2019年05月25日

大型滞納、とりあえず明渡の確約までは進みました。

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大型滞納問題、何とか退去ということで手続きを取ることが出来ました。

まだ回収はできていませんが、ようやくこれで次に進めます。



ごちゃごちゃしていた滞納問題。滞納、漏水、消防設備工事など様々な要因が重なり

交通整理しないと何が何だかわからない状態になっておりました。



前回書いた通り、この交通整理はこちらでやることに。管理会社さんに任せることが

現実的に不可能であれば、私がやるより他にありません。サラリーマンも忙しいので

きっちり人間関係を作って信頼できる管理会社さんに任せる、が私の基本姿勢ですが、

今回のような場合ややるっきゃないです。



最優先でやっつけるのは、やはり家賃滞納。滞納の改修は置いておいて、退去の確約を

取り付けることを最優先にしなくてはなりません。そうしないと工事の発注もできないし

漏水の調査もできません。滞納額も増える一方。いいことがありません。



前回の時点では、先方とも連絡が取れており、ほどなくして鍵と確約書が返送されるで

あろうという感じでした。だからここは時間の問題だろう、と。



しかし、この読みがちょっと甘かったです・・・。



工事の段取りをいつ頃から進められるか、章司法書士事務所の太田垣先生に連絡を取り

確認したところ・・・



「滞納者さんと連絡が取れなくなっちゃったんです」



・・・なぜに!?逃げていいことなんて一つもないはずなのに、どういうこっちゃ。

どういうわけかいきなり電話にも出なくなり、ショートメールも全て無視とのこと。

事務所にある携帯をいくつか使ってそれぞれから発信しても、全部無視するそうです。

逃げたところで、滞納額が増えるだけでいいことないのに、なんでなんだろう?



「私、素直にごめんなさいって言える人には仏の対応なんだけど、謝らないで

 逃げる人には徹底的に追い詰めたくなるの」



先生の名言キター!住民票取って住所特定して、連絡がなければ札幌にマイルで飛んで

張り込みしてやろうと思っている、という趣旨の発言まで飛び出しました。

先生、頼りになりすぎます。ありがたすぎます。



そんな先生に、並行で確認していた漏水に関する共有事項を報告しました。



現地で頼りにしている職人さんに、現場を再度見ていただき、どこから漏水しているか

可能性を探っていただいていたのです。そしてその報告がありましたが、その内容が

ややびっくりするようなものでして・・・。



開口一番、職人さんが電話で言ったこと。



「入居者さんを疑いたくはないんだけどさ、これ、自作自演じゃないかと思うのよ」



現場確認したところ、天井はスラブになっていて、空間がない状態とのこと。

よほどのクラックでもない限りは、言われているようなジャブジャブと水が出る事象は

発生しえないということでした。



本当のところは壁を開けてみないとわからないけど、どこをどう考えても水が溢れる

要素が思いつかないとのこと。そうなると、入居者さんが自分で何かやらかしたのでは

ないかという推論しかできないと言うことです。



・・・まさか、漏水事故を発生させて、その保険金で滞納を支払おうとした?



太田垣先生にそのことを話すと、先生が「あー・・・もしかして・・・」と呟きます。

滞納者さんから、保険で支払えるとか何とかよくわからないことを言われたことが

あったそうです。その時はよく意味が分からずスルーしたけど、その話を聞くと

言っていたことがつながる、と。



滞納者さんは滞納債務を何とか払おうと、知恵を絞って漏水事故を起こした。

その保険金により滞納債務を返そうとした。しかし保険金が出ず、万事休す。

お金を払える目処がなくなり、更に下の階から損害賠償の請求も来ている状況。

そして逃げた・・・。



名探偵コナンばりの名推理じゃないすかね、これ。

あ、私の場合「体は大人、心は子供」だから、迷探偵逆コナンですね、ハイ。



太田垣先生もその線が強そうと判断。そのことも考慮して、再度連絡を取ってみると

言うことになりました。



それからしばらくしたある日。

先生から「無事に確約書取れました!」と連絡をいただきました。やったー!

さすが先生、ありがとうございます。



保険の件も聞いてみたとのことですが、そこは華麗にスルーされたそうです。

ゲロってくれれば、壁を開けなくて済むんだけど・・・こうなると、一応開けてみて

中に水の跡がないかを確認してみないと。水の跡がなかったら、状況から自作自演と見て

それ以上漏水に対しての対処をする必要はないでしょう。通常の原状回復のみでOK。



早速この部屋を借りたいと言っている民泊業者さんに連絡を取り、まず残置物の確認を

していただき、何か残したいものがあるかをヒアリングすることにしました。

並行して、職人さんに繋がっている友人にも連絡を取り、工事の手配をお願いしたい旨

伝達しました。一日も早く家賃を発生させないとね!初期費用などの条件も提示して

話を進めたいと思います。



あとは、自作自演で確定だろうということになった段階で、1階の損害賠償に対しても

うちでは受けられないという話をしなくてはなりません。これはさすがに管理会社さんを

経由して報告していただこうと思います。



さ、あとは正常化させるだけ。頑張りましょう!

ご尽力いただきました太田垣先生、章司法書士事務所のスタッフの皆様、友人のKさん、

Kさん経由で動いてくださった職人の皆様、本当にありがとうございました。

良い仲間に恵まれ、私は果報者です。今後ともよろしくお願い致します。



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posted by ひろ* at 08:06 | Comment(0) | 札幌8棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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