2017年11月25日

海外でも通話料や通信料を気にしなくて済むように・・・

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会社を休んで連休にして海外に遊びに来ております。それでも不動産のお仕事は

待ったなしで来ていますので、旅先からでも対応をしなくてはなりません。今回は

そんな海外で便利に不動産関連の仕事をするために私が揃えているものをご紹介します。



海外でネットを使うには、以下の3点くらいの可能性があると考えます。

1.日本でモバイルルーターをレンタルする

2.SIMフリー携帯に現地SIMカードを入れて使う

3.SIMフリーモバイルルーターに現地SIMカードを入れて使う



まず、SIMフリー携帯、SIMフリーモバイルルーターとは何かから説明します。

その名の通り、SIMフリー化したスマホや携帯、モバイルルーターのことなのですが

たぶん最初に「SIMフリーって何?」から書かないといけないだろうと思います。



そもそもSIMカードとは何か?これは、加入者を特定するためのID番号が記録された

ICカードで、携帯電話の中にセットされています。電話番号などが記録されており、

SIMカードを変更するとその携帯の電話番号が変わります。機種変更などの場合は、

SIMカードを変更元の機種から変更先の機種に挿しなおす作業が行われます。



となると、ドコモの携帯のSIMカードをauの携帯に挿したら、auで販売している

機種をドコモで使えるようになるの?と思うかもしれませんね。仮にドコモユーザーで

あったとして、au版iPhoneXしか店頭にないけどどうしてもiPhoneXが

ほしい、、じゃあau版を買ってSIMカードを元々の携帯のものに入れ替えれば・・・



でもそううまくはいきません。

日本の携帯は原則的に「SIMロック」された状態になっているためです。

自社のSIMカードしか使えない状態=SIMロック、と捉えていただければ結構です。

その携帯では自社のSIMカードしか認識しないように制御をかけています。

そしてそのSIMロックがかかっていない状態を「SIMフリー」と言います。

SIMフリーになっていれば、SIMカードを挿し直すことで他社のSIMカードも

認識してくれるようになります。



SIMフリー化するには、大手通信キャリアのショップに行って、SIMフリー化を

してほしい旨を窓口に伝える(満たすべき条件がいくつかあるようですが、詳細は

各キャリアのショップで確認ください)か、SIMフリースマホと呼ばれている

スマホを買ってしまうかのどちらかになります。



さて、長々とSIMロックとSIMフリーについて書きました。

これが前提知識で、ここから海外で通信環境を手に入れる方法の話です。

冒頭で箇条書きした3つの方法について説明します。



1のモバイルルーターを借りるという手ですが、羽田なり成田なりで海外でも使える

モバイルルーターを借りることが出来ますので、それを海外に行く前に調達しておき

現地でそれを使ってWi−Fi通信でネットを使う、ということになります。



SIMフリースマホがなくても良く、手軽に準備ができるというメリットはありますが

コスト的にはちょっとだけ割高です。でも一日あたり1000円まで行かない価格なので

お財布にそこまで厳しいものでもありません。SIMフリーとかそういうことを意識する

必要もないので、そんなに海外に行く頻度が高くない人はこれで充分ではないかと。



2のSIMフリー携帯は、日本でSIMフリー携帯を持っていることを前提として、

現地でSIMカードを購入して利用する方法。3も同様で、SIMカードを挿す対象が

SIMフリーのモバイルルーターになる、というだけです。



一昔前は海外で通信環境を揃えるのは大変でしたが、今は大概の国で空港にネットを

何日か無料で使えるようになるカードが販売されています。これら(=SIMカード)を

購入することで、だいたいのことはできるようになります。



ただ、海外でSIMカードを買った場合も、一般的に普及している大手通信キャリア

(ドコモ、au、ソフトバンク)の携帯だと、使うことはできません。SIMロックが

かかっているためです。ですので、SIMフリーの携帯なりスマホなりを持っていく

必要がある、ということになります。



私はSIMフリースマホもSIMフリーモバイルルーターも持っているので、今回は

どちらにしようかと迷いましたが、最終的には3のSIMフリーモバイルルーターに

しました。通信機器を複数持っている(日本のスマホ、SIMフリースマホ、PC)ので

ルーターであれば複数の機器を接続することができること、渡航先の料金プランが

データ通信量無制限であること、などを考慮してのことです。



通信量が有限であれば、あえてSIMフリースマホのみに挿すか、スマホとルーターの

両方に挿して通信量を減らすか、など考えると思います。私は割と通信量も多いので。



SIMフリーモバイルルーターで運用するなら、ルーターはNECのが無難でしょう。

ATermシリーズのMR04LN以上を買っておけば間違いないかと思います。







MR04LNはMR05LNの前世代の機種です。私はこちらを使っておりますが

特に不便はありません。MR03LNも持っていますが、これはSIMカードの設定を

Web上から行う必要があり、めんどくさいです。しかも03はSIMフリー化されて

いないケースもあるようで(私もそのケースに遭遇し、au系のUQ Mobileの

SIMが読み込まれずハマりました)、04もしくは05がいいと思います。



現地SIMを購入するメリットとして、コストが安く抑えられることが挙げられます。

国によりますが、たぶんモバイルルーターを日本で借りるのの半分くらいの費用で

使うことが出来ると思われます。



ネット環境があれば、たいがいのことはできるでしょう。

通話だけは国際電話になっちゃうので、050PlusなどIP電話のアプリを

準備しておくと、電話代も節約できます。私も昨日海外から東京8棟目(仮)の

契約の関係で不動産業者さんやら金融機関さんやらに電話したり、東京2棟目の

借り換えの件で金融機関さんに電話したりしておりました。IP電話だと通話料も

3分10円とかそんなレベルで済むから、海外から発着信しても費用の面で心配を

する必要はなくなります。



これだけ準備していけば、現地で急な仕事になっても安心です。

(仕事が発生しないことが一番ベストですけどね・・・)



不動産投資で経済的自由を達成し、会社などのしがらみから離れた方も多いと思います。

海外でも不自由しない環境を作って、全世界どこでも困らないようにしておくことで

人生により幅が出るのではないでしょうか。



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posted by ひろ* at 07:51 | Comment(0) | TIPS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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