現在11位です。昨日は恵比寿の鳥料理のお店で、美味しい鳥に舌鼓。
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不動産投資。
「投資」なんて名前がついているから、株やFXと同じ感覚を持つかもしれませんが・・・
これは立派な「事業」です。不動産賃貸業であり、貸家業です。
サラリーマンの給与所得を頼りに融資をする一部の銀行だったら、「投資」というマインドセットの
ままでも話は通じると思います(借りた後苦しむかもしれないけど、それはそれとして)。
でも、そうではなくて事業性を評価して融資を出す銀行さんに行く時は、事業者としての心構えを
きちんと持っていないといけないと思うんです。
事業である以上、事業の目的や経営方針、経営目標、中長期計画などが存在しなくてはいけません。
銀行に行った時に、経営理念をすらすらと答えられるようでなくては、銀行の担当の方も
「こいつ大丈夫かな?」と不安になってしまうことでしょう。
私の場合は「良質な賃貸住宅の提供を通じて地域や社会に貢献する」という経営理念を掲げてます。
良い住宅を提供することで、良い入居者様が集まってくる。良い人が集まれば、結果として
地域や社会に良い影響を及ぼすだろう、といったところです。
そして最近はそれに加えて「再チャレンジの応援」を経営のテーマとして掲げています。
一般的には、不動産賃貸業は家賃収入しか売上がありません。家賃滞納が発生すると、税務的には
売掛金で扱うことになりますので、現金はないけど税金はかかるという最悪の結果になります。
また、滞納が増えることで管理会社さんも手間がかかることになります。そんなこともあり、
当然と言えば当然ですが、入居時の審査は厳しいものになります。
しかし、世の中には私が思っていた以上に追い詰められている人がいます。
保証人がいない、失業してしまった、離婚して家を追い出された、親が自分のお金を勝手に使う。
そんな難しい問題を抱えている人は、言い方は悪いですが「属性」で審査に落ちてしまいます。
でも、そういった人の中にも真面目にやっていこうという意思がある人もいるわけですから。
本当に苦労をしている人の中で、本気で人生を立て直したいと真摯に願っている人がいるなら
私としてはリスクを取って受け入れたいと思うんです。
これも変な話かもしれませんが、自分がどう思っているかは別にして、アパートやマンションを
購入できるだけの資金力や属性がある人ってのは、世間一般から見たら恵まれている層です。
その恵まれた環境のうちのほんの一部をリスクにさらすことで、本当に困っている人が救われるなら
私は喜んでそうしたいと思います。
勿論、こういうスタンスでやっている以上、裏切られることもあります。
上記のような方針で頑張って入居してもらった方に夜逃げされたことも2度あります。
結局滞納して短期退去になってしまった人もいます。
でも、ある一定数は私が受け入れたことで人生を立て直すことができたはずなんです。
半分の人に裏切られても、残り半分の人が幸せになってくれればそれでいいかなと思います。
なんか綺麗ごとを並べてしまいましたが、元々は苦肉の策で始めたことでした。
22部屋中5部屋しか埋まっていない状態で購入した札幌2棟目を埋める為の知恵だったんです。
カリスマ大家さんの本とかに「管理状況が悪いガラガラの物件を安く買って再生させる」
ということが書いてあり、とりあえず管理が甘いものだったら埋められるだろうと思って
購入した札幌2棟目ですが、管理が甘いだけでなく物件スペックもダメで埋められない物件だった、
ということが買った後で判明。一時は資金がショートするんじゃないかというところまで
追い詰められたことがありました。
この物件を埋めるために、管理会社さんと相談しながら作り上げていったのが今のスタイルです。
属性が厳しい人でも相談に応じ、出来る限り入居できるような作戦を考える。管理会社さんによる
面談する時もあれば、通帳の写しを提出することであったり、敷金を多めに入れるとか就職支援の
公的家賃補助を申請してきっちりと受けることであったりとか・・・。
管理会社さんも、埋めてナンボだからということで色々と協力してくださいました。このご恩は
絶対に忘れてはいけないと思っています。
なんかまとまりがなくなってしまいましたが、とりあえず自分の物件に興味を示してくれた人には
誰にも不幸になってほしくないと思っています。今後も皆が幸せになれる賃貸経営を心掛けながら
事業展開していこうと考えております。いけるところまでは、このスタンスで頑張るつもりです。
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