2017年02月15日
事業計画書の書き方の勉強会を開き、自分自身も新たなな気付きを得る。
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事業計画書の書き方について、私自身も勉強をさせていただきました。
以前のブログで、事業計画書の書き方はこんなことを意識しているという内容を書いて
サンプル見たい人がいたら見せますよ、みたいな感じで書いたことがあります。
その時に「事業計画書を見たい」と言ってくださった方と勉強会をしてきました。
私の事業計画書の説明をする場になるのかなーと思いきや、勉強会なんだから
双方向に意見交換しようと言ってくださった方もおりました。そういう方は、現在
ご自身が使われている事業計画書などもご提供くださいました。これがまた勉強になると
言う感じで、ありがたかったです。
事業計画書を書く目的は、当然ながらその事業が妥当であることを示し、金融機関さんに
その事業に対しての融資を得ることです。融資が得られやすくなるような事業計画書が
必要になりますが、ではどうやったら融資を得やすくなるのでしょうか。
昨日の勉強会で感じたのは、自分自身が得意であったり強みがある分野については
なるべく詳細に記述し、不得意な分野にはそこまで触れない、みたいな抜き差しが
必要なのだろうな、ということでした。
例えば、自己資金をいっぱい持っている人なら、それをPRした方が当然いいので
金融資産一覧表であったり、決算書とは別にB/S風な資料を作ってあげて、
それを見せてみたりすることは効果があるのだろうと思います。
これが自己資金がない人になると、それを見せることでかえってマイナスに働く
可能性もあるわけです。それであれば、そこはさらっとしか書かずに、別のところを
推していけばいいのだと思います。物件の利回りなり、これまでの物件の稼働実績なり。
購入予定物件のPRにしても同じです。
いいことは全力で前面に出し、都合があまり良くないことは後ろに引っ込めつつ、
それをどうやって克服するから問題がないかを前面に出す、などの工夫があると
いいのではないかと思っています。
例えば、昨日の勉強会で話した一例。
駅から遠い物件を買う場合、当然ながら金融機関さんも「こんな遠くて平気?」と
首をかしげることになります。そこに対しては、実際に自分で調査して確信を得た上で
遠くても埋まる根拠をきちんと書いてあげることが融資を得るために必要と思います。
「駅からの距離は確かに遠いが、近所に工業地帯があるからそこの需要が見込めるので
経営上問題はない」
「ターゲットを生活保護の単身者と考えるため、駅を利用する人は想定顧客ではない。
生活保護の人が重宝する施設が近隣にいっぱいあるため、問題はない」
例えばこんな感じでしょうか。
私の事業計画書を見て、参加された方がすごく細かく書かれているとびっくりする
シーンもありました。その反面「大きな金融機関さんだとあまり役に立たないかも」
というコメントをされていたのは印象に残りました。
そうなんですよねえ。大きなところは事業計画云々というよりは、金融資産と
保有物件がどれだけあり、今回の物件がどうだから、出せますとか出せませんとかで
終わってしまいます。一生懸命事業計画書をもっていっても、そこにはあまり興味がなく
定量的な数値でだいたい決まってしまいます。
私のような、金融資産もさほどなく、属性も中の上くらいのサラリーマンで、
物件も古いものが多い人にとっては、そういう金融機関さんで勝負してもなかなか
勝つことは難しいと自覚しています。だから、できるだけ小さな金融機関さんに
詳細な事業計画書を持ち込み、一緒に本部に出す稟議書を考えるくらいの勢いで
頑張ってもらう方が、結果として融資は得やすい感覚があります。
私の書いている事業計画書は、そういう観点でブラッシュアップしているので
意味のある金融機関さんと、そうでもない金融機関さんがあるのだと思います。
ノンバンクさんに融資を打診するときは、こういう計画書は一切書きませんしね。
相手の特性によって使い分けることも必要でしょう。
私自身も「このページ意味あるかな?」と思いながら作っていたところについて
皆様に意見をいただけたりして、とても勉強になりました。やはり情報は発信して
なんぼなんだなーと思った次第です。ありがとうございました!
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