2018年10月24日
震災復興の融資は公庫さんがよさそう。
現在16位です。毎度おなじみ突然の出張が〜。
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先日書いた被災地の融資について、いろいろと確認してみました。
その結果をここで共有したいと思います。
先日のブログで書いた通り、震災からの復興のために必要な資金を有利な条件にて
融資する制度があるということがわかったので、詳細について調査してみました。
まず、札幌市災害住宅補修資金貸付。こちらは札幌市の担当部署に電話してみたところ、
居住している人向けの制度であり、賃貸物件での適用は難しいと言うことでした。
やっぱりそうかー。ホームページを見ていて、連帯保証人の住居が札幌であることとか
書いてあったので、こりゃ本人も札幌でないとダメかなあと思っておりました。
予想通り。でもそれがわかっただけでも良しとします。
続いて日本政策金融公庫さんの災害復旧貸付。こちらについてもヒアリングしました。
個人事業主と仙台法人の2つで札幌物件を保有しているので、2つの支店さんで話を
伺いました。
まず、個人事業主として取引している某支店さんへ電話。数日前に融資実行をして
いただいたばかりなのですが、快くお話を聞いてくださいました。
個人の無担保枠が埋まっていたとしても、この制度は別枠だからそれとは別の形で
融資をすることが可能ということでした。罹災証明書が必要となる、とのことです。
金利の話は特にしませんでしたが、ホームページにある通り設備であれば15年の融資が
可能になるようです。これは大きい。最近、不動産担保を入れても10年にしかならない
公庫さんですから、15年引けたらキャッシュフロー的には楽です。
融資を引いたばかりでしたが「見積と罹災証明書があればお申込いただけます」との
頼もしい回答でした。「どうせなら検討していた大規模修繕もまとめて見積もって
いただいて、融資相談したい」と伝えたところ、それも否定はしなかったので、
かなり積極的な印象を持ちました。ということで、試しに申し込もうかなと思います。
どうせなら民泊対応の火災報知器の分も見積に入れてしまおうかな?やらないと
いけない工事であることは間違いないですし。
続いて、仙台法人で取引している某支店さんへ。こちらは個人で取引している支店さんに
比べて固めの印象ですが、震災復興という点ではどうでしょうか。
まず、やはりそういう制度はあるということでした。ただし、金利は他の制度を
使った方が安くなるケースもあるとのことです。例えば不動産担保を入れた場合など。
「賃貸物件と言うことは、民間の金融機関さんで借入してますよね?」と聞かれたので
借りてますと回答したら、それだったらこっちの制度の方が安いかも、的なことを
仰っておりました。
確かに別枠ではあるものの、通常の審査と同様にその借入をすることでCFに問題が
ないかは審査します、と言ってました。また、同時に大規模修繕の分まで借りるかもと
ちらっと言ってみたところ、震災による被害の部分がどこかを査定して云々と仰って
おりました。やっぱり東京の某支店さんよりは固い印象です。東北というお国柄か?
こちらの支店さんだと、1度借りると「決算をまたいで効果が出ていることがわかったら
次の融資という流れになります」という回答をされるのが常でした。しかし、今回は
ちゃんと回るかの審査はすると言うものの、審査はしてくれるようです。震災から
復興するという意義があるからこその対応なのかな?と思いました。
札幌7棟目は築12年となり、今回の震災で嫌な感じのクラックが入ったり、内側に
水がしみ込んでいると思われる茶色いシミが出来たりしています。ここでしっかりと
大規模修繕してしまうことで、むこう15年は安心できるというメリットはありますし
築20年くらいで売却したいと考えた時に、それまで確実に建物の価値を保全できる、
というメリットもありますので、ここで一気にやってしまうのもありなのかなと
考えています。
ただ、本当は売却の少し前に大規模修繕というルートの方が安心なんですよねえ。
大規模修繕から8年経過した物件と、大規模修繕から2年経過した物件であれば
後者の方が購入する方は安心できると思うのです。
とりあえず、見積を取ってみるところから始めようかな・・・。
金額を見て考えればいいか。
何にしても、修繕の資金を公庫さんから借りる方向で動いてみようと思います。
また経過はブログで報告します。
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