2015年11月10日
スーモからリリースされた「賃料・設備相場チェッカー」を使ってみた。
現在22位です。肩こりが相変わらずひどい。
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ちょっと前の話ですが、スーモから「賃料・設備相場チェッカー」という新しいサイトが
登場しておりまして、これがなかなか便利です。
スーモに登録されている情報を活用し、気になるエリアの「家賃相場」や「周辺物件の
設備状況」を簡単に把握できるサービスです。私は今まさに都内にフルリノベーションを
考えなくてはならない2物件がありますから、これをどう料理するかという観点で
こういったサービスは重要になると考えています。
家賃相場だけではなく、設備に関するニーズがわかるというのは大きいと思います。
リノベするにあたり、どれが外してよい設備で、どれが外せない設備になるのか?
そういうことを考える資料として、活用していけるかと。
というわけで、早速使ってみました。
私の場合は、東京3棟目と今後決済予定の東京4棟目になる再建築不可物件に当てはめ
このツールを利用してみました。
検索自体は通常のスーモの検索とそう変わりません。
トップページで駅名もしくは住所を入力し、検索ボタンを押します。
その後、絞り込みをかけていけば良いかと思います。すると、右上にその検索条件で
抽出された結果を集計した数字が出てきます。
その条件で検索した場合の平均のデータが出力されます。同一物件が一般媒介で
あちこちの仲介さんから出ていたりするので、そういったダブりに関しては人間系で
考慮しなくてはなりませんが、ぱっと見の参考にはなります。
設備に関しても、どんなものを近隣のライバル物件が整備しているかがわかるとともに
世代別にどんな設備が人気があるかも右側の青い四角で表されます。なるほど、なかなか
面白いんじゃないかな、これ。
契約条件やその他といったものも同様に見ることができます。
今回、再建築不可物件の近隣情報を検索していて驚いたのが、都内なのにプロパンガスの
物件が5%ほどあるということ。都市ガスが当然と思っていましたが・・・。
ケーブルテレビは無料でケーブルテレビの会社さんがやってくれるからでしょうけど
導入している割合が4割以上とそこそこ高かったです。しかし入居者様のニーズには
そんなに合致していない模様。水色の四角が5段階で1つしかありませんでした。
逆に、独立洗面所はユーザーニーズが5段階中5と高い割に、導入している住居な25%
くらいでしたので、こういうところは導入しておくと差別化になるのかなと感じました。
こういうデータだけに頼ってしまうと、自分自身で掲げたコンセプトが不明瞭になり、
結果としてちぐはぐな物件ができてしまう可能性もあります。あくまで、どのような
客層をターゲットにして、どういった物件を作り込むかが先にあり、その補助資料として
こういったデータ系のサイトの情報を活用するのが良いのではないかと思います。
そんな人はいないと思いますが、狭い部屋のなかに「データに書いてあるから」という
理由だけで、独立洗面所を設置することにこだわってしまったり。その結果、居室が
狭くなってまともに入居がつかない、なんてことになったら笑い話にもなりません。
トータルコンセプトがあり、そこからのデータ分析だと思います。
もちろん、分析していく中で、当初のコンセプトが誤りだったということに気づく
ケースもあると思いますから、その辺は柔軟にやっていくべきでしょう。
私もこういったサイトでの分析と、そもそものコンセプトをしっかり持つことを意識して
2物件のリノベーションに取り組んでいきたいと思います。
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