2016年07月13日
入居者様逮捕(その1) そして退去へ・・・
現在21位です。いい方向に話が進めばいいのですが・・・。
応援クリックよろしくお願いします→
ブログにリアルタイムに書くのもアレだと思って、寝かせている事案がありました。
今日はその話など。
札幌3棟目で6月末退去の入居者様がおりましたが、これがとんだ食わせ物でした。
いろいろふざけている話なのですが、順を追って書いていきたいと思います。
6月半ばくらいに、私のところに管理会社さんの札幌3棟目担当者さんから電話が
ありました。満室の物件で管理会社さんから電話が来るってことは、だいたい良くない
お知らせなんだよなあと思いながら電話に出ましたが、その良くないっぷりが私の
想像の上をいくものでした。
「入居者様から、逮捕されたから退去したいと連絡がありました」
へ、逮捕?ていうか逮捕と退去が今ひとつ結びつかないのですが・・・なぜに?
前にも逮捕された入居者様はいらっしゃいましたが、また逮捕ですか・・・。
(もはやいろいろ経験しているせいか、何かと驚かなくなっている)
管理会社さん曰く、なぜ逮捕されたかは不明とのことです。本人も罪状については話は
しておらず、かつもう釈放されている状態のようです。ですので、罪状に関して深く
つっこんでも仕方がないでしょう。
問題は退去です。退去の理由は「逮捕されて生活保護が打ち切られたため」とのこと。
国も鬼じゃないでしょうから、生活保護の再開はあり得るのではないかと思われます。
できれば再開の上引き続きご入居いただけるのがベストなのですが・・・。
どうしても退去ということになった場合、滞納分を支払って貰えるのか、原状回復に
どの程度費用がかかるのか、最悪支払って貰えなかった場合どうなのか、など色々と
考えなくてはなりません。
この方、2ヶ月分くらい滞納していますので、それをまず回収しなくてはなりません。
先方からも「返済の計画について相談したい」という申し入れがあったということで、
管理担当者さんと後日ご自宅でその話をすることになりました。その際にお部屋の様子を
さりげなくチェックしてほしいということを依頼しております。
並行して、広告料返還の手続きをとることになります。まだご入居から6ヶ月未満と
なりますので、広告料の返還の対象期間となります。
属性的に危なかったので、仲介業者さんとも話をして、納得の上で広告料返還の期間を
通常の3ヶ月から一回目の定期借家契約が終わる6ヶ月に延ばしてもらいました。
残念ながら、このリスクヘッジを使わざるを得ないタイミングが来てしまいました。
仲介業者さんに本件連絡して、できれば広告料返還にはしたくないから、先方と話をして
調整してほしい旨をお伝えしました。仲介業者さんも「すぐ連絡してみます」と言って
くださいましたので、たぶん何かしら報告はあることでしょう。
ベストケースは滞納金も支払われて引き続きご入居いただけるパターンとなりますが、
ワーストケースの場合も2ヶ月の滞納賃料はあるものの、3ヶ月の広告料返還が発生する
ことになるので、とりあえずその間の家賃は取りっぱぐれはしていないことにできると
判断しました。あとはどこまで回収できるか、といったところと思います。
ひととおり話が済んだので、あとは当日の打ち合わせにて円満に解決するか、その前に
仲介業者さんがうまく翻意させるか、という感じで解決するはずと思っておりました。
しかし世の中そう甘くもありませんでした。残念ながら事態はあまりよろしくない方向に
進んで行くことになります。
明日に続く。
(埼玉スワローズさんリスペクト方式)
最後に人気ブログランキングのクリックを是非お願い致します。
↓面白かったと思った人は迷わず押すべし↓
お暇な方は食べ歩きブログもあわせてよろしくお願いします。