タイミングよく入居者様が

登場。何ら仕込んだわけでもないのですが、この日この時間に内見対応がありますので

ちょっとうるさくするかもしれません、と言うことは伝えてありました。だから外で

話をしているのが大家および内見者さんだということはわかっていたのだろうと

思います。



ちょうどよかったので、共用部に置いていこうと思っていた出張土産のクッキーを

お渡しして、ちょこっと会話に参加して貰いました。仲良くしているんだなという

ことが伝わったのではないかと思います。良いタイミングで出てきてくれました(笑)



駅まで送った際にLINEを交換し、こちらから物件の間取り図や写真など詳細情報を

改めて送付しました。お兄様に転送して、一緒に見ながら検討するとのことでした。

ご本人はかなり前向きに検討してくれるようですので、入居になればいいなと期待!

私自身も、この方は話をしていて良いなと思ったので、是非相思相愛でご入居に

至ってくれることを祈りたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:11 | Comment(0) | 東京8棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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