2019年08月08日

利回り10%の太陽光発電を今やる価値があるかを考える。

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もうすぐFIT制度も変更になり、ますます投資対象として厳しくなる太陽光発電。

一括償却もできないですが、税制面から利用価値があるのか検討してみたいと思います。



買取価格はどんどん落ち、今となっては投資家さんが見向きもしない太陽光発電ですが

ちょっとした税金の繰り延べであれば利用価値はまだある?などと妄想してみました。

前みたいに派手に一括償却は難しいですが、定率法を用いることで当面数年間の償却は

大きくなります。これと元利均等での借入を組み合わせると、そこそこ経費が取れると

想像しております。



勿論、数年たって償却が小さくなる頃には、逆に税金は重くなります。それでも、

この数年をキャッシュを貯める期間と考える人であれば、これはこれでいいような

気がします。



早速検証してみましょう。



例)

1500万の太陽光発電所(低圧)

年間発電売上150万円、利回り10%

信販会社でフルローン、2.5%、15年



上記のような案件があった場合、節税の額はいかほどになるでしょうか。



まず、減価償却を計算してみます。こちらのサイトで計算をしてみたところ、

初年度は177万の減価償却となりました。売上より大きな金額を取れています。

2年目も156万ですが、それ以降ぐいぐいと下がり、5年目には107万。

そして10年目には60万となり、以降最後まで60万のまま推移します。



次に金利です。これも同じくこちらのサイトで計算をしてみたところ、初年度は

36.5万という数字になりました。2年目は32万、5年目は28万、10年目は

15万、15年目の最後は1.8万です。

ちなみに年間の返済金額は120万となります。



売電収入も徐々に下がりますが、1年目・2年目を150万、5年目を146万、

10年目を144万、15年目を142万、と言う感じで減衰させます。



償却資産税も一応計算しておきましょう。内訳は色々ありますが、ここでは簡易化して

1500万全部を減価償却対象とします。計算式は以下の通り。



初年度:  償却資産税評価額×0.936×0.014

2年目以降:償却資産税評価額×0.873×0.014



これで計算すると、初年度の償却資産税は19.6万。2年目が17.1万で、

5年目が11.4万、10年目が5.7万、15年目が2.9万という形になりました。



さて、計算です。初年度の成績はこんな感じになります。



キャッシュフロー

初年度

売電価格150万−返済総額120万−償却資産税19.6万=10.4万

2年目

売電価格150万−返済総額120万−償却資産税17.1万=12.9万



5年目

売電価格146万−返済総額120万−償却資産税11.4万=14.6万



10年目

売電価格144万−返済総額120万−償却資産税5.7万=18.3万



15年目

売電価格142万−返済総額120万−償却資産税2.9万=19.1万



償却資産税が下がっていくので、徐々にキャッシュフローは向上していますね。



税務上の利益

初年度

売上150万−減価償却177万−金利36.5万−償却資産税19.6万=▲83.1万

2年目

売上150万−減価償却156万−金利32万−償却資産税17.1万=▲55.1万



5年目

売上150万−減価償却107万−金利28万−償却資産税11.4万=3.6万



10年目

売上150万−減価償却60万−金利15万−償却資産税5.7万=69.3万



15年目

売上150万−減価償却60万−金利1.8万−償却資産税2.9万=85.2万



当初4年くらいまではマイナスになりますが、それ以降はどんどんプラスに転じます。

15年目なんて、キャッシュフローは19.1万なのに、決算書上は85.2万の

黒字ということで、勘定合って銭足らず状態になっております。



ただ、85.2万に対してかかる税金は、ざっくりですが800万超でも約34%。

だいたい29万くらいなので、実質的なマイナスは10万円以下です。

まあそれだったら別にいいんじゃないかなあという感じはしますね。利益が出ている方が

金融機関さんに対しては見栄えがいいですし。



裏を返すと、初年度83.1万の節税と言っても、こっちもざっくり28万くらいしか

節税はできません。キャッシュフローと合わせても38万です。果たしてこのために

頑張る必要あるのか?と言われれば、それもまたそうだなと思います。その83.1万を

節税せず納税した方が、決算書の見栄えは良くなるんじゃないかと言われれば、

まあ確かにそうかもしれないねと。



ただ、節税云々は置いておいて、15年間少なくともマイナスにはならないですし、

残り5年のボーナスステージにはけっこうお金が入ると考えれば、ありかな?と

個人的には思った次第です。



ただ、パネルの廃棄処分の費用などは考慮しないとです。

こちらの資源エネルギー庁の資料のP17によれば、廃棄費用は2019年認定の

14円案件なら1万円/kWと書いてあります。これが実際に技術的にかかる

費用なのかはわかりません。あくまで国が積み立てさせようとしている費用のように

見えますが、とりあえずこれをベースに考えることにします。



低圧であれば50kW以下のはずですが、最近のパネルは安くなっているので

過積載で100kWとか載せてるケースもあります。仮に100kWだったとしたら

100万くらいは廃棄費用として見込んでおけばいいのかな?(この辺あまり自信ない)

そうだとすれば、廃棄費用も含めて考えても採算は取れそうです。



というわけで、個人的には10%程度の太陽光でも、税務面や借入返済後の手残りを

考えれば、ありかなという感じはしました。この辺は個人個人の判断になると思いますが

上記に関してメリットを感じるなら、取り組んでみるのも良いのではないかと思います。

(でも投資は自己責任ですよ〜)



なお、利回りの根拠となる発電量はNEDOベースで計算されていることが前提です。

そうでない場合は下振れの可能性があるので、そこはご留意を。



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posted by ひろ* at 08:17 | Comment(0) | 思想・発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする