2017年10月07日
本を書いてる=信頼できる凄い人、とは違う。
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本を書いてるからすごい人?んなわけないない。権威をつけるためのツールです。
冒頭から断定的に書いてしまい恐縮です。
実際のところ、そうではない人もいるにはいるのですが・・・
目の前にいる不動産投資家の方や業者の方から名刺をもらった時に「本を書いています」
と言われたら、ちょっとすごいなと思うんじゃないでしょうか?
その本、お金さえ出せば誰でも書けます!素直な心で接してはいけません。
本には権威があります。著者というだけで、なんとなく裏事情を知らない人からしたら
凄い人に見えるという魔法の力があります。それを集客や自身の権威付けに利用しようと
している人がいる、ということを忘れないようにしていただきたいのです。
全ての著者がそういう人だとは申し上げません。
思い出作りのため、純粋に本を書くことが楽しいため、そういう人がいることも
当然理解していますし、周りの不動産投資家の方でもそういう純粋な気持ちで本を
書かれている人がいっぱいおります。
でも、そうでもない人もいます。自身が提供するサービスに誘導したい、自身が提携する
業者さんの集客に協力している、などのケースもあります。
別にそれが悪いとは申しません。ビジネスですから、あらゆるツールを駆使してお金を
儲け、社員を養う。そして税金を納め、国に貢献する。そのこと自体は素晴らしいです。
費用に見合うサービスを提供できなければ、そのサイクルが崩れるだけですから。
(不動産の場合は一階で動く金額が大きいので、できるだけそういう業者さんには
自然淘汰を待たず、速やかに退場願いたいという気持ちはありますけどね・・・)
私が言いたいのは、本を書いているからといって特別視しなくていいんだよということ。
および、本を書いている人=人格者で誠実なビジネスをしている=信頼できる
という構図を持っている人は、それを改めた方がいいんだよということです。
最近、仲良くさせていただいている司法書士の太田垣先生が以下のようなブログを
アップされておりました。
こういう人大嫌い
こちらのブログの内容をかいつまんで言うと・・・
・民泊の本を書いていて、賃貸住宅フェアにもブースを出した業者さんが家賃滞納
・友人関係にもあったので、電話で早く払った方がいいよと伝えたところ、無視
・ギリギリの局面になって、謝罪もなくただお金を振り込む
という誠実さのかけらもない内容です。悪質であり、最初から自分のことだけを考え、
ギリギリまで粘って、最終的にやばくなる前にギリギリで逃げる。その間に周りの人に
かかる迷惑なんて微塵も考えてません。
こういう人でも、本を書いて講演をしているんです。
だから「本を書いているからすごいんだ〜」と思うことをとにかく止めてほしいんです。
友人の中に、いわゆるゴーストライターを仕事として請け負っている人もおります。
5〜6時間のインタビューに応じるだけで、それが本になってしまうんです。
本人は何もしなくても、です。
今は出版不況ですから、自分から「お金は出すから出版させてくれ」と持ち掛ければ
出版社はウェルカムで本を出してくれます。たった半日の時間と自分がインタビューに
応じる労力、そしてそれにかかる費用(これだって広告宣伝費ですし、不動産を1棟
仲介すればすぐ取り返せるくらいの金額でしょう)をかければ、あなたも著者です。
出版した本を見込み客の方にプレゼントすれば、純粋なお客さんならすぐ信じてしまう
ことでしょう。
繰り返しますが、全員が全員そういう輩ではないと思います。
普通にビジネスで出版している人だって、きちんと対価に見合うサービスを誠実に
提供されている業者さんもいることでしょう。趣味で本を出している人も実際います。
でも、そうでない人も少なからず混在しています。
今日のブログで言いたいのは、とにかく本を出しているからといって簡単にその人を
信頼できる高潔な人と思わないでほしい、という一点に尽きます。
自営する能力を身につけましょう。
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