2021年02月01日
札幌9棟目のテナント申込キャンセル・・・出資者と経営者が分かれている場合のリスク。
現在11位です。夜中の3時まで桃鉄やっちゃった・・・寝不足。
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残念なことは連鎖するものです。あとは契約を残すのみとなっていた札幌9棟目の
テナントさんの入居が、このタイミングで白紙撤回になりました。痛い、痛すぎる。
札幌8棟目の退去、札幌5棟目の退去と残念な事案が続いたのですが、それでも
トータルの家賃収入に関してはまだ上向きなので・・・というところをよりどころに
していました。札幌9棟目のテナント募集についてお申込が入っていたためです。
年末にお申込をいただき、そこから辛抱強く管理会社さんが交渉を重ねておりました。
貸主側の希望家賃と、借主側の希望家賃に隔たりがあり、指値交渉をどこまで聞くかを
小出しにやりながら、徐々に希望とすり合わせていく作業が最初にありました。
こちらの希望と先方の希望の差額は8000円。最初に差額5000円でオファーを出し
もう一押しということで差額3000円で決着するところまで、けっこう時間が
かかりました。
それから保証会社さん。先方は「申込を個人にするか法人にするかで悩んでいる」と
仰っておりました。これが決まらないと保証会社さんの審査が開始できません。
仲介業者さんの話によれば、事業を実際に行う事業主の方の他、その方に出資する
金主の方がいらっしゃるそうです。その金主の方の法人名義で保証会社の審査をした方が
審査は通りやすいだろうけど・・・というところで悩んでいるようだ、とのことでした。
自分で始める事業なんだし、個人事業主の名義でまずは申し込んで、保証会社さんが
どうしてもNGだったら別な方法を考えてもいいんじゃないかな?なんて私は勝手に
思っていましたが、こればかりは借主さんサイドの考えることです。変に口は出さずに
静観するしかないなと思っていました。
ちなみに私だったら絶対自分の名義にこだわると思います。保証会社さんがNGの場合に
その法人さんに連帯保証人になってもらうなどの形の方がいいでしょう。だってほら、
残念ですけど人間関係がいつまで順調かわからないじゃないですか。特にお金が絡む
ビジネス要素のことだと、その傾向は顕著だと思うのです。いつか関係が悪くなり
「出資引き上げる」と言われた時、契約名義が金主の方になっていると、店舗の
賃貸借契約の解約もその人の判断でできてしまうわけですし。お店の生命線の根っこを
握られている状態は決して好ましくないと思うからです。
賃貸借契約の名義を悩んでいる間にも、工事業者さんの見積作業は進んでおり、
改装後の図面や工程表なんかも管理会社さんに提出されたとのこと。オープンの
時期もこのくらいを予定している、という具体的な話に入っており、この時点では
管理会社さんも「もうさすがにキャンセルはないと思います」という手ごたえを
感じていました。なので、私もここはもう大丈夫だなと安心していた次第です。
その後、結局法人さんで申込を入れると言うことになり、その法人さん名義での
保証会社さんの審査も無事に承認が出ました。これであとは契約書を締結するのみ。
そんなところまでは話を聞いていたのですが・・・
昨日、管理会社さんから電話がありました。なんとなく声のトーンが暗いです。
嫌な予感・・・まさかテナントさん・・・
「仲介業者さんから連絡があり、申込を一旦白紙に戻したいとのことです・・・」
信じたくないけどやっぱりー!いい話か悪い話かって、話の出だしの雰囲気で
なんとなくわかるんですけど、今回は今一番きつい話でしたー!orz
撤回の理由は、どうも事業主さんと金主の方が喧嘩をしてしまった模様、とのこと。
ここは仲介業者さんもあまり深く聞けていないようなので憶測になりそうですが、
どうも金主の人が手を引くということになり、契約が出来なくなったようです。
本人は事業をやりたいと言う気持ちが強いようですが・・・。
出資者がいると、どうしてもその出資者の話を聞かなくてはならなくなります。
自分で「こうしたい」と思ったことも、出資者の合意が必要になることでしょう。
ちょっと窮屈になることは否めません。だからできるだけお金は自分で貯める、
難しい時は某政府系金融機関さんで借りる、などの対応が望ましいと私は考えます。
こんなポンコツな私でさえ、出資するから不動産屋さんをやろうという声をかけて
いただいたことがあります。でもそれは自分の自由にならない部分ができてしまうので
乗り気ではなかったです。どっちみちサラリーマンと自分の不動産賃貸業をやりながら
更に別のことまでやるというのは難しいですから、ということで適当にお茶を濁して
その場は終わりにしたことがあります。
自分で事業をやりたいなら、自分で金策もしなくてはダメだと思います。
お金を他人に用意されると、お金を集めることの厳しさを知らない事業主になってしまい
後々絶対に苦労すると思います。
・・・話を戻すと、今回のお申込は白紙撤回にせざるを得ないでしょう。
いくらこっちが何か言ったところで、これは撤回される望みがない話と思います。
管理会社さんは「ここまでまとめたのに悔しいです」「なんでここまで引っ張って
キャンセルとかになるのか理解できません」と怒りや悔しさを隠しきれない様子でした。
私は他の人が怒っていると、自分も同調して怒るというより、それを冷静に受け止める
スイッチが入ってしまうタイプです。管理会社さんが怒ってくれているからこそ、冷静に
事態を分析して次のアクションをどうするかに注力すべし、という気持ちになれました。
・募集は即座に再開する
・家賃交渉後の情報ではなく、交渉前の情報での募集とする
・仲介業者さんには、とりあえず再募集を開始するけど、借主さんと金主の方が元の鞘に
戻ったらすぐ声をかけて貰うよう管理会社さんより伝えて貰う
上記3点を管理会社さんに依頼しました。そして、出資者さんがいる以上はこういう
トラブルは発生することをある程度覚悟しておかないとダメだと思う、ということも
お伝えしました。
冷静に捉えることは出来ましたが、一番あてにしていたというか、ここが埋まるから
他が多少抜けても金額ベースではそこまでの痛手にはならないと考えていたこともあり
正直キツイです。でも、キツイキツイと言っても入居者様が戻るわけではないので、
とりあえずは募集を再開するしかないでしょう。そしてこのパターン、事業主の方は
未練があるはずなので、仲直りするか別の出資者さんを見付けてくるか、何かしらの
行動はするはずです。そこに期待したいと思います。
いやー、それにしても痛いわー。痛い!(偽らざる本音)
でも下を向いてもしょうがないので、また申込が来るよう営業活動頑張ります。
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