2015年02月20日

復興バブルも潮目が来たか?

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震災バブルで全く不動産を購入できる気配がなかった仙台ですが、最近になって

ぽつぽつと物件が出始めているような印象を持っています。



もうすぐ4年が経過しようとしている東日本大震災。

うちの嫁ちゃんの実家が仙台なので、あのときは本当にひと事ではありませんでした。

幸い、うちの実家は山側だったので、津波などの被害は無かったのですが・・・

ライフラインの復旧は遅れ、お風呂にも入れない状況がずっと続いていたというのを

後から聞いて、地震の恐ろしさを改めて実感した次第です。



そんな恐ろしい震災の後、縁あって2012年に仙台で物件を購入できたものの、

その後物件価格が復興特需で急上昇してしまい、全く購入できない状態になりました。

平成元年築のRCが8%でも売れてしまうという、震災前の仙台の市況を知っていると

信じられないような価格帯で取引されていました。これじゃとても手が出ません。



賃貸の市場も加熱し、オーナーズルームをリフォームして賃貸に出したときは、

当初想定していた価格より25%くらい高い価格で賃貸付ができてしまいました。

その後単身部分も1室の入れ替えがあったものの、家賃はやっぱり20%以上高い

値段がついてしまい、驚いた記憶があります。



そんな仙台の復興と駆除による異常な相場も、昨年くらいから少しずつ終わりの兆候を

見せ始めている気がしていました。まず売買物件がちらほらと出てくるようになります。

その前はそもそも高い安い以前に物件情報が出てこない状態でしたから、多少は波が

惹き始めているんだろうなあと思った次第です。そして賃貸も今年の繁忙期からは

いよいよ今までのような寝てても決まる状態ではなくなってきているのだとか。



賃貸の方は正直あまり実感していません。というのも、空室になったお部屋はあったけど

頼りになる仲介業者さんがさくっと決めてきてくれてしまったので、繁忙期になる前に

今年の繁忙期戦線が終わってしまったためです。ですので、賃貸については多くは

語らないことにします。



売買ですが、ここにきてようやく「まあ買ってもいいかな〜」と思える物件の情報が

出てきました。まだ表に出ていない物件ですが、築古木造ファミリーで利回りも

15%前後という案件です。ただし、多少難あり。



融資をどうするのかという話はありますが、このくらいの水準の物件であれば、

納得の上で購入したいなと思える内容です。



それ以外にも、楽待で久しぶりに仙台の物件の提案がありました。

楽待でも来たか〜。いよいよ前から感じていた「動き始めた」感じが、加速してきた。

そんな印象を持ちました。



今の仙台の不動産賃貸業の市場は、文字通りの「不労所得」です。

しかし、これからは震災前の「苦労所得」に戻っていくのではないかと思われます。

震災以降に物件を購入している人にとっては、少し厳しい道が待っているのかも。



私としては、多少厳しくても震災前のように高利回り物件が出てきてくれる方が

嬉しいかったりします。賃貸付は努力でなんとかカバーできます。購入できなきゃ

商売の規模は大きく出来ません。



今後も仙台の市況がどうなっていくのか、注目していこうと思います。

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posted by ひろ* at 08:29 | Comment(0) | 仙台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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