2016年10月01日
東京法人、無事黒字決算で発進。
現在25位です。久々にあまり予定がない土日。事務処理しようっと。
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東京法人の1期目の決算処理が完了いたしました。ギリギリで黒字達成という素敵な
ところで納めることができました。
いずれ立てなきゃなーと思っていたので、新設法人でも融資しますよと言ってくださった
金融機関さんがいたことから、特にビジョンもなく勢いで作った東京法人。今後は法人で
融資を引いていきたいと考えておりますので、見栄えの良い決算書にしたいという考えを
持っております。そして、個人ではできない節税を法人で行いたいという気持ちも持って
おります。
当たり前のことばかりですが、この新設法人を使ってどのような節税を試みたか・・・?
昨年の個人の確定申告を処理した結果、例年通りの黒字となった私ですが、その裏には
税理士さんが過去に溜め込んでおいてくれた償却資産を一括で当て込んでくれたから、
という理由がありました。今年はこの手はもう使えません。
対策として、法人と管理委託契約を締結し、その費用を法人側に計上しようという話を
しました。そしてそれに従い、今年は東京法人に管理料を支払うようにした次第です。
東京法人を黒字に持ってこれたのは、この管理費の売上があったということが大きな
要因になっております。
あとは、個人でかけていた生命保険を法人契約に切り替えました。これで、個人の時は
ただ出て行くばかりで経費には1円もなっていなかったのが、一部損金として認められる
ようになりました。今年は物件を買ったりしているので、あまりこの影響はないのですが
いずれ利益が出てきた段階で大きく作用してくれることでしょう。
このやり方を勧めてくれた保険代理店の方は「ひろ*さんが若いからできるんです」と
おっしゃっていました。あまり細かいことは聞きませんでしたが、若いから資産計上する
部分が少なくて済む?みたいです。経営者として「みたいです」ではダメですね・・・
もうちょっと突っ込んで話を聞いて、理解できるまで会話しないといけないです。
節税という面ではそれなりの効果を出していると思われる東京法人ですが、それとは別に
法人で融資を引いて大きくするためにどうするか、という観点も盛り込んで決算書を
作ってもらっています。
私が取引している金融機関さんは、信金さんや信組さんが比較的多く、あまり大きな
金融機関さんとはお付き合いしておりません。小さな金融機関さんだと、法人の売上は
別に不動産賃貸業に特化しなくても評価してくれますし、売上が大きい方が大きな融資を
ひきやすくなるというメリットがあります。
そこで、不動産関連の勉強会を法人の売上に計上しました。特に利益を取ることは目的と
していないので、経費が同等にかかっており、利益はゼロです。でも、売上高が大きく
なることで、金融機関さんの評価はあがります。売上規模に見合った設備投資でないと、
なかなか稟議がうまく通りません。
その観点で、シャンデリアの売上も法人に計上しました。
東京法人でシャンデリアの仕入をできるような形になりましたので、興味のある方には
(知人限定ですが)定価より安価で販売しておりました。実際にこれは法人で仕入をして
おりますので、売上は計上するのが自然です。
あとは、BSやPLの見た目もわかる範囲で意識はしました。
役員貸付金はできるだけ流動負債ではなく固定負債(長期借入金)にするとか
売上はできるだけ営業外収益ではなく売上高に入れる、経費はできるだけ営業外費用や
販管費に入れて、売上原価にはしないとか、そんなこともなるべくやってきました。
こういったせせこましい努力をして、なんとか法人の売上規模を大きくした上で、
そこそこ見栄えのいい決算書を作る事ができました。やれやれです。
お付き合いのある金融機関さんは、1期でも決算書があれば法人に融資しやすいという
話をしてくれておりますので、今後は法人でのお取引を増やしていけるように頑張ろうと
考えております。まあでも、最近物件が全然でてこないなあという感じがありますので
焦って変なもの掴まないよう気をつけないとです。
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