2018年06月21日

見た目が悪くて損をするパターンですよ、この物件(負け惜しみ)。

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人は見た目で物事を判断する、と言いますが・・・まさかここまでとはねー。



先日ブログネタとして書いたベニヤ板補強ボロ物件に関しまして、2行打診したうち

1行は現地を見て「物件がボロすぎる」とNGを食らい、1行は机上評価のみで

75%までなら融資可能という話をしてきた、ということを書きました。そして

自己資金をどうにかかき集めることで対応できそうだ、ということも書きました。



でも、せっかく無茶して自己資金をかき集めても、融資が崩れたら怖いな・・・

とふと思ったのです。だって、今OKって言ってる金融機関さん、現地をまだ

見ていないわけですし、現地を見て結果が変わる可能性も否定はできないようなことを

言っていたんですよ。「よほどのことがなければ机上の評価がひっくり返るような

ことはないですよね?」と聞いた際には、そうですねと答えていたのですが・・・。

ベニヤは下手したら「よほどのこと」に含まれるんじゃないかな、と。



そこで私、確実なものにするために一計を案じました。



仲介業者さんに連絡して、現地の詳しいレポートをしてもらい、写真をいろいろと

撮影して貰うことをまずは計画。そしてその写真や現地のレポートなどを添付して

机上判断しかしていない金融機関さんに情報展開して、まず写真で内容を見て貰い

現地に行った時の判断とのギャップを減らしておこう、という案です。



ベニヤ

ベニヤ



このベニヤ板補強の写真は投資家仲間の皆様にもかなりのインパクトを与えたようで

FBで大量にコメントがありました。



否定的な意見

「やめとけ〜、入居者様に怪我があったら困るよ!」(私の責任問題に発展しかねないと

案じてくれているのと、修繕費が多額にかかる可能性もその裏で気にしてくれている)

「むしろ空室早く埋めた方がいいんじゃ?」(全く否定できない)

「やめなさい!解体すべき物件です」(なぜか上から目線・笑)

「遠隔地でなければいいけど、遠隔地だときついんじゃ?」(札幌は任せられる人も

いるので何とかなると私自身は思っているけど、一般的にはそのように感じますよね)



肯定的な意見

「土地値以下で立地がいいならいいんじゃね?」(私はこの発想に近いのです)

「買っちゃえ!」(ネタ的にアリだから?笑)

「問題ない、新築に見える」(解体しろと言ってる人がいる中での落差が笑える)

「買いたいけど自己資金の枯渇が心配」(安心してください、常に枯渇してます)



賛否両論あり、世の中っていろいろな意見があって面白いし、勉強になりました。

特に否定的な意見って自分にない見方をしているというのがあるので、その趣旨を

把握して自分自身考え直してみることが、さらなる自身の意見の精査に繋がります。

コメントくださった皆様、改めてありがとうございました。



とまあこれだけ否定的な意見が連なるということは、金融機関さんももしかしたら

否定に転じるかもしれない、というところが不安になったのです。そして結果として

最初の方に書いた作戦となりました。



仲介業者さんに早速現地を見ていただいたところ

・外壁の痛みはまだそこまでではない

・ベニヤ板はコンクリートに開いた穴を塞いでいる

・ボヤ部屋はボヤの状態のまま放置されている

・夜逃げ部屋の残置物がかなり大量

・空室はクロスなど表層リフォームは全部屋必要

といった感じの報告があがってきました。



室内はどうせ半分空室なので、ボヤとか夜逃げのところは最後に処理すればいいです。

スペックがしょぼい物件なので、埋まるのにも時間がかかります。その間にお金は

作れると思うので、とにかく緊急で直すものがないことと、ベニヤ板が人命にかかわる

問題ではないことが確認できれば、私自身はゴーサインを出せると思っていました。



そしてベニヤ板。たまたまその上を歩く入居者さんに出会ったということで、その人に

ヒアリングしたところ、かれこれ2年くらいこの状態だけど、何も問題は起こっていない

という回答だったそうです。ま、それなら問題ないでしょう!



私の中でのゴーサインは出しました。あとは金融機関さんがそれについてきてくれるか。

金融機関の担当者さんに電話でこの話をして、写真を本部で評価する人に送っていただく

手筈を整えました。そして写真をメールで送信。あとは座して結果を待つ。



そして昨日電話が来ました。

「ごめんなさい、本部に写真を見て貰った結果、この状態だと融資できないと・・・」



残念な結果になってしまいましたが、自己資金必死にかき集めた後でダメでしたと

言われるよりはダメージが少ないです。縁がなかったということでしょう。

元付でもないのに強引に一番手をもぎ取り、2週間近くキープしてくださっていた

仲介業者さんに大変申し訳ない・・・。力不足にてご迷惑をおかけしました。



というわけで、残念な結果になってしまいました。今回は金融機関さんの持ちネタが

これでなくなってしまったので、打ち止めとなります。無念です。



諦めずにアンテナを高く掲げ、今後も物件情報の収集に努めたいと思います。



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posted by ひろ* at 07:27 | Comment(1) | 新規案件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ある程度の規模があるから、チャレンジできるというのもありますよね。土地値以下なら、僕も買いだと思ってました。
Posted by じゅん at 2018年06月22日 06:49
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