2014年04月21日

法人の減価償却は任意償却だけど・・・。

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税理士さんと仙台の法人についての決算状況の調整を行っております。

今回は物件の外壁塗装を保険が適用されない範囲は資本的支出とし、保険対象の工事と考えても

差支えがないところは修繕費にするという形で、ちょこっと黒字という線を達成できそうです。

(この考え方についてはこちらの過去ブログを参照ください)



私は基本的に、事業が黒字でなくてどうすると考える人です。

銀行さんから融資を得ようとするときに、赤字の儲かってない企業に喜んで貸しますか?

という話につきます(この考え方自体も、某先輩大家さんから叩き込まれたことです)。

赤字であれば、修繕費を資本的支出に変えられないか、経費ではなく繰延資産として扱えないか、

などを税理士さんと議論して、無理のない形で黒字にもっていくようにしております。



そんな中で、法人にだけ許される調整技があります。

それは「減価償却を全額計上せずに黒字とする」という技です。



法人だけが、減価償却を全額計上しなくても良いという特権を持っています。個人の場合は

全額強制償却となりますが、法人は任意償却でOKというルールがあります。



税理士さんとは、減価償却を計上しない形で黒字にするのもいいのではないか、という議論を

持ちかけました。しかし税理士さんとしては、それはあまりお勧めできないということです。



私が黒字にしたい理由は、金融機関さんへのアピールです。税理士さんもそこは承知しています。

それを踏まえて税理士さんは考えてくれるので、非常に助かっています。



今回の税理士さんの回答は「減価償却での調整はもはや時代遅れ」という内容でした。

時代遅れとはまた穏やかではない・・・。その心は?



「銀行さんは、仮に減価償却費を調整あるいはまったく計上しなかったりしても、その分を

 (経費として)カウントして決算書を見るということがわかったためです」



※減価償却費を全額ではなく任意の額だけ計上して黒字を維持したとしても、銀行さんは

 減価償却を全額計上したと仮定して財務分析を行う、ということです。



ほー、そうなんですね。なるほど・・・。それだとあまり調整する意味はないなあと思います。

減価償却を計上しないことで、簿価が落ちないことから、売却時に利益が出にくくなるという

効果はあるでしょう。しかし、融資審査時にその計上しなかった減価償却を計上して評価するなら

私の目的からすると完全に意味がないので、やる必要性がありません。



しかも余談ですが、税理士さんいわく、銀行さんは決算書を読み取って自動的に数値を組み替える

システムを備えているらしいです。ということは、減価償却費を計上させた形でないと正しい

財務分析はできないということなのでしょう・・・。しかしその理由がわからない私です。

ブログを読んでる方でこの辺りに詳しい人がいたらぜひご指導いただきたいところです。



法人は個人に比べて決算のコントロールがしやすいという話があります。その一因として、

減価償却費の任意計上というものがあると理解しています。ただ、今回の税理士さんの話を

聞く限りにおいては、減価償却の計上で決算の数字をコントロールするのはあまり好ましくない、

ということなのですね。少し自由度は減りましたが、そこは順守して決算書を完成させようかと

思っております。



税理士さんに任せっぱなしもいいですが、自分の会社の決算をどこに着地させたいかを考えるのは

税理士さんではなく経営者であるあなた自身が考えることです。税金を極力払わなくて済むように

赤字にする、という考え方もあるでしょうし、私のように融資審査に有利に働くよう黒字にしたい、

という考え方もあるでしょう。その気持ちを正しく税理士さんに伝えないと、結局思うような決算に

ならないのです。司令塔は経営者であるあなたです。そこを勘違いしないようにしていきましょう。

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posted by ひろ* at 07:48 | Comment(6) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする