2021年06月02日

札幌8棟目の退去予告は躯体に原因あり(頭が痛い・・・)。

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札幌8棟目で退去予告が発生しました。退去理由が建物に関することが原因の模様。

この物件、ほんとキツイわー。立地も仕様も造りも微妙ときたもんだ。大失敗。



札幌8棟目は前々から書いているように、融資がゆるゆるの時代に融資情勢を見ようと

当てブツとして金融機関さんにあててみたら、思いのほか良い条件で融資内諾が

出てしまったので、微妙だけどまあいいかと買ってしまった物件です。

その「微妙だけどまあいいか」の決断が、後で自分を苦しめることになるとは、

その頃は微塵も思わなかったわけですが・・・。



立地はJR線の駅から徒歩3分。札幌ではJR線は地下鉄に比べて人気がありません。

しかも、三点ユニットの1Rが全体の1/3ほどあります。ここについては購入前から

微妙だと思っていましたが、購入後にその不安は的中した形です。客付のスピードが

全体的に鈍いのです。埋まるのに数ヶ月かかるのはざらです。特に1Rはなかなか

成約に至りません。



とはいえ、これは購入前から予想はできていたこと。多少自分が頑張るなり、

そういう事態を見込むなりしておけばいいかと思っておりました。



予想していた以上に悪かったのが、躯体の状態です。前オーナーは帆修繕をほとんど

やっていなかったようで、オーナーチェンジしてから足場をかけなくてもよい

共用部の塗装、および浮いているタイルの最低限の補修は行いました。しかしまだ

ダメなところは残っています。そしてそれ以外にも、結露で部屋がびちょびちょに

なったという報告が複数の部屋であったり、屋上防水が切れかかって漏水したり、

ドレン管にヒビが入って漏水したり。結露対策があまりされていないことで有名な

シリーズだったのですが、ここまで酷いとは。



ま、リスクを軽んじた私自身が招いた自業自得の話なので受け入れてはおりますが、

それにしてもトラブルが多い。そして管理会社さんも売買は得意ですけど賃貸管理は

それほど得意ではないので、対応がうまく進まないという点もそのトラブルの収束に

時間を要する結果につながっている感じがあります。



根が楽天的な人なので、ストレスというほどのものではありませんが・・・

満室になりにくく、建物の維持管理にお金がかかる。固定資産税もRCなので高い。

あまりいいことがない物件だというのは確かです。ストレス耐性に弱い人が持ってたら

イライラしてしょうがないんじゃないかと思います。



そんな札幌8棟目ですが、また困った事態になりました。

既存のお部屋から退去予告が出てしまったのです。この間1部屋埋まって空室は

残り2部屋になったというところなのに、また退去で3部屋空室に逆戻りです。

満室が遠い・・・。



退去の理由は「冬場の寒さ」「結露」の2点とのことです。ここでまた建物の造りの

悪さが原因になってしまったようです。結露はロスナイ入れたりして対策はして

いるのですが、どうも収束する気配がありません。



今回は4階のお部屋でしたが、別の4階のお部屋も結露で退去という話がありました。

そちらに関しては、天井を剥いてグラスウールを巻くなどの対策をしてみようという

話になったのですが、その後屋上からの漏水トラブルなどで募集が進んでおらず、

その効果のほどは見えておりません。



結露がどの程度のものだったのかはヒアリングをして貰わないといけないですが、

それにしても結露が理由で退去に至った部屋はこれで3部屋目です。よほどだなあ。



本腰入れた結露対策をするか、あるいは儲からなくてもいいからと売ってしまうか。

そろそろ、騙し騙しで何とかできるレベルではなくなっているのかもしれません。

まあいいかで買ってしまった自分で蒔いた種とはいえ、頭が痛い。



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posted by ひろ* at 07:29 | Comment(0) | 札幌8棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする