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1戸は引渡日程まで決まり、1戸は引渡になることが前提で融資も組めている
フィリピンのコンドミニアムですが、1戸まだ揺れ動いているユニットがあります。
その1戸は、一番最初に購入に向けて手続きを進めたユニットです。完成も一番早く、
同時に買った方はとっくの昔に引渡を受けている状態です。部屋は完成しているのに
なぜ引渡をしてもらえていないかというと、私がお金を払っていないからです(汗)
なぜ払っていないのか。銀行融資の関係です。
この物件はフィリピンの現地金融機関さんに融資をお願いしております。内諾も既に
貰っているのですが、なぜかいつになっても融資してもらえないという状態が続いており
頭が痛い状態になっているのです。
最初に融資の承認をもらったのが昨年の5月とかそのあたり。そこでサクッと手続きを
終えていればよかったみたいなのですが(結果論)、ちょっと私がけち臭いことを
思い付き(ギリギリまで引っ張ったら、その分管理費とか払わなくていいじゃない的な)
なかなか動けなかったことも多少関連し、融資の実行が遅くなりました。そしたら何が
起こったかというと・・・さすが新興国、なぜか融資の承認が内部的に取り消されたと
いう事案が発生したようなのです。
再度審査してもらい、もう一度OKを貰ったのですが、今度は提出する書類がダメとか
なんだかんだとごちゃごちゃありまして、2回くらい提出しなおしました。
で、今度こそこれでいいんだよねという確認をすべく、認証前の書類をスキャンして
金融機関さん側に送付してもらい、確認をしてもらっているのですが・・・
この返事がいつになっても来ません。
銀行さんとの橋渡しを、昨日書いた管理会社さんにやってもらっております。
打ち合わせの際に、この件がどうなっているかも詳しく確認しました。
すると衝撃的な事実が。
いろいろヒアリングを進めていく中で、どうやら最初の承認の時点で、実はまだ
最終承認になっていなかったみたいなのです。担当の人があまりわかっておらず、
本来通すべき部署を通さずに最終承認OKとして私に通知してきたらしい、と。
いやそれ、どんだけ新興国クオリティなのさ(笑)
打ち合わせの際、管理会社さんは言ってました。
「私の融資をサポートしているスタッフは決して口には出してそう言わなかったけど、
最初の承認の時に素早くすべて終わらせていれば、ここまでのことにはならなかったと
思うんですよねえ」
「新興国はすぐにルールが変わるから、OKを貰ったら即動かないと・・・」
「そこでこちら側が迅速に動けなかったから、先方に対して今あまり有利に交渉を
進めることができていないんです」
新興国を甘く見て、素早く動かなかった私にも多少の非があるということをこの段階で
理解しました。言われてみれば、新興国なんだし早くやらなきゃいけなかったです。
(だからと言って今の状態を是とするわけじゃないけど・・・)
また、先方のシステムとして、金融機関さんとデベロッパーさんで逐次ステータスが
連携されるらしく、何かの時にデベロッパーさんが私のステータスをキャンセルに
変えたのが連携され、あちらでもキャンセル扱いになって、審査が最初からやり直しに
なってしまったりすることがあったようです。連携が良すぎるのも善し悪しです。
引渡開始から1年半、いろいろとケチがついて未だに引き渡されないコンドミニアム。
物件の仲介をしてくださった会社の担当者さん(これもまた、前担当者さんが挨拶も
なしにいきなりいなくなっていて、しかもそのアドレスが消えていないから1ヶ月くらい
反応がないことにいら立ってた時期がありました・・・今の担当者さんは悪くないけど)
からは、ここまで何とかキャンセルではないということで進めてきてもらったものの、
これ以上はデベロッパーさんもいつキャンセルにしてもおかしくないよ、と。
しかも、前の担当者さんと話をして、キャンセルにならないよう融資いただく金額以外の
残金は全部払ったつもりでいたのですが、今の担当者さんが調べてくれた結果、諸経費に
相当する部分についてはまだ支払っていない状態でした。前の担当者さんとの意思疎通が
うまくいってなかったようです・・・。
そうだ、それ以外にペナルティ問題もありました。決済月に支払いきれなかったので、
最終月にもペナルティがついてしまっています。物件価格の60%以上の金額に対して
数パーセントのペナルティがついているので、けっこうごつい金額です。日本円にして
数十万単位です。これについては、デベロッパーさん側の告知が遅いのが原因だという
主張をして、ペナルティの取消を求めている最中です。そちらもまだ片付いていない。
なんかもう、いろいろうまくいかないことが多すぎるので、うんざりしてきています。
正直、この物件に関してはキャンセルすることも視野に入れております。
管理会社さん曰く、フィリピンに法律があり、すでに入金したお金の半分は返金する
義務がデベロッパーさんにあるのだとか。それだったら、半金返してもらって手仕舞いに
するのも一つの選択肢なのかもしれません。
融資も5年とかけっこう短い期間ですし、それに見合う収入は当然入ってきません。
国内のキャッシュフローの一部がそちらに吸い取られている状態になるのは明白で、
仮に融資がうまくいって実行されても、キャッシュフローはマイナスでいつ売れるか
わからない状態で保有するのが本当に幸せなのか?という疑問もあります。
勿論、新興国なので人口ボーナスや成長ボーナスがあるのは明白ですから、支払を
なんとか踏ん張れるなら、将来は良いことがあるのも間違いないと思っています。
ただ、その前に私が力尽きる可能性も・・・^^;;;
そんなことをいろいろ考えると、もうケチがついた物件は捨ててしまうというのが
一つの案なのではないかと思えるわけです。心の安定もマイナスのキャッシュフローも
なくなりますが、将来のボーナスもなくなります。それでも、コンドミニアムを
3戸も無理に持つ必要はないなと。多すぎました。身の丈に合ってませんでした。
すぐ売れないと目先のお金に困るような人が買うべきものではなかったのでしょう。
海外不動産そのものを否定する気はさらさらありませんが、日本のように法整備が
しっかりしていて、かつ外国人が安心して購入できる国ってそうそうありません。
外国人は買えないとか、法律がコロコロ変わるとか、成長が期待できる反面経済が
安定しないし中間層がいないからすぐに売れないとか。そういうリスクを許容して
何かあった時には現金を入れられる人であれば、将来の果実を手にすることが
できるだろうと思います。そういう海外不動産であれば良いのではないかと。
仮にキャンセルした場合、3桁の損失をたたき出すことになります。まだその踏ん切りが
ついていませんが、ここはもう積み立てていた株が半値に暴落したとでも思って、
資金を溶かしてでも少し手元に戻すのが一番いいような気がする今日この頃です。
負け惜しみではなく、本当に勉強になりました。だから買ったこと自体は後悔はして
おりませんし、根性で持ち続ければ最終的に明るい展望が開けるとも思っています。
ただ、ここはもう撤退がいいのかな〜という気持ちです・・・。
近々結論を出そうと思います。
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