2014年11月11日
銀行さんが融資したくなる決算書の作り方を学ぶ。
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昨日は保険代理店の方と会って、仙台の法人の決算書の作り方についてアドバイスを
いただいてきました。
私は生命保険の代理店さんと損害保険の代理店さん、それぞれ1名ずつお付き合いを
させていただいております。元々は損害保険の代理店さんに生命保険も任せようと
思っていたのですが、私自身の家系が先天的に持っている内臓の数値異常があるため
損害保険の代理店さんのところでは生命保険に入ることができませんでした。
その時に、損害保険の代理店さんが懇意にしている生命保険の代理店さんをご紹介して
いただき、そちらで何とか保険に加入できるようになった、というところです。
生命保険の契約時になんだかんだとお話をしたのですが、この代理店さんは中小企業の
決算書を分析して助言をすることができるということでした。私自身も決算書の見せ方に
ついては不勉強なところがありますので、勉強したいのでいずれ法人の決算書の分析を
お願いしたい、ということを伝えておりました。
そして先日、法人の試算表ができたので、こちらの分析と助言をいただくために
昨日打ち合わせをしてきた、という次第です。
私の場合は、銀行さんが評価しやすい決算書にしたい、という希望があります。
その前提で以下をお読みください。
そういう目的の場合は、PLに関しては決算書の下の方にできるだけ経費を入れるべし、
という鉄則があります。売上原価より販管費、販管費より営業外費用、という具合です。
売上から売上原価を引くことで売上総利益が計算される。
売上から売上原価と販管費を引くことで営業利益が計算される。
営業利益に営業外収益と営業外費用を加味することで経常利益が計算される。
経常利益に特別利益や特別損失を加味することで当期純利益が計算される。
そんな関係にあります。
本業の調子がいいように見せるためには、できるだけ売上原価には数字を計上せず、
できる限り営業外費用にて処理することで、営業利益は大きく見せることができます。
こうなれば「本業は調子が良かったけど、それ以外の一過性の要因が足を引っ張って
今期は調子がそれほど良くなかった」「売上総利益や営業利益が高いので、今後の
改善は見込まれる」という論旨が成立します。
また、BSについては流動資産を増やして流動負債を減らすことが肝要となります。
起業の格付けを行う際に、流動資産と流動負債の比率を見る項目があります。
この数字はスコアリングに影響を与えやすい項目なので、比率が下がるような決算書を
作っておくと財務状態が良いという形に見えるそうです。
流動資産にはすぐに換金できるものが含まれます。法人で役員にかける保険なども
流動資産に含まれるという考え方になるそうです。
流動負債は短期で返済すべきものが含まれます。長期にわたって返済するものについては
固定負債に含まれます。
流動負債になっているものの中で固定負債にできるものはないか?
個人でかけている保険を法人に切り替えて流動資産を増やせないか?
こういったところが検討事項になるかと思います。
私の場合は、社員立替金が流動負債にきていましたので、今年の決算ではこれを
固定負債に切り替えるようにすれば、格付が向上する可能性があるということを
指摘いただきました。さっそく税理士さんにお願いしようと思います。
それ以外にも、相続に関する話や旅費規程など、いろいろなことを教わりました。
こういうことをアドバイスしてくれる人を身近にいかに増やせるかも重要だと思います。
経営者である以上、決算書を読み解ける男でありたいものです。
今後も精進していこうと思います。
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