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最近、今後の賃貸経営のキーワードは「コミュニティの運営」なのかなと思っています。
少し前にも書いたかもしれませんが、私、正直言ってシェアハウスには懐疑的な人間でした。
だってプライバシーもへったくれもないじゃないですか、あの居住形態。個人的にはプライバシーが
しっかりしていないと住むのは無理だと思っていまして、シェアハウスもその感覚でとらえてしまい
お客さんが定着するはずがないと思っていました。
さらに言えば、利回りが高いというだけの理由で雨後の筍のようにシェアハウスが生まれていく
状況であることも気になっていました。大手も続々とシェアハウスに参入しておりましたので、
過当競争になってつぶれていく物件が増え、最終的には立ち行かなくなるのではないか、と。
しかし、いつぞやの勉強会以降、その発想は誤りだったのではないかと思うようになりました。
何の特徴もない価格が安いだけのシェアハウスであれば、そうなってしまう可能性は高いです。
しかし、コンセプトを作り、そのコンセプトに対して共感できる仲間を募るということであれば
決してその限りではないだろうと考えるようになりました。
私も不動産賃貸業の端くれなので、やっぱり不動産の目線で考えてしまいます。そうすると
まずシェアハウスの運営ありきで物事を組み立ててしまいます。しかし、シェアハウスを
運営しているという考え方は、その可能性や拡張性を閉ざしてしまうのではないでしょうか。
シェアハウスを運営するのではなく、コミュニティを運営すること。そういう発想になることで
新たなサービスモデルを創造できるのではないかと考えています。
同じ志や志向を持った人が気兼ねなく集える場所を構築し、運営していく。居心地のいい
コミュニティの作成。それができるなら、別にシェアハウスでなくても構わないと思うんです。
気兼ねなく集えるバーや居酒屋だっていいわけだし、シェアハウスでもいいし。リアルでなく
バーチャルな世界でのサービスでもいいのかもしれません。
人が集まることがビジネスの根幹であるなら、どのように人を集めるかを考えなくてはなりません。
人が人を呼ぶ口コミの形態で顧客が広がっていくこと。見込み客をしっかりグリップできること。
そんな業態に仕上げていくことが必要ではないかと考えます。
また、不動産賃貸業の目線だと、不動産の所有にこだわってしまいますが、別に無理に所有を
しなくてもいいのではないかと感じます。収益が上がるなら賃貸でもいいのではないでしょうか。
固定資産を持つことのメリットとデメリットを天秤にかけ、借りるという選択肢も良いかと。
そうすれば採算が取れないときにも撤収しやすくなります。
私自身はシェアハウスを核としたコミュニティで収益をあげていくことを考えています。
・家賃の安い寄宿舎扱いの建物を借りる(早く法令改正で戸建をシェアハウス可にしてほしい!)
・何らかの志向が一致するニッチなコンセプトを持たせる(女性専用のようなマスターゲットは×)
・コンセプトを絡めた情報発信をネットで行う
・シェアハウス卒業生や入居予備軍とも交流できるコミュニティを作る(イベントも企画する)
・周辺の飲食店なども巻き込み、様々な場所でコミュニティに所属する人へのサービス強化
・コミュニティ内で常にサービスに対する予約ができる状態にしておく
だいたい上記のようなコンセプトでしょうか。
ある程度具体的に考えていることもあり、もし合致する物件が見つかればすぐにでも取り掛かって
いきたいのですが、今は法令的に難しいでしょう。ですので、準備段階としてコミュニティを
作っていくためのネットでの情報発信を開始する時期かなと考えています。
上記のような発想であれば、大手に対しても勝ち残れるのではないかと思います。
キーになるコンセプトが「自分も楽しめるもの」であれば、趣味の延長として取り組めるでしょう。
幸いにして、私自身コミュニティに所属したりコミュニティを運営するのは嫌いではありません。
もろもろ考えると、悪くないなと思っています。
妄想を現実に変えるために、種まきを続けていこうと思います。
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