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盛りだくさんの札幌出張、まだまだネタは続きます。
目下の研究テーマであるAirBNBに関して、札幌でいろいろ仕掛けに入っている方が
いるよという情報を古家かしこさんから伺いまして。早速紹介していただきました。
相手の方もかなりお忙しいようなのですが、今回の出張の中でうまく日程が合いまして
このたびお話をさせていただくことができました。
東京でもAirBNBを手がける方とお会いしていたので、基礎知識は保有している
つもりですが、それとはまた違う観点からの気づきを多数得ることができました。
お話をしていて非常に印象に残ったのが、理路整然としていてAirBNBの成長を疑う
余地がないことを根拠を持って説明してくださったこと。プレゼン能力が高いのです。
「日本に来る環境客はどのくらいになったかわかりますか?」などと質問することで
相手に考える時間を与え、そこに答えを差し込む。ただ聞いているのに比べて、
強く印象に残ります。
(上記問に対する正解)
2013年に念願の1000万人を突破し、2014年は一気に1300万人超です。
2013年までの公式データはこちらを、2014年の動向が書いてある記事はこちらです。
そりゃあ土日の銀座を歩いていたら中国語ばっかり聞こえるはずだ。
「なぜフランスは観光が盛んなのかわかりますか?」という質問も目から鱗でした。
恥ずかしながら、目の前のことに集中しすぎて大局観を忘れることが割とあるんです。
AirBNBがいいらしいぞと聞いている。観光客が増えているのもわかっている。ではなぜ
観光客が増えているのか?言われてみれば理由まではわかりません。
国が観光に力を入れたから?いやいや、国は2003年からVISIT JAPANキャンペーンを
ずっと展開していますが、ここ数年の目覚しい躍進の原動力になるような施策を
打っているかといえば、そこは微妙です。
円安になって観光客が来やすくなったから?それはそれで一過性の理由としてはあると
思いますが、それだけではなくもっと大きな理由がある、というのが彼の説でした。
そこに冒頭の「なぜフランスは観光客が多いのか」です。
私は全くわかりませんでしたが、その理由を彼はこう言いました。
「周りの国がお金持ちだからです」
なるほど、そう考えると日本が観光立国になる要素は十分にあるわけですね。
アジアがどんどんお金持ちになる。すると庶民が海外旅行に目を向ける。
行きたい先は、アジア地域の中でも先進国で観光資源もある日本になるのは必然です。
おもてなしの心は、リピーターを確実に増やすことでしょう。
初めて日本観光に来た人は、東京や京都を見るでしょう。
では二度目に来る人はどこを見るか?有力な候補地として札幌が挙がるのは間違いない。
そんな事情もあり、札幌でAirBNBは伸びるはず。それが彼の仮説でした。
すっと腑に落ちました。納得ずくめです。
そういった話以外にも、実際にAirBNBを行う上での運営上の留意点なども伺いました。
非常に面白い。やっぱり長期的に見てAirBNBはいけるにちがいないという気持ちを
改めて感じた次第です。
とはいえ、AirBNBはまだ旅館業法の観点から言えばグレーな領域であります。
実際に自分で手がけて良いのか、という点については悩ましく感じている次第です。
業法が改正されれば、すぐにでも取り組みたいところなのですが・・・。
ともあれ、もう少し国の様子を見つつ、その間に情報を蓄積していこうと思います。
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