2018年12月20日

孤独死が発生してしまいました(回想その2)。

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昨日に引き続き、発生してしまった孤独死に対してどう対応したかを綴ります。

大家さんであれば誰でも起こる可能性がある話です・・・。



発生当日は疲れ果ててしまった私。

「誰にでも起こる可能性がある話」

「このくらいでグダグダ言ってたら大家さんなんて勤まらない」

と自分に言い聞かせるも、数日は気持ちが切り替えられずに何となく悶々としてました。



とはいえ、事務処理を止めるわけにもいきませんし、サラリーマンのお仕事など

日常生活を止められるわけでもありません。ぐっとこらえて、通常の生活を続けつつ

後処理に労力を注ぎます。



まずは保険の申請に必要な資料集めです。修繕の見積書や入居者様の死亡届、

契約書の控、敷金の金額がわかる資料、部屋の状況がわかる写真などが必要です。

管理会社さんに依頼して、これらの準備をして貰いました。



特に死亡届はちょっと手間がかかります。入居者様の親族の方のご協力なくしては

入手できないものだからです。管理会社さんとしては、入居者様の親族の方に原状回復の

請求もしなくてはならない辛い立場です。それでいて、死亡届もくださいということで

話をするなら、必要な経費は請求しつつも遺族の方と良好な関係を築く必要があります。

これ、簡単に言うけど難しい作業だと私は思います。



結局、死亡届は他の色々な処理で使い切ってしまったとのことで、管理会社さんが

入手してきたのは「死体検案書」なるものでした。発見日の記載がなく、死亡日のみが

記載されている書類です。保険契約前の死亡がこの書類で確認できたので、発見日の

証明にならず、保険適用を拒否されるのではないかと心配でしたが、これしか出ないと

いうことであれば、もう致し方ないと思います。保険会社さんがどう判断するか次第。



並行で、原状回復の見積書を入手します。施工業者さんは既に他の部屋のリノベも

手掛けておられるので、それと同じように施工して貰う想定です。保険適用部分と

そうでない部分が出るとは思いますが、まずは一括でいくらかかるか見積を作って

いただきました。



そして出てきた見積。「単独工事だからちょっと高くなりました」と出てきたのですが

なんと驚きの70万アップ!えー、単独になるだけでこんなに上がるの!?とびっくり。

でも信頼している施工業者さんだから、ボッタクリとかではなく本当にかかるのだろうと

思います。工事は一括で頼まないと結構なコストアップにつながるのだなと思ったので

「今後も、単独工事だとこのくらい割高になると考えた方がいいですか?」と確認。

すると施工業者さんは「普段はこんなに高くならないです」「前回の工事で予算が

足りなかったということでご理解ください」「普段は単独で経費がかかるのと、

作業量が少なくなる若干の割増程度です」と。あ、そういうことでしたか。

むしろ前回工事で損させてしまい失礼しました・・・。今回工事で少し取り返して

いただけるのであれば、ある意味良かったのかもしれません。



ここまで揃うのに2ヶ月以上かかりました。死亡届(に類するもの)の入手に

一番時間がかかっています。並行で原状回復の費用負担の話があったからでしょう。

それに管理会社さんも管理は担当の方が一人しかおりません。そりゃ時間もかかります。



そしてその書類が届くまでぼーっとしているわけにもいかないので、どちらにしても

工事は必要ということで工事の依頼をしました。11月くらいから動き始めていただき、

先日工事が完了しました。



工事する前にお部屋に入りましたが、どことなく「ペットを飼っていて、あまり掃除を

していない時の臭い」が部屋に充満していました。たぶんこれが死臭ってやつなのかと

思います。以前クマさんとの懇親会の時「ドアポストを開けると、見えないはずの臭いが

ブロック状になって襲ってくる感じがする」と言ってました。そのくらい強烈なのだと

いうことが言いたかったのでしょう。今回は死後2〜3日で発見されたということですが

それでも鈍感な私が何となくわかるくらいです。もし日数が経っていたら・・・。



お亡くなりになっていたと思われる場所にも、なんとなくそれらしきシミがありました。

やっぱり重いです。重いものを背負っている商売なのだと改めて感じ、背筋が伸びる

思いをしました。



手を合わせてご冥福を改めてお祈りし、お部屋を後にしました。

願わくば、幸せに天に召されたことを祈りたいです。



そして工事も終わろうというタイミングである12月の中盤、保険代理店さんから

「保険金の支払が確定しました」と連絡をいただきました。よかった、ほんとに。



今回の孤独死保険の内容は「原状回復200万まで」「死亡確認当日から2年間の

募集時に減らさざるを得なかった家賃の補填」という2本立てです。今回決定したのは

原状回復費の補填です。家賃の補填は死亡日から2年間ということなので、早く賃貸が

決まった方がメリットがあります。だから工事も先に進めた、というところです。



大家さん的には、この保険の内容も「死亡後の初契約から2年」として貰えると

大変ありがたいなと思うのですが・・・。やっぱり死亡事故が発生すると、原状回復も

それなりに時間がかかるわけですし。



こうして、費用面もひと段落したので、今回記録と自分の頭の整理のためにブログに

一連の内容を書いた次第でした。



「不動産投資」と言うけど、やっぱりこれは事業であり「不動産賃貸業」だと思います。

株などと同じ感覚で気軽にチャレンジする人は、こういった重たい事故が発生した時に

耐性はあるのでしょうか。純粋な投資でお金さえ稼げれば良いという方も、人の命を

支える事業だと言う重みを理解された上で取り組まれる必要があるかと思います。



最近の健美家対談で書かれているように、共食い大家さんとかキラキラ大家さんが

気軽にコンサルフィーやら手数料やらを抜いているようですが、そんな物件で孤独死が

発生した時、そのキラキラした人は面倒を見てくれるのでしょうか。ていうか、面倒を

見る覚悟があるなら、キラキラとか言われずに実務家というカテゴリになるでしょうから

きっと面倒なんか見ないんだろうと思います。そんな人から買って、万が一の事故が

あった時、購入された方は耐えられるのでしょうか。



不動産投資は、投資と名前がついていますが、もっと重たいものだと思います。

よーく考えて、今回ブログに書いたようなことがあなたの身に降りかかる可能性が

あっても取り組むの?というところは自分の中で落とし込んでから動くことを

おすすめしたいと思います。



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posted by ひろ* at 06:58 | Comment(1) | 東京9棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に孤独な方が孤独死してしまった場合、死亡届はだれからもらえるんですかね?

もらえなかったら、死亡日が記載された住民票とかを取得して提出すればいいんでしょうか?
Posted by サカモト at 2018年12月20日 18:48
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