2020年06月05日

旅館業許可書が発行され、正式にホテルとして運営開始できる状況に。

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東京13棟目、超高速で旅館業許可書が発行されたという連絡がありました。

これでリスティングを作ることができます。旅館としてのスタートを切れました。



宿泊施設は、民泊新法で定義される民泊と、旅館業法で定義される旅館・ホテル・

簡易宿泊所等のどちらかを選択して営業します。



民泊の場合は、届出をすれば民泊を始めることができます。実際には消防検査などが

あるのですが、イメージ的には自分で「民泊やります」と宣言したら、行政はOKを

出す必要がある、という感じです。



これに対して旅館業法による旅館・ホテルは、許認可の申請をして、許可を得ることで

宿泊施設を運営することができます。役所は許可を出すために必要な審査をしますし、

条件を満たさない場合は却下することもできます。



届出制か許可制か。このハードルの高さの違いが、宿泊日数の差を生み出しているのかも

しれません。民泊だと年間180日が限度ですが、旅館だとそういった制限はないです。

そしてインバウンドや民泊が盛り上がりを見せていた頃、旅館業法が改正されて、

無人のホテル運営も可能になりました。これにより、フロントに人を配置するなどの

負担がなくなり、小規模のホテルでも採算がとれるようになりました。投資家の目線で

考えれば、旅館業法の方が稼働日の上限がないので、民泊より当然良いと思います。

取れそうな案件なら民泊より旅館業法の許認可を狙った方が良いでしょう。



東京13棟目もそんな流れで旅館として許認可を申請することにしました。



正確ではないかもしれませんが、旅館業の申請はおおむね以下のような流れで進みます。

勿論、この作業の前に運営体制の確立や必要要件を満たす建物の改修などは必要です。



・旅館業を行う旨の看板掲示

・近隣説明(看板掲示から何日経過後とか、日付の要件があったはず)

・消防工事→消防検査

・旅館業申請(消防工事の後)→保健所検査→旅館業許認可取得



これが終わってないと次のステップに入れない、という条件が色々あったと思います。

あくまでざっくりなので、申請する予定がある人は自分で調べてみてください。



私の場合、看板を3月に掲げ、近隣説明も3月に実施しました(新コロの影響があり

対面での説明が出来ずポスト投函のみでしたが)。その次のアクションは消防ですが

リノベーションの終盤で行政書士さん経由で手配した消防業者さんに入って貰って

工事を実施いただきました。これが4月の後半だったと思います。



消防が終わるタイミングを狙い、消防検査に入っていただきました。5月末のことです。

こちらは問題なくクリア。そして消防工事が終わった時に並行で保健所に旅館業の

申請をあげて、6月2日に保健所検査が行われることになりました。



保健所検査は基本的に行政書士さんにお任せしましたが、私も仕事の合間を縫って

少しだけ保健所の方や行政書士さん、運営会社さんなどとお会いしました。

(諸事情でどうしても私が顔を見せる必要ができてしまったので)

検査は特に問題なく、順調に進んだとのことでした。



そして昨日(6月4日)、行政書士さんから「旅館業の許可書が発行されたと

保健所から連絡がありました」という連絡をいただきました。中二日での発行とか、

強烈に早いです。保健所って新コロの関係で忙しいんじゃないの?確かにこんなご時世で

新規に旅館やりますなんてズレたことを言ってる人は少ないだろうとは思うのですけど、

それにしたって社会情勢を考えたら早すぎません?まあ私としては嬉しい誤算なので

これはこれでとてもありがたいことなのですが。



行政書士さんも運営会社さんも口をそろえて「こんなに早いのは過去に例がない」と

仰っていました。何十件と申請していて、もはや保健所の担当の方とも顔なじみの

行政書士さんが「過去最速」と言うのだから、本当に早かったのでしょう。



私が今回申請したのは、城東エリアでまあそれなりに観光資源もある区です。

新型コロナの前はインバウンドの旅行客も多かった場所ですので、私が今回手掛けた

ような小規模無人旅館も乱立している状況です。今まではそれゆえに混雑していたのが

今はそんな申請する人が誰もいなくなったので、サクサクと進んだということだろうと

推測をしております。



何はともあれ、昨年の12月くらいからコツコツと準備を進めてきた旅館業に関して

これでひと段落したことになります。まだ備品の買い出しや館銘板設置など、

多少の準備は残っておりますが、7月までには間違いなくオープンできそうです。

当分は我慢の日々が続くのでしょうけど、新型コロナから回復した時の反動需要を

取り込めるだろうと期待して、じっくりとやりたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:21 | Comment(0) | 東京13棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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