2021年02月28日

私の感度が低かったがために退去予告に繋がってしまった残念な事案。

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札幌9棟目の出張時の宿泊場所としての利用想定だったお部屋、解約になった模様です。

これは本当にコロナのせいなのですが、止めるチャンスはあったので自爆要素もあり。



札幌9棟目は満室になったら売りに出すぞと心に決めている物件です。もう一歩のとこで

満室になりそうだったのですが、そこから何かとケチがついてしまい、ずるずると空室が

増えていってます。



一時期はテナントとそのセットで貸す予定だった居室の2部屋まで来ていましたが、

2部屋借上されていた法人さんが事業縮小(?)のため1部屋退去になり、残り3部屋に

空室拡大。そこからテナント+居室のセットで契約目前まで行ったのですが、借主さんが

金主の方と折り合いが悪くなり土壇場でキャンセル。そして今回のコロナによる退去で

空室は4部屋に拡大してしまいました。



買った時は空室が5部屋あったのですが、そこから三歩進んで二歩下がってる状態です。

進んでないわけじゃないんですけど、どうも進んだそばから戻っているような気が。



スペックがしょぼい物件なので、一応善戦はしているよねと思っております。

それに、元が高利回りなので、多少空いていても収益は確保されており、大きなCFは

出ていないものの、元金の返済が進んでいるという観点では損はしていません。

テナントが埋まれば普通にCFが生まれるところなのですが、それが埋まらないので

そんな状態です。



某政府系金融機関さんで10年返済だから、元本はワシワシと減っております。

売れば普通に利益が出る状態なので、トータルで見て失敗はしていないと思いますが

やっぱり埋められるなら埋めたいですよね・・・。売るにしても埋まっていた方が

価値は出ます。土地として売るなら逆に全く埋まってない方が価値がありますが、

古くからお住まいの方がいっぱい住んでいるので、転居先を探すのも大変そうです。

だったらアパートとして売りに出した方が話が早いよね、と。



ある程度保有して残債が減ったら新築というルートも考えていたのですが、立地的に

新築建てても楽な運営はできないだろうなと思ったので、埋まった状態でアパートとして

買い手を探した方がいいだろう、と今は思っています。



それなのに・・・それなのにぃ・・・それなのにぃ〜!

なぜにあなたは退去していくの〜!



今回退去することになったのは、本州からリフォームの営業で札幌に出張する予定だった

会社員の方です。現地での宿泊先として活用すると言うことで契約となり、私としては

狙った客層がズバリ来てくれたのでよっしゃと思った次第でした。そういう人が

申込をしやすくなるよう、ポータルサイトに情報をいろいろ追加して貰ってたので、

作戦成功!と思った次第でした。



しかし、契約してから数ヶ月。徐々に雲行きが怪しくなります。

契約した後、北海道は緊急事態宣言が発出されかねないレベルにコロナが急拡大。

これにより、出張をするどころの騒ぎではなくなったようです。更に、北海道が

ピークを過ぎて徐々に落ち着いてきそうな頃合いになって、今度は本州で感染が

急拡大。緊急事態宣言が一部の都府県に発出されてしまいました。こういった経緯で

契約はしたけど一度も札幌に出張していない、ということに。



先月くらいから、契約解除しようか悩んでいるみたいなことが管理会社さんに

伝わってきていたようです。今思えば、このシグナルをもっと真剣に捉えておけば

今回の退去はなかったのかもしれません。例えば、コロナが収束するまで家賃を免除、

みたいな形で。



そして昨日、管理会社さんから「退去予告も何もなしに、いきなり鍵が送られてきた」

という連絡がありました。使ってない部屋だからということで退去の意思を固め、

退去予告代わりに鍵を送ってきたのでしょう。いやまあそれは、鍵を送るんじゃなくて

まずは退去予告を電話か何かでするのが先じゃないかとは思いますが(汗)



これに関しては、適切なフォローが私もできていなかった部分があると思います。

前述の通り、コロナで出張できない、部屋を解約しようか検討している、という

情報を得た時に、家賃3ヶ月くらい免除するので解約は一旦思いとどまりませんか、

みたいなオファーをこちらが出すべきだったと思います。埋まりにくい物件だというのは

自分が一番よくわかってるのですから、努力を怠ったと言われても仕方ないです。

この辺も、賃貸のことに気が向いていなかった弊害だったと思います。反省。



遅ればせながら、管理会社さんには前述の内容で慰留できないか相談をしました。

もし翻意させられることができれば大きいのですが・・・。ダメだとしたら、諦めて

次を探すことになります。



ここの部屋は、三点ユニットで超狭い和室1Rという非常に条件が悪い部屋ですが、

家賃がその分格安なので、思っていたよりは埋まる印象があります。だからまあ、

募集自体は出来なくはないだろうと思うのですが、そうは言っても出られてしまうと

広告料貧乏になります。家賃が安くても、広告料は相場並に払わなくては客付は

できません。なので、退去されないことが最善の作戦になります。それを忘れていた

私の戦略ミスです。



何にしても、もう一度埋めるための活動は速やかに再開しなくては。

起こってしまったことは仕方ないので、頑張って埋めます!



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posted by ひろ* at 10:48 | Comment(1) | 札幌9棟目(売却) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月27日

賃貸の客付がうまくいかないのは自分にやれることをやりきってないからという側面もある。

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賃貸、なかなか動いてくれません。いや、うちの物件だけ動いてないのかも?

仲介業者さんが焦り始めたようで、テコ入れのご提案を頂戴しました。



仙台2棟目。思ったほど埋まりません。場所的にはたぶんそこそこいけるだろうと

思っていたのですが、想定していたよりも決まりが悪い印象です。

というか、1月の終盤から募集を開始して1ヶ月、まだ成約ありません(白目)



もうちょっと決まると思っていたんだけどなあ、というのが正直な印象です。

見立てを誤ったか?また変なマゾ物件買っちゃって〜、と周りの大家さん仲間の方に

ツッコまれること請け合いな事案になってきてしまいました。やっちまったかな?



でも、部屋はバストイレ別で20平米は確保できているRC物件です。駅からも近い。

そして駅力もそこまで悪いわけではないです。決まると思ったんだけどなあ。

知らぬ間に市況が変わったのだろうか?



決まらない時は仲介業者さんをローラー作戦で回って紹介してくれる業者さんを増やす、

広告料を増やす、初期費用を下げる、というのが札幌あたりで決まらない物件を

決めようと動かしていた時の定番の技です。しかし今回はローラー作戦は使えません。

売買仲介をいただいた業者さんが賃貸主体なので、紹介の恩に報いるために専任で

募集をしているからです。ここを外すのは人としてダメでしょう。大手仲介さんなので

決める力はあるはずなので、ここはいじらない方向です。となると、広告料か初期費用。



ただ、引合がないわけではないようなのです。ポータルサイトのPVは平均的な数字が

稼げているし、先日は成約にこそならなかったものの案内もされていると義母からは

報告がありました。決め手に欠けるとしたら、なにか一押しすれば決まるのではないか、

という気もするんですよね。募集の沸点みたいなのってありますから。昔、東京1棟目で

そんな経験をしたこともあります。全然決まらずいろいろと試行錯誤を続けたら、

ある日何かがピタッとハマって、一気に問い合わせが増えて申込も2件入ったという。

諦めずに試行錯誤することが大事なのだろうと思います。



そういう意味だと、最近仕事に忙殺されてるのと、ソシャゲに時間を取られすぎて

いるのとで、賃貸に気が回ってない自分がいるのは間違いないのです。そういう

気のゆるみと言うか取組の甘さというか。そんなのが如実に出ているのでは?

という考えもできます。もっと気をまわして注力しないとダメなのかも。物件数が

少ない頃は、決まらないとすぐ仲介業者さんのところに出かけて営業していました。

そういうフットワークの軽さがなくなっているのも今の状態を生んでいる理由の

一つなのかもしれません。オーナーの気合がフロントの人たちに見えてないというか。



仙台2棟目に限らず、他の物件も全然決まらないので、そろそろまずいよねーと

上記のようなことを考えていたのですが、そんな気持ちを見透かされたか(?)

仙台2棟目の仲介業者さんから先手を打ったかのように賃貸のテコ入れに関しての

ご提案がありました。



基本、仙台2棟目は仲介業者さんと義母の間でやり取りして貰っていますが、

修繕などお金のかかる大事な話や、募集条件の話になると、私のところに連絡がきます。

あまり義母が仲介業者さんの仕組みをきちんと理解していないところがあるので、

私のところに来るみたいです。今回は仲介業者さんが義母に「フリーレント」と言ったら

なにそれ?という顔をしていたみたいで、私から説明をして貰った方が早そうだと

思ってこっちに電話してきたのだとか。



仲介業者さんも決まらないことに対してかなりプレッシャーと焦りを感じているようで

「初期費用を下げて打ち出したい」と。今までも初期費用は敷0礼0にしていたと

思うのですが、そこからまだ下げる余地があるのかしら?



仲介業者さん曰く、今まで私たちが広告料として予算計上していたところを、

入居者様に還元するということのようです。自社の利益を削る提案ってことみたいです。

なるほど、それなら初期費用は下がります。でも、あてにしていた利益がなくなるので

そこは申し訳ないなあと。そう言ったら「保険とか保証会社とか使わせてもらえれば

多少は利益取れますのでお気になさらず」と。すみません、ありがとうございます。



仲介業者さんのところにもあまり手残りはない代わり、私達のところにも手残りは

ないという形になりそうです。細かくは聞きませんでしたが、初期費用を6万固定にして

前家賃などでそれ以上になる場合はフリーレントで調整するとか、そんな話でした。

誰かがご入居なさっても、初期費用は特に私たちの手元には来ないというざっくりした

理解はしたので、それでもういいやとそれ以上は考えず(笑)



ちなみに、その作戦にした場合、引っかかる検索条件は変わりますか?と確認したところ

初期費用のところが変わるはずという話をしていました。変わらないようだと、店頭での

効果しかないから、検索でも好影響が出るということなら歓迎です。



とりあえずそれはそれで動いていただくことにして・・・



冒頭にも書いた通り、私自身の本気度がちょっと足りていないことは理解しています。

そこで、ポータルでの募集内容に問題はないかをチェックしてみることにしました。



やったことは以下の3点です。

・募集条件が適切に登録されているかの確認

・検索条件が過不足なくヒットするかの確認

・良い写真が登録されているかの確認



募集条件についてはさすがに問題なく登録されておりました。検索条件については、

細かいものがいくつかヒットしなかったので、一応これらでもヒットするように

登録を改善してほしいと依頼。



一番の問題は、たぶんですが、掲載されている写真ではないかと思われます。

室内写真が暗いんですよ。天候の都合などでどうしてもこうなってしまった、というのは

わかるのですが、それにしてもあまり印象が良くないのです。



ビジュアルって大事だと思うのです。目から入った情報のインパクトって強いですから。

写真はちゃんとしたものを使ってほしいと思うのですが、これはちょっと微妙だなあ。



天候の関係でなかなか撮影できないということをおっしゃっていましたが、それであれば

嘘にならない程度に写真に明るさ補正やコントラスト補正をかけて対応すればいいこと。

ここはちゃんとしたものを掲載していただかないと困ります。



ポータルに掲載されている写真を保存し、スマホから少し補正をかけて仲介業者さんに

送信しました。少なくともこのくらいの印象にはできることを実証した次第です。

暗いままの写真の掲載はNGでお願いしたい、という気持ち、伝わるかなー。

まだ返事はありませんが、伝わるといいな。伝わらなければこっちで画像を加工して

これ掲載してくださいってお願いしよう。



他の放置している物件も、同じように賃貸ポータルサイトにどう掲載されているかを

自分でチェックした方がよさそうだなと思いました。ていうか、そのくらい普通に

やってなきゃダメなのに、今更そんなこと言ってる時点でダメですね。反省。

自分の物件が決まらないのはあくまで自分の責任です。自分のことと思って、

しっかりやらなくちゃと思い直した次第です。



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posted by ひろ* at 12:20 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月26日

地代が値上がりに!でも理由を聞いたら納得せざるを得ません。

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東京13棟目、借地料値上がりの予定だと地主さんから通達がありました。

でも理由を聞けば、それは値上がりして当然だなと納得。



東京13棟目は戸建をリノベーションして、旅館業法の許認可を得てホテルにしました。

コロナ禍の真っただ中にオープンということで、あてにしていたインバウンドはなし、

値段を安めに設定したら日本人のお客様による長期の予約が入りだし、経費を引いたら

そこまでではないものの、家賃くらいの価格は入りはじめました。GOTOに関しては

さほど恩恵は感じなかったものの、なんとか回るようになってきたなあと実感した頃に

二度目の緊急事態宣言。客足がぱったりと途絶えましたが、2月くらいから数日単位の

予約がぽつぽつと入り始めており、自粛疲れからの需要が出てきているのかなとも

思ったりする今日この頃です。



1月の予約はほぼゼロでしたが、2月は半月の長期予約の他に2〜3泊の予約が

いくつか入り、今のところ20泊くらいは稼働しているようです。緊急事態宣言の中での

この宿泊数なら、善戦している方だと思います。どんな理由での宿泊なのかまでは

わかりませんが、ビジネスの滞在とか受験関係とかはあるのかなと想像しました。

私自身も、サラリーマンのお仕事で緊急事態宣言とか関係なく出張させられてましたし。



今のままだと、まだ「普通に賃貸で貸してた方が収益性が良かった」という状況には

変わりありませんが、それも含めての準備期間と割り切ることにしています。



これ単品しか持っていないのだと頭が痛いのですが、幸いにしてこの物件以外にも

賃貸物件がありますので、ここが多少不調でも全体としての問題はありません。

また、借入もリノベの分だけで、返済は4万程度。借入返済の観点でも大きな問題は

ないだろうと思っております。



そして、この間にAirbnbのレビューは着々と蓄積されていきます。

いずれコロナ禍が去り、以前のように自由に世界中を旅行できる時代が戻ってくれば、

ここまで辛抱して蓄積したレビューがものを言うでしょう。厳しい日本人顧客から

獲得した高評価レビューと、Airbnbにおいてスーパーホストになった実績。

この辺がきっと今後の飛躍に大きな力を発揮するに違いない、と信じて、今はただ

耐え忍ぶ時なのだろうと考えております。



さて、冒頭で書いた地代の話に移りましょう。



先日、仕事が終わって電話を見ると、東京13棟目の地主さんからの着信がありました。

東京13棟目は借地権の物件で、ホテルにすることも事前に地主さんにお伝えして

承諾を得てから動き始めました。地主さんは真面目で誠実な方という印象で、

決めつけずにちゃんと話を聞いてくださいました。インバウンド狙いのホテルなんて

不特定多数の外国人が出入りするようになるからトラブルが起こるのでダメだ!と

言われるのではないかとも思ったのですが、決してそんなこともなく、こちらの

説明を丁寧に聞いてくださったので大変感謝しております。



地主さんから留守電の他にメールも入っていたので、内容を確認すると・・・

ホテルにしたことにより、用途が変わったので固定資産税の額が変わってしまう、

変わった分は地代として転嫁することになる、というお話でした。



なるほど・・・。これは仕方ないというか、当然だなと思いました。理由が明確です。

私の都合で用途が上がり、その上がった分を地主さんが負担するなんてのは公平では

ないと思います。よって、転嫁されることには何ら異論はありません。むしろ手続き等で

地主さんにお手間を掛けさせてしまい申し訳ないです。



地主さんのこれまでの言動や振る舞いから、過剰な値上げを要求したりはしないと

思います。ですので、提示された金額に素直に従おうと思っております。

ただ一応、値上がり額の根拠がわかる資料はできれば見せていただきたい、と

お願いをしました。疑うわけではないですが、人は間違いもありますので、

私も根拠を見せていただき、納得の上でお支払いをしたいと考える次第です。



あと、そこまでは話をしてないですが、ホテルとして運営をするのを止めたら

元の地代に戻していただきたいということはお伝えするつもりです。文書化されていると

より安心とは思いますが、そこまでするかは地主さんとの会話の中で決めればいいかと。

(代替わりや売却などの可能性も考えると、できるだけ書面にしたいとは思いますが)



ともあれ、お話を頂戴した事項自体は極めて当然だと思ったので、この要求には

応じさせていただきたいと思います。ただでさえ、さほどお客様が入っていない

状況での更なる経費追加は経営的に痛いところですが、内容が内容だけに私が負担を

すべきものだと思います。きちんと対応をして、地主さんにご迷惑をおかけしないよう

やりたいと思います。



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posted by ひろ* at 07:55 | Comment(0) | 東京13棟目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月25日

仙台法人で経営セーフティ共済に加入しました。

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特に何も節税対策をしていなかった仙台法人。決算書ノミバエが悪くならない程度に

何かやろうということで、経営セーフティ共済に加入することにしました。



特にこれまでも無茶な節税はしておらず、割と自然に任せて税金を払ってきている私。

物件購入や入替は今後も進めていきたいという思いがありますので、過剰な節税は

融資を引きにくくしてしまうのでは、という気持ちがありました。



不動産賃貸業を営んでいる他の友人と話をしていると、ここについては色々な意見が

あります。納税は銀行融資の原動力ということで、規模に見合った納税をすることが

成長につながるというタイプの方、きちんと資産が残っていることを説明できれば

いくら赤字にしたって問題はないというタイプの方(数字をきちんと把握している人や

銀行員の経験がある人はこっちのタイプが多い気がします)、サラリーマンとしての

給与所得が多いので赤字にして損益通算する人、などなど。その人の考え方が如実に

現れる領域だなと思います。



私自身は一番最初に書いた「規模に見合った納税」に近い考え方をしております。



東京法人の場合、信用組合さんが多いです。この辺の金融機関さんって、担当さんが

「社長、赤字だと融資できないです」と脊髄反射で言ってくることが多いので、

赤字にして節税という選択肢を取りづらいです。個人事業主としての立場も、信組さんと

取引しているケースが比較的多めなので、同様です。



仙台法人は環境としては赤字でもきちんと説明すればOKにしやすいのでしょうけど、

義母にその説明を全部お願いしてやってもらうというのも、ちょっとハードルが

高いように感じます。何より、私自身も細かい数字に関しては顧問税理士の先生に

お任せしているどんぶり勘定派。細かい数字を用いて説明するなんてとてもとても。

それに、最初の頃に見ていた先輩大家さんは納税やむなしと思っている人が多かったので

それが当たり前だと思っていた節もありました。



そんなわけで、これまで適度に経費をつけること以外で特別な経費化はしたことがなく

割と納税に関してはガードをしていなかったところがあります。顧問税理士の先生には

だいたいこの辺に着地させたいと伝え、あとはそちらでうまいことやっておいてねという

スタンスで臨んでいました。



その結果、仙台法人の納税が割と多くなってきており、義母がいつも「なんでこんなに

税金ばかり納めないといけないのよ」とぶつぶつ言いだす事態に。



確かに、仙台法人は大きなRCとかあるので、納税もそれなりに多くなりがちです。

少し何かやっても罰は当たらないでしょう。



東京法人で売却の利益を減らそうと言う目的で加入した経営セーフティ共済に

仙台法人でも加入する方向で顧問税理士の先生に手続きを依頼した次第です。

いわゆる倒産防止共済ってやつですね。



経営セーフティ共済は、以前ブログのコメント欄で、全額損金として計上するのではなく

掛金を一旦資産に計上して、そこから処理をすることで決算書上資産の部を増やすことが

できる、だから節税しても融資を受ける時の見栄えは悪くならない、ということを

教えていただいたことがあります。東京法人で加入した際には、顧問税理士の先生に

その方法で処理するようお願いをしており、今回もどうようのやり方を依頼します。

(先生が「ご友人の方詳しいですね」と感心しておりました、コメ主様に感謝)



節税として真っ先に名前が出てくるのが、経営セーフティ共済と小規模企業共済です。

小規模企業共済は退職金積立の目的、経営セーフティ共済は有事の際に積立金の9割を

貸付として受けることができる、というものです。ただ、ここに書いた本来の趣旨を

狙って加入する法人はあまりなく、ほとんどのケースにおいて節税のために加入する、

と顧問税理士の先生は説明しています。そしてうちの顧問税理士の先生は、きまって

このケースでは経営セーフティ共済をまず勧めます。



なんで小規模企業共済ではなく経営セーフティ共済をいつも勧めるのですか、と

聞いてみたところ、経営セーフティ共済の方が即効性があるので、法人の場合は

そちらを使うことを推奨しているとのことでした。



経営セーフティ共済は掛金がそのまま損金になるシンプルな構造だから即時性がある。

小規模企業共済は役員が加入し、役員報酬額を増額することを必要とする(つまり

期中には変えることができないということですね)、役員個人は報酬が上がるが

共済掛金は全額所得控除となるため税額は変わらず、法人は増額分損金が増えるので

結果として節税になる、ということでした。



今更こんなことを聞いて「なるほど〜」とか言ってる不動産投資歴13年の人です。

そりゃそんなポンコツじゃリタイヤなんてできないのも納得です(笑)



小規模企業共済は上限がないですが、経営セーフティ共済は800万の上限があります。

いずれ小規模企業共済も活用しないといけなくなるのでしょう。



小規模企業共済についてはもうちょっと顧問税理士の先生に聞かないとだなと思います。

小規模企業共済は役員報酬が増えても役員個人としては控除になる、と言ってますが、

役員報酬が増えた分、社会保険は増えることになるのでしょうか?たぶん増えると

予想していますので、掛金増やしすぎると結局きついんだろうなとか。



義母は社保が増えて負担が増えるのは嫌だと言っているので、あまり役員報酬を

受け取っておりません。義父の遺族年金と私達夫婦からの贈与税を納税しない程度の

贈与を使って生きていますが、それで特に困ってはいないようですし。

でも、どこかできっと役員報酬を増やす局面は出てくるでしょう。例えば私が会社を

辞めて不動産賃貸業に一本化した時とか。また、義母にも仙台2棟目で苦労して

貰っている分、もう少し報酬を増やしたいという気持ちもあります。

小規模企業共済を使って役員報酬を増やすと具体的にどうなるか、後で顧問税理士の

先生に電話して聞いてみようと思います。



小規模企業共済の話は一旦置いておいて・・・。

今回は仙台法人でも経営セーフティ共済に加入することにしました。



顧問税理士の先生に義母宛に書類を送ってもらい、義母にて書類に署名押印の上で

掛金を引落する対象の金融機関さんに書類を持参して口座振替の手続きを行い返送、

ということでお願いしていたのですが、せっかちな義母は書類を書くだけ書いて、

金融機関さんに持ち込まないまま返送。すぐやる課、仕事は早かったのですけど

やることが足りていないというオチでした(汗)



幸いにして、締切までまだ余裕があったので、書類を再送して貰い、銀行関係の

手続きも終えて、掛金1年分の振込も済ませて再度手続することで期限までに

手続きを開始することが出来ました。よかったよかった。



そんなわけで、ドタバタはしましたが2月末決算の前にやるべき手続きは終えることが

できました。サラリーマンの仕事に加えて、確定申告と仙台法人の決算とあわただしい

季節ですが、乗り切りたいと思います。



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posted by ひろ* at 08:15 | Comment(1) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月24日

設備貸与できるという話だけのはずが、なんだかややこしいことに。

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札幌10棟目のプロパンガスの業者さんから貸与契約できますという連絡があった、と

管理会社さんより連絡がありました。が、話についていけず、詳細確認を・・・。



札幌10棟目は入居も開始されて、今度こそ安定運用に入ったかな?と思いたいお年頃。

安定の母子家庭生活保護の方が入っております。築年数は古いかもしれませんけど、

戸建なので子育てはしやすいのではないでしょうか。建物関係の不具合があったら

ちゃんと直しますので、どうぞ末永くお住まいいただければと思います。



さて、これでしばらくの間この物件はやることはないはず。初期不良の話も今のところ

出ていないので、大丈夫だったのでしょう。今年はとても寒いので、寒波の影響で

水道管が凍結していたらどうしよう、など管理会社の担当さんは気をもんでいましたが

結果として何もなかったということで、良かったです。



あとは前面戸建の売却の話がまだ連絡が来ておらず進んでいないようなので、

そろそろ担当の方にお電話してみないとなあ、とか思っていた矢先のことでした。



管理会社さんから謎の連絡が届いたのです。



「ガス屋さんから連絡ありまして、戸建を貸与契約結べるようにできたとのことです」



ん・・・?

ガス会社さんからは、確か設備供給は難しいって前に断りを入れられていたのは

覚えています。それを今になって貸与契約ができるということはどういうことだ?

設備が今までついてなかった?いやいやそんなはずはないぞ、住んで貰ってたし。

じゃあ別の業者さんで設備つけてた?それとも自前でつけたものを貸与扱いにする?

いやいや、自前で買った覚えはない・・・。よくわからなくなってきちゃいました。



私「今までの供給ってこのガス会社さん以外でしたっけ?」

担「いえ、当初できないって話だったのに、今日貸与にしますって連絡来ました」

私「今までは都市ガスで供給していたということですか?」

担「いえ、戸建は貸与できませんって話だったはずです」



話がかみ合ってないなあ。前提がずれてる気がする・・・。

設備を今までは誰が貸与していたのか、もしくは自前で買ったのか。貸与の場合

誰が貸与してくれていたのかが前提として理解できていないのですが、たぶん

担当さんの中ではそれはクリアになっていて、その先の話をしているんだろうなあ。



一度土俵に乗ってみるか。そしたらわかることもあるかも。



私「貸与契約を結ぶと何が貸与されますか?」

担「台所の給湯器とUT給湯器とストーブだと思いますが、まだ契約書見れてません」

私「前にお住まいだった時もストーブなどはあったと思いますが、今回新規で貸与と

  いうことは、前の入居者様はストーブ使ってなかったってことですか?」

担「いえ、使っているはずです・・・確認してみます」



話がかみ合ってきたので良かったです。



こちらの疑問は、以前の入居者様がお住まいになっていた時の設備は誰が貸与して

くれていたのかがよくわからないということである、ということを理解した担当さん、

契約をもう一度確認しますと持ち帰りました。



そしてその後、この件について明確な回答がありました。



これまでも設備はガス会社さんから供給されていましたが、一部のものに留まっていた、

と言うことみたいです。ストーブや洗面所の給湯器は残置物をそのまま使っていました。

そして今回、その残置で使っていた分についても新品に交換の上で貸与契約にすることが

できます、というのがガス会社さんの連絡だったようです。なるほど、納得しました!

それであれば進めていただいて良いです、と回答をしました。



この件に限った話ではなく、コミュニケーションと言うのは常に難しいものだなと

思っております。自分の前提が相手の前提になっているか、伝えたいことを伝えるための

言葉が正しく使えているか、などなど。最近はLINEの普及などにより、昔以上に

文字ベースのやりとりが増えています。私も書き方ひとつで誤解を与えてしまったことが

何度もあります。より一層気をつけてコミュニケーションをとるようにしたいと

思います。



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