2016年10月04日
これまでにご融資いただいた金融機関さんのこと。
現在30位です。今日は早く出なきゃなのに〜。
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ふと、これまでに開拓した金融機関さんの変遷を振り返ってみたくなりました。
時系列に、買った物件と融資を引いた金融機関(実名は書きませんけど)の雰囲気を
書いていこうかと思います。
札幌1棟目・・・某サラリーマンに優しくて金利が高い地銀さん
新中間省略系の業者さん(その後倒産しましたけど)にご紹介いただきました。
この頃は某地銀さんも築古木造物件に融資を出しておりました。そんな時代でしたので、
今では考えられない条件(木造で築20年の物件に20年融資)を組んでもらいました。
今だとこの条件でやってくれる金融機関さんを探すのも大変だろうと思っていますが、
最近の某金利が高くないスリーエスの残り2行はそういうのも手掛けるという噂を
小耳に挟んでおります。ちなみに私はもうスリーエス各行どこからも融資引けません。
札幌3棟目・・・某サラリーマンに優しくて金利が高い地銀さん
先ほどの業者さんが倒産した後、そこにいた営業さんが個人個人で会社を作りました。
その会社の中の1つから紹介してもらった案件でした。
融資を獲得したのは札幌1棟目と同じ金融機関さんですが、なんか少しずつ条件が
厳しくなってきているなあと感じた次第です。だって、同じ築20年なのに融資期間は
最初15年って言われましたから。それを仲介業者さんがいろいろ言って、なんとか
18年まで引き延ばしてもらった次第です。
この2棟はもう残債が土地値以下になっているので、叩き売る気になればいつでも
叩き売りが可能になっております。まあそういうつもりもありませんけど。
特に札幌3棟目は先行取得土地等の特例や1000万控除の特例がありますので、
ほいほいと売ることができません。悩ましいところなのです。
東京1棟目・・・某政府系金融機関
こちらは借地の建売新築でした。家の近所ということもあり、あまり家賃相場などを
精査せずに買ってしまい、後で大きく家賃が下がって返済比率が上がってしまうという
痛い目を見た物件です。数字以外の要素で盛り上がっちゃうとダメですね、ほんと。
借地ということで、どこも希望の額まで融資を出してくれませんでした。40行以上
電話して、その中で実際にお会いした銀行はその三分の一くらい。そして融資の内諾を
出してくれたのはたったの1行。それも金額が少なく、自己資金を3割以上入れないと
購入できないという条件でした。
さすがにきついので、最後にすがる思いで某政府系金融機関さんにお電話。
もともと取引していた支店にはにべもなく断られたのですが、不動産投資仲間の友人に
「支店替えという荒業もあるよ」とアドバイスを受け、いくつかの別の支店さんに
当たったところ、融通の利く担当者さんが見つかり、ゼロ回答から一転して満額に
近い融資を得ることができました。
ただし、期間が15年で金利も(今時から比較すると)高い水準になっております。
そのため、返済比率が高くなかなかキャッシュフローが積みあがらない状態である、
というのが正直なところです。
現在、この物件を「多少金利が上がってもいいので年数を伸ばしたい」という方向で
不動産投資仲間の友人に紹介してもらった信組さんに借り換えを打診しております。
とはいえ、もう半年近く時間がかかっているのですが・・・(苦笑)
一応進んではいるようなので、何とか借り換えがうまくいくことを祈っています。
仙台1棟目・・・東北の某地銀さん
仙台1棟目は仙台市内の物件です。それこそ、個人で融資をつけようとしたら、
サラリーマンに優しい金融機関さんしか選択肢がないわけでして。それが面白くなく、
嫁ちゃんの実家が仙台なので、なんとか地元の金融機関さんで融資がつけられないかと
模索しておりました。
結果として、仙台在住の義母を代表にした法人を作るという方法で、地元の企業として
地元金融機関さんから融資を受けることに成功しました。某サラリーマンに優しい地銀、
某政府系に続いて3行目の取引行の誕生です。
地元では「固い」と評判の金融機関さんでしたが、これまた不動産投資仲間の友人から
本店の人に口をきいてもらい、そこから支店さんを紹介していただいたという流れで
すんなりと融資をしてもらうことができました。ありがたい。
東京2棟目・・・某サラリーマンに優しくて金利が高い地銀さん
この地銀さんを使ったのはこれが最後です。築24年のS造物件に26年の融資を
つけてしまうのがすごい。50年から経過年数を引いているのでしょうね。
おかげで、10%ちょいくらいの利回りの物件でも、全力で借りられるだけ借りて
それでも回せています。融資期間って大事だね。
勿論、融資期間を取るといつになっても残債が減りません。東京2棟目、まだまだ
たっぷりと残債が残っております。残債の減るスピードと融資期間はトレードオフ。
目先のキャッシュフローを取るか、売却した時の手元資金を取るか、というところの
選択になるのだと思います。
札幌4棟目・・・札幌に支店がある東北の地銀さん
札幌4棟目はこれまた不動産投資仲間の友人の紹介でした。案件が具体的にはまだ
存在していない頃、関東在住で個人で札幌の物件を購入するのに融資を引いたと聞いて
紹介していただいた次第でした。
面白い担当の方で、見た目も言動も「ザ・銀行員!」って感じなのですが、考え方が
意外と傾奇者でした。本当に、この担当の方がいなかったらあの物件の融資は絶対に
成立していなかったと思います。今でも大変感謝しております。
この行員さんの名字の一部を物件の名前に引用させていただいたくらいですから。
条件は初回なのであまりよくなかったですが、残債の減りが早いからと割り切って
これはこれで良しとします。金利も先日少しだけ下げていただきましたし。
東京3棟目・・・家の近所の信用組合さん
東京1棟目の時にふられた金融機関さんでしたが、その後も積金で関係を作っておき
3年経過してからの再チャレンジとなりました。築40年以上の物件に対して、図々しく
20年融資の事業計画を作り打診。結果、その計画の数字のままで融資が出ました。
東京1棟目の時は、札幌の物件を担保管理できないという理由でお断りになったのですが
札幌はその時よりむしろ拡大している状態。それでも融資を得られたのは、積金などで
実績を作ったこと、決算書がその後もずっと黒字で推移していること、支店長が異動し
積極姿勢に変わったこと、などが複合的にはまったのだと思います。
東京4棟目・・・再建築不可でもOKなノンバンクさん
東京法人で購入した物件です。再建築不可のアパートをリノベーションしました。
もともと再建築不可だったので、融資してもらえる金融機関さんはノンバンクさんしか
いないだろうと決めつけておりました。しかし、業者さんの友人の方に「再建築不可でも
融資してくれるところがある」という形で、信金さんを紹介してもらったのです。
結局そこでの融資は無理でしたが、やっぱりつながりって大事だなと思いました。
融資自体は、これまた不動産投資仲間の友人(今はもう業者成りしています)から
ノンバンクの担当者さんを紹介してもらい、融資いただくことができました。
東京5棟目・・・家の近所の信用組合さん
東京3棟目と同じ形で貸してもらいました。ここはまあ面白い話も特にないので割愛。
札幌5棟目(仮)・・・北海道にしか支店がないの信用金庫さん
この金融機関さんは、管理会社の社長さんから紹介してもらいました。
新店を出したばかりでとても積極的だ、うちの出した物件を道外のオーナー様に
買っていただくときも協力していただいた、ということでしたので、半信半疑で
お話を聞きに行ったところ、本当にやる気がありました。しかも築古木造でも
(いろいろ条件はあるけど)15年とかで融資します、と。
信金さんって、その地元に本店がないとほぼNGなので、このチャンスは逃せない。
そう考えた私、猛烈な勢いで中古物件を探し始め、首尾よく土地値くらいの木造の
内諾をいただくことができました。しかしこいつが売主さんの謎の行動で流れ、
別な物件を見つけてもう一度本部の承認を取り付けてもらった、という流れです。
こうやって見ると、紹介で飛び込んだ金融機関さんがやっぱり多いのだなあと。
自分の足で開拓した金融機関さんも勿論いっぱいありますが、やっぱ紹介のほうが
すんなりと話が通るような気がしてなりません。
横のつながりからの紹介ルート、ぜひ活用してみてください。
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