2013年07月03日

呪い発動。

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昨日ブログの冒頭で一言だけ書いた「悲しいお知らせ」。

一昨日のブログで書いた「呪われたお部屋」で、また呪いが発動したという話でした。。。



時系列で書きます。



今年の初めくらいから入居したいということで、入居申込がありました。保証人がいない方ですが

市の就職支援の家賃補助を受けられるということで、お金に関しては取りっぱぐれはないだろうと

いうことで、ご入居いただくことにしました。家賃補助は半年なので、それにあわせて契約期間を

半年に設定し、その後の状況を見ながら判断できるようにしております。



ところが、役所から直接振り込まれる分以外の部分(駐車場など)がしょっぱなから入金なし。

その後も入金される気配がありません。どういうこっちゃねん。ほとんどの部分は役所から

直接入金されているので、大きな被害ではありません。しかしその追加分のところが、一度として

まともに入金されたことがないというのは大きなマイナスです。



管理会社さんは「半年経過して定期借家契約が切れたところで、追い出すことも視野に入れたい」

と申し入れてきました。滞納督促をしているのが管理会社さんなので、彼らの意向は基本的には

尊重しなくてはいけないと思っています。私も役所の補助が切れた後ちゃんと払ってくれるのか

不安だなあと思っていたので、それでOKという判断を致しました。



入居者様にそのことを通告したのが5月末。このままでは再契約できないから出ていってもらう

ことになるよ、ということを管理会社さんが伝えたところ、素直に退去することに応じてくれて

口頭で解約の意思を示していただいたとのことです。



しかし、6月に入ってからこの入居者様と連絡が取れなくなります。退去の段取りなどについて

管理会社さんが詰めようとしても、まったく連絡が取れないものですから何もできません。

解約の意思は得ているので、契約期限が切れるのを待って管理会社さんが部屋に突入しました。



・・・かなり酷い有様だったようです。クマさん的に言えば、いわゆる汚部屋(おへや)。



荷物や洋服は散らばりっぱなし、ゴミは部屋の中に積みっぱなし。極めつけには猫をこっそり

飼っていたようで、その猫が壁紙や建具をガリガリと爪でひっかいているわ、トイレのしつけが

出来ていなかったようで臭いが酷いわで、さんさんたる状況だったとのことでした。私も写真を

見せてもらいましたが、こりゃーリフォームにお金かかるなあと頭が痛くなりました。。。



管理会社さんの見立てでは、入居者様が部屋を出入りしている雰囲気はなく、猫にも餌を与えている

雰囲気はなかったとのことです。テープトラップを仕掛けて入居者様が出入りしているかが

わかるようにしておくと共に、部屋にあった餌を猫に与えておいてくれたとのことでした。

管理会社さんの担当の若者よ、グッジョブ。



さて、私はこの話を受けて、足りない知恵を絞って考えなくてはなりません。どうやって収めるか。



仮に夜逃げで今後二度と入居者様が捕まらない場合は、口頭での解約の意思を尊重して6月末で

契約は満了し、今お部屋にあるものは全て残置物とみなすことが出来ると思います。当方負担で

リフォームして、さっさと次の入居者様を募集するというのがまず一つのアイディアです。

どうしても入居者様と連絡が取れない場合は、この道を選ばざるを得ません。あとは住民票を

定期的にあげて、動きがあったらその住所に請求するくらいでしょう。回収の見込みは低いですが。



次に、もし入居者様と再度連絡が取れたとしたら、どう持っていけばいいかを考えました。

どのようにするのが一番回収の可能性が高いか。正直、多少入金が遅れてでも構わないので、

今のドロドロのお部屋をリフォームするくらいなら、そのまま入居いただいた方がいいのでは?

という気持ちになってきています。入居していない人から債権回収をするのは大変なのですが

入居している人であれば、そこから出ていくのを望んでいない限りはまだ回収しやすいです。

管理会社さんも、住んでいる人からの回収は上手にまとめてきますが、退去した人に関しては

なかなか回収が進まないという傾向があります。



勿論、滞納がかさんでかえって酷い結果になるというリスクはあると思います。賭けです。

しかし、この入居者様も滞納したくて滞納しているわけではないはずです。就職活動をしても

仕事が見つけられず、お金が払えなくなっていく・・・というところでしょう。本当に悪い人なら

開き直って居座るところを、素直に退去に応じてくれています。性根が悪い人ではないと思います。



私としては、私自身の債権回収の話も勿論あるのですが、入居者様にとってどうなるのが一番

幸せかを考えたいと思っています。今回の場合、おそらく私の物件に住みつづけることが

一番良い選択肢であるだろうと思います。であれば、住んで貰いながらお互いにWin-Winの関係を

築いていく方法を考えるべきではないでしょうか。



腹は固まりました。管理会社さんにお願いして、何とか連絡を取るよう頑張ってほしいということを

伝えました。携帯は解約もしくはストップされていて留守電にも伝言は入れられません。お部屋に

戻ってきている可能性を踏まえ、お部屋に伝言を残しておいてもらうことにしました。



このままだとリフォーム代を請求せざるを得ず、支払うことが難しい状況に陥る可能性が高いです。

もし差支えなければですが、車を売って家賃を下げて、生活保護を受給しながら住みつづける、

という案はどうでしょうか?お部屋に住み続けられるよう一緒に考えましょう。

私達も心配していますので、ご連絡をいただけませんか?



上記のような意味合いのものを置いておいていただきます。何とか連絡を取ってきてくれることを

期待したいところですが・・・。



管理会社さんと打ち合わせて、実際に連絡が来たら、家賃を少し下げることを提案したり

長期で住んで貰えるならリフォーム代についてもある程度免除することを許容するということで

話を進めてもらうことにしました。



最初は猫の飼主としてのあまりの無責任さに大変な不快感を覚え、プリプリしてたのですが

(人間の身勝手に動物を巻き込むな!)、冷静に考えれば猫を置いていかざるを得ないくらいに

せっぱつまっていたという見方もできなくはありません。そうだとすれば、そこまで追い詰めて

しまったこちらの対応も少し反省すべき個所はあるのかなと思います。



何にせよ、今後どのような展開になっていくかを注視していきたいと思います。

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posted by ひろ* at 07:42 | Comment(4) | 札幌3棟目(売却) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする