2021年05月31日
東京6棟目が地域相場下落の波に翻弄される。
現在17位です。夫婦仲は良い方だと自認しております。
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入居者様募集に今回かなり苦戦している東京6棟目。諦めて家賃を下げて募集する対応を
取ることにしました。苦戦はおそらくコロナ禍が原因ではないかと思っております。
管理会社さんに行って打ち合わせした話を昨日のブログで書きましたが、この中で
東京12棟目以外にもう一つ話題にした物件があります。それは東京6棟目です。
東京6棟目はこれまではかなりの優等生でした。ターミナル駅でビジネス街の駅まで
徒歩圏であるという立地的な優位性をフルに活用して、退去してもすぐに決まるし
法人契約も多い、家賃も広さの割に高く取れる、退去前に設定していた家賃を
少し上げて募集しても決まる、とまあいいことばかりでした。
これまで盤石だった募集に怪しい兆候が見えたのが、コロナ禍の中での退去の後です。
普段のように、退去前より若干家賃を上げて募集しようと思っていたのですが、
いつも慎重な査定をしてくる管理会社さんの賃貸担当のスタッフの方が「近隣相場が
下がっているので、むしろ下げた方がいいのでは」ということをおっしゃるのです。
そう言われてもなんとなくその話に現実感を感じない私。賃貸の担当の方は自分でも
保守的な査定をすると言っていたことがあります。そういう傾向があるのかもとは
思いましたが、多少保守的に話しているのだろうと判断して、当初考えていた通り
少し家賃を上げて募集することにしました。あ、でも上げ幅はちょっと抑えました。
そして募集開始しましたが・・・なかなか決まりません。問い合わせ件数もだいぶ
少ないようです。むむ、これは本当に何か異変が起きている?
これはあくまで予想ですが・・・
コロナ禍において大企業でテレワークが進行し、出社する必要がなくなった人が
増えたことで「通勤」という概念が変わってしまったのではないかと想像してます。
東京6棟目はビジネス街に歩いて行けるのが強み。しかしそのビジネス街に行く頻度が
減って、テレワークで良いとなれば・・・?それが地域相場そのものの下落を招いている
という仮説が考えられます。
一度家賃を下げてみましたところ、問い合わせは増加の傾向になりました。
内見もぼちぼち入っているようです。しかしなかなか決まりません。
今回、管理会社さんのところを訪問する機会ができましたので、東京6棟目についても
きちんと状況を把握しておこうと思い、こちらの物件についても話をしました。
管理会社さんは、ネット検索で相場を見せてくれました。確かにうちの物件は
少し下げた今でもまだ高めに見えます。リノベしてるので中はピカピカですし
デザイン性もあります。ただ、一覧で見ればただの築年数が古い木造1Rです。
埋もれてしまっても不思議ではありません。
ずっと相場やライバル物件の動向を追いかけていた管理会社さんが言うには、
今はまだ落ち着いている方みたいです。一時期は相場とかけ離れた安さで募集してる
区分マンションとかもあり、すごく割高に見えていたそうです。今はそこが成約して
そんなにおかしな物件はいませんが、それでもやっぱり賃料が高めなのは否めない、
という感じでした。
うーん、これはとっとと腹をくくって家賃を下げて、競争力が出る状態に持っていく
必要がありそうです。なかなか厳しい感じ。
今でも問い合わせはそれなりにあるのですが、内見数はそこまで多くありません。
しかも今の感じだと、当てブツにされていてもおかしくないなあと思います。
リノベしてデザイン性がある物件になっているものの、木造だし1階だし・・・
多少デザイン性が無難でも、2階以上のRCがもっと安く空いていれば、そっちに
お客様は流れてしまうでしょう。
会話して雰囲気は理解しました。これは家賃下げざるを得ないですわ。
うん、家賃少し下げますよ。決めた。管理会社さんにもお伝えしました。
突っ張ってても仕方ないでしょう、ここは。家賃が入らなければビジネスとして
成り立ちませんから。
コロナ禍により、こんな形で需要が変わってしまうとは思いませんでした。
他人事のように変化の話を聞いていたものの、それが自分にモロに跳ね返るとは。
アンテナ高くしておかないと怖いですねえ。え、アンテナ低いから今の今まで
放置してたんだろって?ごもっともです。ポンコツです、ハイ。
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