2013年05月03日

資産管理法人設立に向けてのQ&A。

人気ブログランキング参加中です。是非応援のクリックを。

現在11位です。思ったより事務作業をする時間が取れず、色々滞ってます^^;

応援クリックよろしくお願いします→人気ブログランキングへ



お友達の大家さんから資産管理法人について質問されましたので、ブログネタにさせていただきます。



この方はまだ1棟目を保有したばかりの人なので、節税とかそういうことを目的にはしておらず

あくまで今後の融資を法人で引いていきたい、ということで法人を作りたいという意向のようです。



@資本金をいくらにするか

A出資者を誰にするか

B決算期はいつがベストか

Cその他資産管理法人立ち上げの際留意するべき点



上記4点について質問がありましたので、自分の経験だけをベースにこんな回答をしてみました。

ただ、私も自分の体験しか拠り所はありません。本当に合っているのかな?という疑問もあります。

ベテランの方で親切な方がいらっしゃれば、回答の変なところをご指摘いただければと思います。

参考にする方も、あくまで私の経験だけの話ですので、真に受けすぎて問題が起こっても責任を

負うことはできませんので、ご自身でご納得の上で採用くださいませ。



@資本金(いくらにするのか)

私が法人を作ろうとした際にも、同じことで悩みました。その道のプロに聞くのが一番と思い、

会社設立を得意とする仲良しの行政書士さんにアドバイスを求めたところ、融資を引きたいなら

100万くらいは入れておいた方がいいよ、とアドバイスをいただいたことがあります。資本金は

物件購入に使ってしまってもOKなので、最初に入れるだけ入れておくのはありではないかと。



A出資者(誰にするか)

自分でいいと思います。

どちらかというと、代表や役員を誰にするかというところの方が大事ではないかと考えます。



なお、自分で代表をやると、会社の副業規定に引っかかる可能性があります。副業禁止の会社に

努めている方は、奥様が代表になってご自身は株主というパターンもあるようです。



また、役員報酬を使って会社の利益を圧縮するために、奥様やご両親など信頼できる親族の方に

役員として入ってもらうのもいいのではないかと思います。



私の場合、上記とはまた違う視点で法人の出資構成と役員構成を検討しております。

仙台に作った法人は現地在住の義母を代表にしました。出資もある程度義母を含めた役員全体が

行っております。義母が雇われ社長ではなく実態を伴う社長であると認めてもらう為の措置です。

この結果、仙台の会社と認めてもらい、仙台の銀行さんで融資を引きやすくなりました。



なお、出資を自分以外の親族にもさせる場合、相続をどうするかは考えた方がいいと思います。



B決算期(いつがベストか)

一般的に決算が立て込む12月末〆と3月末〆は避けた方がいいと個人的には考えております。

前にどこかのセミナーで聞いた記憶があるのですが「税理士さんが忙しくない時期を決算期に

した方が、税理士さんの価格を交渉できるしじっくり仕事してもらえる」ということを言っていて

なるほどと納得しました。



私は税理士さんに「仕事の負荷的に、いつ決算だと嬉しいですか?」と聞いて、それにあわせて

決算期を設定しています。その上で値引き交渉します(笑)



ただし、消費税還付などがある場合は自動的に期の切れ目は決まってしまうでしょう。

また、早めに実績を作りたいなどのニーズがあれば、半年くらい後を決算期にするのが良いかと。



Cその他資産管理法人立ち上げの際留意するべき点

定款にやりたいことをあれこれ入れるか、シンプルに不動産管理のみに絞るかは、融資を受ける

予定の銀行さんと相談した方がいいと思います。色々入れると、不動産の収益を他の事業に

振り向けられてしまうのではないかと警戒する金融機関さんもあるようです。



せっかく作った回答だったので、ブログネタとしても流用してしまいました。

ご覧になっている方にとって、少しでも参考になればと思います。

最後に人気ブログランキングのクリックを是非お願い致します。

↓面白かったと思った人は迷わず押すべし↓



お暇な方は食べ歩きブログもあわせてよろしくお願いします。




posted by ひろ* at 08:41 | Comment(4) | 法人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする