2014年12月12日

得られた利益を分け合う気持ちが大事。

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何かを始めるなら、そのことで誰もが幸せになれるよう相手に配慮することが必要です。

配慮できないで独りよがりになってしまえば、それはただの自己満足であり、周りからも

冷たい目で見られてしまうことでしょう。



家賃を極限まで高くとりたいのは大家側の当然の心理です。わざわざ新規参入して

大家さんを始める理由が社会貢献である人はそうそういないでしょう。程度の差こそ

あれども、お金儲けのために手間ひまをかけて事業に取り組んでいることは否めません。



しかし、高い家賃を取るにはそれなりの根拠も必要だと思います。

家賃に見合ったお部屋を提供できないのであれば、入居者様の心は離れていくでしょう。

行き着く先は退去。結局また募集のコストがかかり、かえって儲からないという事態に

陥ってしまうかもしれません。顧客満足度の向上はとても大事なことなのです。



不動産屋さんに広告料を払って、一時的に客付けを優先してもらうというテクニックも

ないことはないですが、引っ張ってもらって後のお客様の満足度まで考えておかないと

長期入居には結びつかないんだろうと思います。



売上側だけでなく、こちらが仕入側になる時も同じだと思います。

業者さんにお願いする時に、少しでもコスト削減したいと思うのは当然の気持ちです。

しかし、発注する相手にも生活があります。守るべきものがあります。その仕事を

受けることで、守るべきものを守りきれるのか?という目線も必要ではないかと。



自分さえ良ければ全てオッケーという形で、無茶な値引きを要求したとします。

その時は受けてくれるかもしれませんが、この大家さんの仕事を継続して受けたいと

本当に思ってくれるでしょうか。私が逆の立場なら受けたくないと思うはずです。



浅草の酉の市では、熊手を買う時に面白いやりとりがあります。

買い手は売り手に値引きを要求し、売り手はその値引きを受諾します。

そして値引きが成立した後、その値引いた金額を「ご祝儀」として売り手に渡すんです。

一見「なんのこっちゃ?」なんですが、こういう精神を持ち合わせることこそが商売を

成功させるためのマインドなのではないかと思うんです。



酉の市は商売人が商売繁盛を祈願するためのお祭りです。

そこに伝統的に根付いているこのやり取り。なぜそんな意味のない(ように見える)

やり取りが伝統として根付いているのか。そこに商売繁盛のヒントがあると思います。



別に安く買ったり高く売ったりすることを止めるべきだとは思っていません。

商売である以上、利益を追求するのは当然です。

ただ、その利益を一人で抱え込まず、受益者で分担しようと言う気持ちがあれば良いと。

そういうことをしていれば、いつか自分の身に困ったことが降り掛かったとしても、

周りの人が助けてくれるのではないでしょうか。



大家さん同士の関係でも同じです。



相手に取ってメリットのある提案になっているか。

くれくれ君ではなく、お互いにメリットのある情報交換になっているか。

(提供いただいた情報を実践して相手にフィードバックするのも立派な情報交換です)

ワークショップと称した企画が、コスト削減の為の労働力集めになっていないか。

そういったことに気を配れる人が、金銭的にだけでなく、人を惹き付けて幸せな成功を

収めるのではないかと思います。



私もそういう独りよがりになっていないか、常に自問自答しながら進んでいきたい。

そんなことを考えている次第です。

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posted by ひろ* at 08:49 | Comment(0) | 思想・発想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする