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先日より心の葛藤を書き綴ってきた「怪しい入居申込シリーズ」。
その1
その2
その3
その4
その4で入居いただくことを決意して、これにて一件落着・・・そうなるものと思っていました。
しかしまたここで波乱が起きました。事実は小説より奇なりとはよくぞ言ったものです。
昨日は別件でその怪しい入居申込もあっせんしてくれた営業マンに電話をしました。
彼はこの案件を含め、頻繁にお客様を紹介してくれるやり手の営業マンです。今こうやって
満室に近い形で経営できているのも、彼が紹介してくれるお客様がいるからにほかなりません。
就業支援NPOとのかかわりが深いので、決して属性は良くない客層が多いですが、そこはご愛嬌。
その彼に、今度札幌に行くから飲みましょうよという電話をしました。しかしその話題を
切り出す前に彼は言ったのです。「いやぁ、今日の契約、大変なことになっちゃいましたねえ」と。
(注:今日の契約=怪しい入居申込の審査が完了して、本日契約予定だったことを指します)
へ?なんですかそれ?私、管理会社さんから何も連絡を受けていないですよ?
そして営業マンの口からは驚くべき言葉が・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
(引っ張りすぎですね、すいません)
・・・・・・
「契約者さん、倒れちゃって病院に運ばれました」
えー!?どういうことですかそれ!何か大きな病を患っていたとか、そういうことなんでしょうか?
ていうかまだ賃貸借契約を締結していないのに、その前に倒れるってけっこう大変じゃないですか?
そして何より、契約者様は大丈夫なんですか?命に別条は!?
仲介営業マンの話によれば、朝一番で契約のためにNPO法人の方が契約者さんを迎えに
行ったところ、その場で過呼吸になって倒れてしまい、病院に直行となったとか・・・。
命に別状はなく、今は病院で寝ているということです。週末のうちには退院できる見込みとのこと。
大きな病気ではなくて本当に良かったです。
嫁ちゃんが過呼吸になったこともあるんですけど、あれってストレスからくるものと思います。
なかなか入居が決まらず、あれこれ振り回され、緊急連絡先になってくれるはずの母親からも
ダメ出しをされ、折り合いの悪い姉と話をつけるために札幌から帯広まで行って話をしてきたり。
その上、覚書の内容が二転三転し、前日になってようやく決まるというギリギリの進行具合。
札幌から帯広って、高速を使っても3時間。往復6時間です。おそらく車は持たれていないので
高速バスなどを使って行ったことでしょう。そうであれば、往復8時間です。しかもストレスの
かかる話し合いをしてきたわけだから、その心労は大きかったのではないでしょうか。
肉体的にも疲れてしまっているわけですから、体調が悪くなるのも致し方ないかもしれません。
そこまで相手の方を追い詰めてしまったことに対して、反省しなくてはならないものと思います。
一人の人として、苦しめてしまい申し訳なかったと感じています。
ただ、昔と違い、私たち家主は「家を借りていただく」立場です。そして一度借りられてしまうと
何か借主の方が問題をおこしたとしても、なかなか出て行っていただくわけにいきません。
ラーメン屋さんで食い逃げしたら即逮捕ですが、家賃を3ヶ月滞納しても逮捕はおろか追い出す
ことすらできないのが現実です。
そうなると、家主側も自衛しなくてはならないので、疑わしい方については入れたくない、
という発想になってしまうわけでして・・・。言い訳でしかないのは承知しておりますが、
家主側にもここまで相手の方を精神的に追い詰めざるを得なかった事情があることは理解して
いただきたいものだと思います。
貸主と借主が対等の関係になれるような法整備を強く望む次第です。
そんなわけで、契約・入居は月曜日に延期となってしまいました。
今度こそつつがなく手続きが進むことに期待したいです。
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