2016年11月05日

フィリピンのコンドミニアムの引き渡しを受けてきました。

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フィリピンのコンドミニアム、3戸のうち1戸の引き渡しを受けることができました。

支払いが重いので早く売りたい気持ちは変わらないですが、プレビルドで購入したものが

実際に出来上がり、手元に届いた事実に関しては感無量といった気分です。



今回引き渡しを受けたのは2戸目に購入したコンドミニアムです。1戸目が融資関係で

ぐちゃぐちゃになっている中、2戸目の方が先に引き渡しになってしまいました^^;

3戸購入した中では割と高級物件の部類に入りますので、今後の支払を考えて憂鬱になる

気持ちと、どんな仕上がりなんだろうというちょっとした期待感が複雑に交錯しており

なんとなく落ち着かない気分でした。



引き渡しについてデベロッパーさんから案内があった際には、2つの方法で引き渡しを

受けることができるとのことでした。一つが現地で自分で最終確認をして引き渡しを

受ける方法、もう一つは代理人を立てて委任状を発行しお任せする方法です。



手間がかからないのは後者の方法ですが、その準備が意外と面倒です。

・公証役場で委任状を認証してもらう

・認証済の委任状をフィリピン大使館に持っていき、大使館認証を受ける

・委任状を対象者に国際郵便で郵送する

という3つのステップが必要になります。これを全部対応すると、少なくとも1.5万は

かかってしまいます。



フィリピンへの渡航費は、飛行機代とホテル代をあわせて6万くらいから準備可能です。

委任状に比べれば確かに高いですが、書類を作るのに1.5万かかり、しかも何かの

間違いで書類不備とか言われてやり直しになるリスクなどもあります。それだったら

出来栄えがどうなっているかも気になるし、自分で行った方がいいかという気持ちに。

というわけで、受け渡しの日に私が自分で行く方針としました。



引き渡し前日はたまたまフィリピンに来ていた別の投資家仲間の方に合流し(フィリピン

コンドミニアムの見学ツアーで来ていたようです)、熟成肉とカジノを楽しみました。

カジノは初めてでしたが、そう簡単に勝てないだろうと思っていたら、思考が現実化して

全く勝てませんでした(笑)



そして引き渡し本番。元々立会いをお願いしていたエージェントが、日本に一時帰国中に

インフルエンザをもらってしまい参加不可というアクシデントが発生しました。委任状で

お願いしていたら、引き渡し自体が不可になるところでした。結果としては、自分で行く

方針にして大正解でした。しかしそんな冗談みたいなことが事実として起こるとはねえ。



一人で引き渡しをしてもまあ何とかなるだろうとは思いましたが、そこまで語学力も

堪能ではありません。今後管理をお願いする会社さんに相談したところ、そちらから1名

立ち会っていただけることになりました。よかった。



9時に現地ロビーに集合ということで、私と管理会社の方の2名は指定の時間にロビーに

到着しました。しかし担当者はきません。まあフィリピンだし、フィリピンタイムで

動いているんだろうということで、あまり気にせず待ちます。



30分が経過しても、まだ担当者は現れません。担当者の携帯も把握しておりません。

管理会社の方が、オフィスに電話して担当がまだ来てないぞと督促してくれた5分後に

ようやく引き渡しの担当者さんが登場。全く悪びれないあたりがフィリピンだなあと。



さて、すんなり引き渡しできるのか。別のプレビルド物件のオーナーさんは、引き渡しの

当日なのにまだ工事をやっていて、わざわざ行ったのに中を見ることすらできなかった、

などというすごい事例もあったようです。中を見たらあちこち不具合だらけとか、新築で

あるにも関わらず雨漏りとか。とにかく酷いという話をいろいろ耳にしていました。



さて、うちの部屋はどれだけ酷いのかと構えて入室したのですが・・・

あれ?思ったよりちゃんとしている??

同行してくれた管理会社さんも「失礼ながら、ここまで綺麗なのは初めてです」と。



高級物件だけあって、けっこうちゃんとしてました。ビルトインのシステムキッチンや

オートロックのドア、エアコンも日本製(ダイキンでした)で、室外機はベランダの下に

隠してあり、バルコニーがフル活用できるように工夫がされております。思ったより全然

使いやすい印象です。



まあでも、よーく見ていくとやっぱり怪しい部分はでてきます。トイレと洗面所の水を

流してみたら、トイレの床がなぜか水漏れしはじめたり、換気扇の立て付けが悪くて

カバーがうまくはまらなかったり。それ以外にもクローゼットの汚れやカッティング

シートに何か落としてめくれている部分があったりと、細かい部分を指摘していきます。

それでも5箇所ほど指摘したら、特にそれ以外問題はなくなってしまいました。

想像していた以上にきちんと作ってあってびっくりです。



部屋の確認が終わった後は共用部の確認へ。プール、スポーツジム、ビジネスセンター、

ライブラリーなどは既に利用者もおり、使える状態になっていました。居住者はこれらの

設備を無料で利用できます。スパだけ別料金ということでしたが、素敵な設備でした。

プールサイドのバーと、サウナはまだオープンしていなかったので、これから更に設備が

充実していくということなのでしょう。楽しみです。



一通り見た後、引き渡し関係の書類にサインしました。

確認OKでしたよという書類、修繕すべき箇所の一覧表、鍵など受け取ったものの一覧表

電気料金等の名義変更をすることを承諾する書類。この辺に順次サインしていきます。

パスポートで身分証明をして、書類のコピーとギフトをもらって終了。意外とすんなり

終わることができました。



その説明の中で、洗濯機置場はなく、増設もコンセプトを考えて認めたくないような話が

出てきまして。管理会社さんがつっこんで確認していましたが、基本的に部屋に洗濯機は

置けないようです。



じゃあ洗濯はどうするのさ?という疑問が湧いてくるのですが、これについては市中に

クリーニング屋さんがあるので、そこを使ってほしいということでした。3キロ出しても

日本円で30円くらいということなので、まあそれなら確かに外部に委託しようという

気持ちになります。女性は下着も含めて出すことに抵抗があるという意見もありましたが

洗濯機置場を今から作るのも大変ですし、まあ受け入れるしかないでしょう。

フィリピンの他のコンドミニアムにも、こういうコンセプトの物件は多いようです。



引き渡しが終わって終了かと思いきや、今度はコンドミニアムの管理担当から利用方法の

説明があるとのこと。オフィスまで案内してもらい、ここで引き渡し担当者は退出。

意外と縦割り行政なフィリピンです。



管理担当者のところでも、何枚かの書類にサイン。実際に運営する管理会社さんに書類は

託しました。必要があればコピーを送ってもらえばいいですしね。

「説明は手短に」と管理会社さんが念押ししてくれたので、あっさり終わりました。



最後に、メールボックスの鍵をエンジニアリングオフィスに受け取りにいきました。

(ここも縦割り行政なんですよね〜)

光熱費や固定資産税などの請求書が全てポストに入るそうです。管理会社さんが別料金で

それらの回収、支払代行サービスをしているということでしたので、依頼しました。

ペナルティついたらたまったもんじゃないですし、必要なサービスと判断した次第です。



今後、このコンドミニアムはAirbnbを活用していきます。多少でも収益を得ておかないと

支払が大変なのです。キャッシュフローは大いにマイナスになってしまいますが、売上が

ゼロよりは多少でもあったほうが良いです。光熱費や固定資産税もかかりますから。



今後、家具の設置や運営方針の打ち合わせなど、いろいろとやりとりをしなくては

ならないと思います。少しでも突っ込んだお金を取り返せるようにしつつ、できるだけ

早めに売却の道を探っていければと思っています。



現地で話を聞く限り、ターンオーバーから数年経過したコンドミニアムの中古物件は

当時より2割以上高い価格で流れ始めているようです。しばらく持ちこたえれば、

道は開けるかもしれない・・・?



新興国は人口ボーナスと成長ボーナスが期待できるのは間違いないので、どこかで

キャピタルゲインで取り返せるように頑張ろうと思います。

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posted by ひろ* at 09:21 | Comment(0) | 海外不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする