2024年04月28日

仙台1棟目、お亡くなりになった入居者様の代わりに甥っ子さんが住むことで確定。

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仙台1棟目は元入居者様の甥っ子さんが継続してご入居されるということで最終的に

決着し、先方と合意した範囲のリフォーム工事を進めております。



2回ほど書いた仙台1棟目の長期入居者様が病で逝去された件の続きです。

その1

その2



2回目のブログで、義母が物件の状況確認に行ったという話があったため、私は勝手に

入居者様がお亡くなりになったものと理解しておりました。しかし先日の仙台での

役員会の中でそこを確認したところ「まだ亡くなってないわよ」と。え、じゃあ何で

部屋に入ったんですか?と不思議に思ったのですが、入居者様の弟さんが見ていいと

言うので見てきたのだそうです。普通そういうのって亡くなる前にやらなくない?と

私は思っていたので、すっかり勘違いしてしまいました。義母もそこは同感だったものの

あちらがそうしてくれと言うからそうしたということだったようです。



トイレのリフォームを先行して済ませる形で手配をしたのですが、ここで少しボタンの

かけ違い的なやつで話がこじれました。



まだお部屋の中には家具などが残っている状態です。そんな中で工事をするということで

施工業者さんは「冷蔵庫が工事を妨げているので、入居者様にて移動させてほしい」

という依頼をしたそうです。自分たちで動かして、万が一のことがあるといけないから

事前に動かして貰った方がいいだろうということでの依頼だったようです。



入居者様の弟さんにそれをお願いしたところ、逆にその配慮があまり気持ちに

そぐわなかったようで、なんで業者さんはそれをやってくれないのか、こっちは

年寄りだから冷蔵庫を持ち上げるのも難儀する、そんな面倒な要求をするのであれば

この話自体なしにした方がいいのかもしれない、みたいな反応を示されたのだとか。



残置物の家具は甥っ子さんがそのまま使うという話でしたので、処分するわけでは

ないのであれば、やっぱり壊したらまずいものだとは思うのですよね。なので業者さんの

配慮も理解できます。きっとトラブルを防止したいと言う自己防衛の観点もあるとは

思いますが、それでも勝手にやらずに相談するのは悪いことではないと思います。



他方、それを面倒と捉える気持ちもわからなくはありません。そこまで熱心に

取り組んでいないことに対して、想定外のややこしい要求をされた場合の反応って、

だいたい著しくないものになりますからね。



どちらの気持ちもわかりますので、入居者様の弟さんにこの話を持ち掛ける時に

「家財を壊してはいけないので」という理由を添えると共に「大切に扱うけど

万が一のことがあった時は保証できないことを前提に業者さんに動かして貰うことも

可能です」という一言を添えるべきだったのかもしれません。所詮結果論ですけどね。



たまたまその場にいたので、業者さんには先方にリスクを呑んでもらうので、

業者さんの方で動かして構わない、せっかく気を遣っていただいたのに申し訳ない、

ということをお伝えして、義母には入居者様の弟さんにこちらで対応する旨を

伝えてほしいとしました。



また、契約どうしよう?と義母から相談されたので、覚書でいいんじゃない?と回答。

ネットで参考になりそうなひな型が置いてあるところを探して、私の方で覚書の雛型を

作成して義母に渡しました。



現入居者様が残念ながら亡くなってしまうことを前提にするものですので、ご本人の

署名押印はできません。なので、その方は「前賃貸人」という扱いにして、新賃貸人の

甥っ子さん、連帯保証人になる入居者様の弟さん、仙台法人の3者で覚書を締結する形で

整えました。



古い契約なので、ハウスクリーニングやエアコンクリーニングの特約も契約書には

含まれておりません。そこは誤簿が気にしていたので、覚書の中で特約として含める旨

追記しました。また、賃料も今の相場に合わせて少し改定した金額としました。



現入居者様の汚損や破損による原状回復についても、甥っ子さんが退去時に責任を持って

対応するというところも覚書の中に加えました。ここは自分ではない、とか言われると

話がややこしくなること請け合いなので。



その辺諸々を意識して作った覚書を仙台にいる間に作っておきました。

これで契約を継承していただければいいでしょう。



そして先日、義母から「入居者様が亡くなった」という連絡をいただきました。

今度こそご冥福をお祈り申し上げます。



甥っ子さんが住むことで確定したという連絡もこの時受けました。ちょっと怪しい

雰囲気になっていたのでどうなるかなと思いましたが、うまく進んでくれたようです。

募集をかけるより継続してくれた方が助かるので、よかったです。



義母が「入居申込書が欲しい」と言い出しました。なんで?と思ったのですが、

とりあえず私の手元にあるひな型を送ることに。あとでゆっくり考えたところ、

たぶんこれは新入居者様となる甥っ子さんの基本的な情報を把握するためだろうなと

理解できました。なるほど、しっかりしています。ありがたい。



ということで、入居者様の世代交代は多少のゴタゴタはあったものの無事に決着を

見出せそうです。末永くお住まいになっていただけますように。



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posted by ひろ* at 10:41 | Comment(0) | 仙台1棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする