2015年01月21日
フィリピンで被害届を出しに行く(後編)。
現在20位です。本日は超早起きで。
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先日のブログで盗難にあったことを書きましたが、その後その対応の為にマカティで
警察に行ったりなんだかんだしたりしてきました。昨日書いた分の続きです。
警察の方がAffidavit Reportにフィリピン人って書いてあるよ、と指摘をしてくれた、
というところまで昨日書きました。くそ、ボッタクリめ、仕事くらいちゃんとやれって。
警察官の皆さんも大爆笑。いつの間にかフィリピン人にさせられたねー的な感じで
皆さんフランクに話しかけてきます。でもこっちは言葉をそこまで聞き取れないので、
とりあえず必死に理解して身振り手振りも踏まえて受け答えするのが精一杯。
Affidavit Reportの価格についても聞かれました。そして警察の人も「そりゃ高い」と。
しかも間違っているから、もう一度取りに行かなきゃダメだよ的なことを言います。
同じところに行けばたぶん無料でやってくれるはずだ、と。しかしそこに行こうにも、
タクシーに道案内をしながら到着できる自信もないし、往復のタクシー代だけ考えても
新しく取り直す方が安上がりじゃないの?という気がしてしまいます。
結局、親切な警官の方が「私がサポートする」とパトカーをだしてくれました。
当初はNotary Publicて訂正させよう思ったようで「Notary Publicの場所を教えて」と
言ってたのですが、思いのほか遠いことや私の記憶があやふやなことなどから
「時間がもったいないから、直接ヘッドクオーターオフィスに行って、そこのスタッフに
訂正させる」と。だったら最初からAffidavit Reportいらないのでは・・・?
なんとも適当な国です。そこがまた憎みきれないところなんでしょうけどね。
この警官の方、とても親切にしてくれました。賄賂の類もいっさい要求しません。
「市民と旅行者の安全を守ることが我々の義務だから」というかっこいい台詞を
彼が口走ったとき、フィリピンも捨てたもんじゃないと思いました。
そしてヘッドクオーターオフィスに到着。書類を書いてくれる部屋まで案内していただき
その警官が概略をスタッフに説明して引き継ぎ。そのまま彼は帰っていきました。
もうちょっと残ってくれていると嬉しかったのですが、お仕事もあるし仕方ないですね。
その後は引き継いだスタッフとのやり取りに。なかなかユニークなおじちゃんでした。
「おれも頑張って君の力になるから、君も頑張っておれの力になってくれ」とか何とか
言ってました。声も大きく、けっこうな年のはずなのに迫力があります。
しかし他のスタッフは皆椅子にだらーっと座って、携帯をいじったりタガログ語で
雑談したり。たまにこっちの方を見て「ワイフは何人いるんだい?」「バッグと一緒に
ワイフも盗まれたかい?」とかいうしょうもないジョークを飛ばしてきます。
あとはタガログ語がわからないこちらに「タガログ語も覚えなよ」「ありがとうは
○○だよ」とか言ってくるし。お前ら暇なんだな、いいから仕事しろって(笑)
そんなこんなで、30分くらいでようやく完成した証明書。いやーよかった。
これで海外旅行の保険を請求することが出来ます。多少でも被害額は取り戻せるはず。
あとで見たら「Mac」が「Mc」になってましたけど。マクドナルドかよ!
ん?なんか周りのスタッフがやたらとわいわい騒いでるよ?
「君はラッキーだ!今日は特別にとても早い処理時間だったぞ!」「寄付が必要だ!」
うわー、賄賂要求キター!警察さん勘弁してくださいよー!
彼らの要求は500ペソ。言われたまま素直に払うのもあまり良くないということは
学習したので、泥棒に遭ってお金がないよと20ペソを出したらノー。100ペソに
増やしてもまだノー。140ペソ、200ペソと増やして、210ペソで「仕方ねーな」
という具合に受け取ってもらいました。
「次に来る時はもっとお金持ってくるよ」と冗談で言ったら「もう来ちゃだめだぞ」
とのこと。なんかそんなとこだけ仕事熱心風?それともケチは来るなってこと?
まあ顔を見る限り、後者っぽくはなかったんだけど。少しにやにやしてたし。
なんだかよくわからないけど、とりあえず被害届の証明書はゲットできました。
↑賄賂と欲にまみれた(?)証明書↑
そしてこれを持ってクレジットカード会社の現地のサポートプラザに行ってきたところ
海外旅行保険はこの資料があれば申請できるということを言っていただきました。
苦労して取得した甲斐がありました。よかった。
そんな感じで、大変なことになってしまいましたが、ひとまずフィリピンでやれることは
全てやりきりました。これで明日からまた不動産のブログに戻れそうです。
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