2014年06月09日

プロパーでの融資検討。

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太陽光発電に関して、いよいよ2区画目の審査が本格的に始まりました。



いつからだろう?もう半年以上もあれこれとやっている太陽光発電。本当に実現するの?

そんなことを思ってしまうこともありましたが、ようやく事業計画が本格的な形になってきました。



今まではメインバンクさんに相談して、なんとなく水面下でごにょごにょやっている雰囲気で

あったのですが、ここに来ていろいろな銀行さんに接触を始めています。



元を正せば、不動産つながりの仲間が太陽光を既に手がけており、その関係で「皆で大きな土地を

分割して取得し、ボリュームディスカウントが利く形で発注をしてメリットを得よう」という

動きをきっかけにして始めたこの企画。私も当初から参加していたのですが、元々は低圧を1つだけ

やる予定だったのが、数奇な運命の巡り合わせ(?)で、いつの間にか高圧2区画になってました。



元々考えていたものよりはだいぶ大きくなってしまいましたが、それでも魅力はあります。

これもご縁なので、2区画ゲットできるように頑張って動いてみようと思い、動き始めました。



1区画分については、メインバンクさんとだいぶ話がついてきました。若干融資額がショートして

しまっている分についても、補助金+つなぎ融資でなんとかクリアできる目処が立ちました。

あとは残りの1区画を何とかするだけです。この1区画もメインバンクさんがやってくれれば

一番いいのですが、そこは融資制度の壁があり、難しい状況です。



メインバンクさんは保証協会を使う想定です。保証協会の保証制度の兼ね合いで、どうしても

融資金額はある一定までしか伸ばせないというのが現実です。そしてメインバンクさんが

保証協会を使うという制約があるため、もう1区画については保証協会は使えないだろう、

という点が大きなネックになっております。



金融機関さんはお金を貸すのが仕事ですが、貸したお金が返ってこないことを最も恐れます。

新設法人や今までに取引をしたことがない法人が出てくると、まずは疑いの目でかかります。

本当に返す気があるのだろうか、踏み倒さないだろうか、計画倒産しないだろうか、などなど。

虎の子のお金を貸すわけですから、そりゃあ過敏にもなることでしょう。仕方ないと思います。



そんな金融機関さんですので、新規取引の際は小さく始めるとか、保証協会の制度融資を利用して

話を進めたがります。



保証協会というのは、一定の保証料を払うと、貸し倒れした時にその債務を肩代わりしてくれる

金融機関さんのリスクヘッジのための機関です。保証協会の制度融資を活用することで、

金融機関さんは損失の下限が見えることになりますので、新規取引であっても融資をしやすくなる、

というメリットがあります。他方、保証料がかかってしまうのが難点です。



今回、メインバンクさんが保証協会を使うということになると、新規に取引をする金融機関さんは

保証協会を使うのは実質的に厳しくなると思います。法人の規模が小さいので、多額のお金を

いきなり保証するのは保証協会さんでも難しいと思われる為です。



そんな状況であることを事前にお話しした上で、いくつかの金融機関さんに電話で話をしました。

10行弱くらいは電話したでしょうか。その中で、話を聞いていただけることになったのは

だいたい半分くらいの5行程度でした。まあこれだけスタートラインに立てただけでも御の字です。



先週、社長である義母にそれらの金融機関さんを回ってきてもらいました。反応は様々ですが、

1行だけ何とか頑張ろうと思ってくださっている金融機関さんがあるようだ、ということです。



その金融機関さんは、仙台1棟目を融資してもらう際にも、今のメインバンクさんと最後まで

張り合ってくれた金融機関さんで、融資条件も悪くなかったのです。そのときは金額が折り合わず

今のメインバンクさんに決めたのですが、その時に口座を作った縁もあり、確定申告は毎年

届けておりました。義母の家から近いので行きやすいという理由もあったのですが(笑)

その金融機関さんが「保証協会が使えないなら、プロパーで検討する」と言ってくださってます。



これまでの取引実績があったわけでもないのに、なぜそこまで頑張ってくれるのだろう。

銀行さんの内部事情も何かあるのかもしれませんが、それだけではないような気がします。

義母と打ち合わせをしながら、得られた情報から類推すると、以下の3つの理由がありそうだと

感じるようになりました。



理由その1:横並び体質

メインバンクさんが「融資する」と言っているということは、良い案件であろうと考えられるので

当行としても同じように融資をしたい、という横並び意識があるように感じました。

私たちの法人のメインバンクさんは、一般的には「お固い」印象がある金融機関さんです。

そこがやるというのだから、きっと安心できる事業なのだろうという発想がありそうです。



理由その2:黒字の決算書

私たちの法人は2期連続黒字で決算を終了しました。金融機関さんからすれば、赤字の法人が

新規に借入をしたいと言っても、なかなか相談には乗ってもらえません。融資したお金を

赤字の穴埋めに使ってしまうのではないかと考えるためです。資金使途の虚偽は金融機関さんに

とってはかなり問題がある行為と映ります。そういう疑いをかけられないためには、黒字の決算書を

作っておくことが肝要となるわけです。



理由その3:対応の迅速さから生まれる親近感

最初からバシっと全ての資料が揃えられれば良いのですが、なかなかそうもいきません。

後から「あれも欲しい」「これも欲しい」と言われてしまうのは仕方ないかと思います。

義母はタスクを溜め込むのが大嫌いで、なんでもさっさと処理しないと気が済まない性格です。

(夏休みの宿題は序盤で全部終わらせるタイプ、と言えばいいでしょうか・・・私と大違いです)



近所だということもあり、必要と言われるものを迅速に持ち込んでいました。ここも評価された

一つのポイントではないかと思います。



そして、頻繁に顔をあわせることで生まれる親近感。銀行マンも人の子です。何度も顔をあわせれば

親しい感情も生まれてきますし、情も移ります。今回、プロパーで検討してくださるという

金融機関さんの担当の方が、こんなことを社長に向かって言ったそうです。



「社長がこれだけまめに足を運んでくださるのだから、私たちもやらないわけにいかないですよ」



こうやって言っていただけると嬉しいですよね、本当に。頑張った甲斐があるってものです。

できればこの金融機関さんと取引を開始したい。こちらもそう思うようになります。



上記3つの要素があり、これまで取引をしていなかった法人に対して、1億を超える融資を

プロパーで検討してくれることになったのだと思います。ひとつひとつはたいした話でなくても

複合するとすごい威力を発揮する。そんな話なのではないかと思います。



資金調達に関しては、ここが最後の正念場。なんとしても融資を成立させて、着工させたい。

そして社長に役員報酬を出して、親孝行をする。その一念で頑張りたいと思います。

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posted by ひろ* at 16:05 | Comment(0) | 太陽光発電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする