2014年06月23日
フィリピンのコンドミニアムは失敗かも。
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フィリピンのコンドミニアムについて情報交換をしてきました。
3〜4年前くらいにフィリピンのプレビルドのコンドミニアムを購入したことがあります。
(細かい年度は書類を見ないと出てこないんですが・・・)
当時はまだ海外不動産がどうのこうのと騒がれる前の頃でした。確かアジア太平洋大家の会が
出来たばかりの頃だったような気もします。海外不動産は今のような誰でも知っていて誰でも
購入できるような状況ではなかったような記憶があります。
プレビルドのコンドミニアム。プレビルドという日本ではなじみの薄い売り方です。
まだ完成していない建物が売り出され、購入者はデベロッパーさんに頭金を積み立ての形式で払い
完成と同時に残金を支払って取得する、という感じです。デベロッパーさんがお金を持ち逃げしたり
しないのか、というところが気になる取引方法ですので、相手が信頼できることが重要です。
また、デベロッパーさんだけでなく、仲介業者さんの選定も重要です。私の購入した物件の場合、
日本側の仲介業者さんが途中で交代になってしまい、サポートのレベルが著しく低下したという
残念な事件も発生しました。
新興国リスクもあります。フィリピンは最近になって売却益にキャピタルゲイン税をかけるように
なったようです。これも突然決まって突然施行されるからたちが悪いです。日本のように、税制が
変わることを長い時間かけて告知してくれたりはしません。
「やったことがないけど興味があるものについてはできるだけ積極的にやってみる」
「失敗しても再起不能にならない程度の少額で試してみる」
というポリシーで海外不動産投資にも取り組んでみましたが、やっぱりいろいろありました。
私が取り組んだフィリピンのコンドミニアムの場合、以下のようなメリットがあるということを
当時の仲介業者さんがおっしゃっておりました。
・新築で利回り10%は確保できる上に、(国の経済成長で)家賃は右肩あがり
・(デベロッパーさんが定価をあげる&国の経済成長で)値上がり益が期待できる
これが現実としてうまく回るなら、売ってもいいし賃貸してもいいということで美味しい話です。
キャピタルゲインとインカムゲインで二度美味しい。私もそれを期待して購入しております。
しかし現実はそんなに甘くないということで・・・。
おそらく現状だと賃貸の利回りは10%を下回るだろう、という話がありました。
さらに、賃貸に出すなら賃借人を探す時間がかかることも覚悟した方がいい、という話でした。
売却にしても、実際に転売をしようとしたら購入当初の価格くらいでないと厳しいそうです。
値上がり益を今の段階で得ようと言うのは少々難しい感じのようです。デベロッパーさんが
売り出している価格は高いのに、リセールの価格が同じように上がらないのはなぜなのかは
よくわかりませんでしたが、マーケットはそんな感じで動いているようです。
コンドミニアムが実際に出来上がり、入居可能な状態になった後もいろいろあるようです。
私が購入したものとは違うコンドミニアムですが、すべてのサービス(プールやカフェなど
入居者さんに提供されるサービスのことです)が動き始めるまでに1年以上かかったとか。
新興国ならではののんびりした動きであるようです。
まああれですね、端的に言えば「失敗した(※)」と言っても差し支えないです(苦笑)
※「当初想定していたほどの収益は得られない」という意味です。
お金が出て行くような状況にはなりませんが、皮算用したほどではない、と。
上記、思ったより反響があったので補足させていただきました。
基本的には、残念な結果になっても仕方ないという気持ちで取り組んでいるお話ではあるので
とりあえずしょうがないかな〜という感じです。まあこれはこれで、いい経験ができたという
くらいの感じに割り切って考えればいいかなと。ターンオーバー前の転売は難しそうなので、
保有して賃貸収入を得る方向で考えようかと思います。もしくは購入価格くらい戻ってくる値段で
損切り気分で売って、手元に現金を戻すというのもいいのかもしれません。
コンドミニアムについては、いろいろと考えつつ引き続き情報を取得していこうと思います。
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